土曜日、久々に、うちから車で15分くらいのとろこにあるエールハウスに晩ご飯を食べに行きました。以前はちょくちょく行ってたパブですが、両親を連れて行った時、爺さんの選んだスープがめっさ不味くて、以降遠ざかっていたのです。


私の選んだビールは最近どこのパブに行っても注文する地元エール。(右)癖がなくラガーに近い味で、エール嫌いな私でも美味しく飲めます。旦那が選んだのは本日のスペシャルエール。旦那は旨いっ!って絶賛してたけど、焦げたような苦味で私には飲みにくかった!

和・美・Savvy Cooking

旦那のバカ、私のiPhoneでゲームばっかしやがって、結局買って1年経って、保証期間が切れると同時に調子が悪くなってしまった!(怒)そのくせ自分は新しウインドウズの電話機に換え、この晩も携帯のカメラ機能でビールや料理の写真を撮りまくってました。(笑)


あんた...もしかして...隠れブロガーとちゃうやろうね?妻に内緒で毎日しこしこブログを更新し、うちのババアがうるさいとか、愚痴っていたら承知せんぞぉ!(爆)


その旦那が撮った料理の写真。先ずは旦那の食べたBLTサンドイッチ。カリカリベーコンをたっぷり挟んでいてボリューム満点!サンドイッチ=ランチっぽいけど、晩ご飯としての役目を十二分に果たしました。

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私の頼んだのはフィッシュ&チップス。このエールハウスの魚はパン粉をまぶしたフライではなく、エゲレス風にビアーバターで揚げたものなのでとっても美味しい。

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そして昨日日曜日は、お友達ご夫婦から食事の招待を受け、ハイカラなレストランで晩ご飯を呼ばれました。とっても美味しかった!感謝。


てな事情で、本日はブログのネタにする料理ががないんどすぅ。(滝汗)


本当はここで打ち切ってまた明日にしようと考えていたのですが、今朝起きてアメブロメールをチェックしたら、“私の使っているホームベーカリー”に関する質問メールが読者さんから届いていたので、そのお答えを個人的にに返信せず記事にしちゃうことにしました。


文才のない私。(汗)言葉では上手く伝えられない点を、写真の力を借りてお答えしたい。でも、残念なことにアメブロメールでは写真添付ができません。そこで、公開日記を私用し恐縮なのですが、この場を借りて写真つきで質問に答えさせていただくことにします。


まず、私の使っているホームベーカリーの機種の確認からです。下の写真のパナソニック製SD-YD250。イーストが自動的に投入されるディスペンサー付きのものです。

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悔しいことに、同じ機種の同時期に購入した英国仕様は、
レーズンを投入するディスペンサーもついとるんよ!


ではご質問の1つ目です。私のパンレシピの中で必ず登場する、“生地コース選択”と言う表現について、これは強力粉で作る生地の時は、BasicのDoughコース(下の写真)、全粒粉で作る(または一部全粒粉)の生地の時は、Whole WheatのDoughコースのことです。
 
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このパナソニックの機種には同じく生地コースに、Pizza Doughコースと言う、ピザやフォカッチャの生地専用のコースが付いていますが、私はこのコースは一切使用していません!このコースでえらい目にあってしまったからっす!(滝汗)


私がこのホームベーカリーを買った頃に、同じ機種を愛用している読者さんから、“ピザコース”に関して今回同様に質問を受けました。その方、付属のレシピ通りにピザコースを選択して生地を作ったら、ドロドロの生地でまとまりがつかなかったと不平を鳴らされいました。


まさかこの優秀なパナソニックの機種で、そんなことがあろうずないと疑い、私も試しに同じレシピでピザコースを選択しピザ生地を捏ねてみたのです。結果、読者さんのご指摘通り、私の生地もドロドロになってしまいました。


私は“掃除をするのが大嫌いな綺麗好き人間”。(爆)打粉を打った台や、打粉が飛んだフロアーが堪らず嫌いなのに、それを掃除するのはもっと面倒で大嫌い!


私にとってホームベーカリーで作る生地の第一条件は、極々少量の打粉でサササッと形成できるってこと。それが、粉をたっぷり打ちながら粘りが出るまで生地を捏ねる?冗談はよせ!(怒)で、このコースは以降、“開かずの間”ならぬ“押さずのボタン”となりました。


ピザ生地も私は こちらのレシピ の材料を容器に入れ、BasicのDoughコースで2時間20分かけて生地を捏ねています。


次の質問は、このパナソニックの機種の“レスト”時間に関してです。


この機種、早焼き、ケーキコース、ピザ生地コース以外のコースでは、スイッチを入れたら40分から1時間以上、うんともすんとも言わず、ジーッと休息状態に入ります。“レスト”時間です。


今回私に質問してこられた方は、文面からするとどうもこのレスト時間を煩わしく感じておられる様子。でも私は反対に、このレストの時間が、パナソニックのホームベーカリーの機能中、もっとも気に入っている点なのです!


パンの生地を捏ねる際、イーストの働きを活発にするために温めた牛乳や水を加えますよね。パン焼きのベテランには触感で適温が判断できても、私みたいなド素人には、温度計を出してきて計らないとよぉ分からんのです。


私は元々ガッツリ飯系の人。パンってのは私にとっておやつでしかなく、それほど魅力のある食べ物ではない!これから一生食べれなくても平気。(笑)パン作りは確かに楽しい、でも、温度計で液体の温度を計ってまでは作りたいとは思わないのです。


そんな私の強い味方が、このレストの時間です!


冷たい牛乳や冷水を容器に加えても、ホームベーカリーのスイッチを押すと自動的に予熱が始まり、中の温度がイーストの働きを活発にする適温に達した時点で、ディスペンサーからイーストが投下されます。


現在愛用のパナソニックのホームベーカリーで捏ねる生地が、日本で使っていた、イーストもいっしょに容器に投入し、スイッチを押すと即動き出すツインバードのものより数段優れているのは、このレスト機能とイーストディスペンサーのおかげだと感謝しています。


ちなみに私の使っているイーストは下の写真のものです。アメリカのスーパーならどこででも売っている、ホームベーカリー専用のドライイーストです。これを私は冷蔵保存しています。
 
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イーストは古くなると効果が薄れるって聞くけれど、しばらくパンを焼かない時など、開封後半年以上冷蔵保存していたもので生地を捏ねますが、そんな古いイーストでも、この機能とディスペンサーのおかげで、パンはいつも通りにふっくらと膨らみます。


そうそう、私の長年のブログ友達のミセスCが、米ユタ州の標高の高いところに住んでおられるのだけど、彼女、一度別のメーカーのホームベーカリーを購入したら、色々手を施しても標高が高すぎパンが膨らまなくて結局返品したんです。


でも、自宅で焼くパンが諦めきれずホームベーカリーを欲しがっていたから、私は自分の使っているパナソニックの機種を勧めました。彼女、私の勧めに従って即同じのを買ったのですが、標高云々に関係なく、パンがふっくらと焼けるようになったそうです。


牛乳や水の適温を知り尽くしたパン焼きのベテランの間では、このレストの時間が煩わしいと思う人も少なくないみたいで、最近の機種では、マニュアルにレスト時間をコースから外せるものも登場しているとかいないとか。


でも、私みたいにド素人や、ミセスCみたいにイーストの働きに大きな影響を及ぼす環境に住んでいる人にとっては、このレスト機能とイーストディスペンサーは必要不可欠なのです。


全自動で焼く食パンの焼き具合に関しても質問を受けました。色々試されたようですがバリバリの耳に焼けてしまい、結局、生地だけホームベーカリーで捏ね、パン型に移してオーブンで焼き、やっと日本の食パンのような柔らかい耳のが焼けるようになったそうです。


私はホームベーカリー任せで食パンを焼くのは、もうずいぶん前に止めてしまったため、焼き具合の質問を受けても、正直、焼いていた頃の状態がどうだったか思い出せず、即回答できません。


私の使っているアメリカ仕様の機種を例にとるなら、XL、L、そしてMの3つの大きさの食パンをお任せコースで焼くことが出来ます。ところが、この一番小さいMサイズでも、粉の量は420gも加えるのです!(驚)


この量って、日本のホームベーカリーで焼く食パン1斤のほぼ2倍よね!さすが、何をしてもデカイ雨やん!(爆)夫婦二人でこげにデカイ食パンを焼いても、食べきる頃には固くなったり、冷凍保存のものを食べる羽目になりますやん。


おまけに、粉の量が2倍なら、ホームベーカリーの容器の幅も日本のものの倍あるなら良いのだけれど、容器の幅は日本のものと比べさほど違いません。つまり、行き場のないパン生地は上に膨らむ為、焼きあったパンは山高で、XLなんかだったら高さ20cmくらいあります!(驚)


それをスライスしてトーストするとなると、1枚を横に2等分しないとトースターに収まりきらないのです。


そんなこんなで食パンは不都合が多いため焼くのは止めてしまいました。もっぱらスーパーでトースターに合うサイズのものを買って来ています。


でも、昨日の記事でも紹介したように、今私はビタミンCを加えて焼くパンに嵌っている!(笑)そこで今日は、強力粉で久々にホワイトな食パンを焼いてみました。焼き目は3種類から選べますが、私はいつも一番薄めを選択。こちらが今日焼いたパンの写真です。

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ところで、質問メールの中に、“日本のレシピを使ってもどっしりした食パンに焼きあがる”と言う一節があったのですが、これは日本のホームベーカリー用の分量を、そのままアメリカ仕様のホームベーカリーの容器に入れて焼くという意味なのか知らん???


以前、私もアメリカ仕様のホームベーカリーで、日本サイズのパンが焼けないものかとサーチしたことがあります。結果いくつか方法は見つけたのですが、結局試さずじまいでした。


なので想像の範囲でしかものが言えないけれど、もしメーカー推奨の分量の約半分の生地のパンを焼いた結果なのであれば、なんらかの工夫を凝らさないと、火力や焼成時間の違うアメリカ仕様の機種では、上手く焼けなくて当然なんじゃないかなと思います。


ちなみに私と同じ機種の英国版を使っている義妹が、ホームベーカリーのお任せコースで焼く食パンは、耳がカリカリで3mmくらいありましたよ!(笑)


エゲレスって電圧が230Vあり、昔住んでいた頃には、(もっとも結構古い機種だったけど)炊飯ジャーもジャー機能は使ったことがなかったのです。電圧が強すぎる為、ご飯がパサパサになったり、薄っすら焦げ目がついたりしたからです。


義妹の焼くパンの耳が超分厚くカリカリなのも、炊飯ジャーと同様に高電圧による現象かなと勝手に想像し、こんなもんでしょうと納得して、私はおとなしく食べとりました。(笑)


しかし、結局のところ、電圧が100Vだろうが、120Vだろうが、200V以上あろうが、ホームベーカリーで焼く食パンの耳に、日本の市販の食パンの耳の柔らかさを求めても、無理ではないかなと思うんですよね。


ホームベーカリーの容器って電熱に直接当たっているじゃないですか。パンの芯までしっかり焼きあがるまでに、電熱に直当たっている外側は、どうしても分厚くカリカリに焼きあがってしまうのではないかと...。


日本の食パンの耳のように柔らかく焼き上げるには、質問してこられた方が最終的に実行されている、生地だけホームベーカリーで捏ね、型に入れてオーブンで焼くのが正解なのではないでしょうかね。


本日私が久々に、しかもビタミンCを加えて焼いたパンも、底と側面の容器に直接当たっていた部分は、やっぱりカリッとしています。しか~~し...


ビタミンCの効果はすごいです!


中はまるで スコットランドのふかふか朝食ロール みたいに、引っ張ったらビロンチョォ~~~と伸びるふかふか食パンに焼きあがりました。


ビタミンCを加えた全粒粉100%の食パンの食感が、蒸しパン風のしっとりしたものなら、こちらはまるでホテルブレッドな柔らかさ。今までホテルブレッド自宅再現のため、卵を入れてみたり生クリーム加えたり色々トライしたけれど、ビタミンCがそれを現実のものにしてくれましたワン。


とまぁ、質問の答えになっているかどうか、パン焼きド素人の私が、自分が普段やっていることをそのまま記し、分かってもいないくせに分かったような振りして、偉そうに自分なりの考えをつらつら述べさせていただきました。(深謝)


さぁ、今晩はちゃんこです!味噌ちゃんこにしてくれと旦那からリクエストされているのですが、いつもとはちょっと違う作り方をしてみようかな...なんて、今また、私の悪戯心はくすぐられております。。(笑)