寒いよ、本当、寒い!去年も一昨年も、シアトルの秋ってこんなに寒かったかな...?って疑っちゃうほど、寒い!そろそろ雪も降るだろうね。そうなると絶対に停電するだろうし、上り坂下り坂の雪道の運転は危険だから町にも行けず、陸の孤島化する我家。(涙)


情けないことを今から想像するのは止め、寒い夜は体の芯からポッカポカ温まる鍋が食いたい!


何の鍋が今一番食いたいかってぇと、おでんです!それを旦那に言うと、一緒になっておでんが食べたいって言うんだけど、練り物が好きじゃないから、旦那。私に気を使って合わせてくれているのが良く分かるので、なかな作れないんだよね。


でも、練り物が嫌いって言う旦那も、私が手作りするタイフィッシュケーキは大好き。つまり、市販の練り物が嫌いなだけなんだね。ほな、おでんを旦那に遠慮なく作って食べる為に、練り物を手作りしまひょやないかいな!(笑)


具沢山さつま揚げ

和・美・Savvy Cooking

下の写真はティラピアと言う魚です。この夏イギリスからたくさんやって来たゲストの為に、フィッシュタコスでも作ろうと思い、コストコで2kg以上入った大きなパックを買ったら、結局1枚も使わず、大量に冷凍庫に残ってしまいました。

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夏以降、すでに何度かこの魚を利用した料理をブログで紹介していますが、今回は、手作りのさつま揚げを入れたら旦那もおでんを喜んで食べるかも...なら、残っているティラピアでさつま揚げが作れないものか...と、思いついたのが今日のお料理に至ったわけです。


“さつま揚げの作り方”でネット検索すると、結構たくさんレシピが出てくるんですよ。そして、とても簡単に作れるんです!手間なのは魚をすり身にすることくらいで、味付けも魚や野菜の持ち味を生かし殆ど味付け不要。


そして、さつま揚げの作り方は、お国違えど、私がよく作るタイ風フィッシュケーキの作り方と基本は同じ。ネット検索で調べたレシピとフィッシュケーキのレシピを比較すると、使う調味料と卵を入れるかどうかだけの違い。


殆どのさつま揚げのレシピのお魚は鱈でしたが、ティラピアでも作れんことはないやろうと思い、失敗覚悟でさつま揚げ作りに挑戦!


どうせ作るなら、子供の頃から私が好きな紅しょうが天風のさつま揚げにしようと思い、しこたま紅しょうがを入れたよん!あと、お魚の量にしたら野菜がちょっと多いようにも思いますが、私は野菜ボール風な練り物が好きなので、これも遠慮なくボカボカ投入しました。(爆)


<材料 8枚分>

ティラピア、または鱈...300g
酒...大さじ2
みりん...大さじ1
塩...小さじ1
味の素...適宜(オプショナル)
コーンスターチ、または片栗粉...大さじ2
刻み葱...(日本製の)カップ1/2
にんじん、皮を剥きチーズグーレターの目の粗い方で削る...6cm程度
ごぼう、包丁の背で皮をざっと削り取りチーズグレーターの目の粗い方で削る...6cm
山芋、皮を剥き細かく刻む...5~6cm
紅しょうが、水気をペーパーで絞り細かく刻む...大さじ2~3


(その他)
サラダ油、揚げ焼き用...適宜


<作り方>

1.ティラピアを包丁で細かく刻み、更に5~6分、粗いすり身になるまで念入りに、コンコン、コンコンと包丁で叩き潰す。

2.1をすり鉢に入れ、酒、みりん、塩、味の素(オプショナル)を加える。すりこ木で10分程度擂り続ける。

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包丁で細かく刻んだ後は、調味料と共にフードプロセッサーにかけてから
すり鉢で擂り潰しても良いと思います。
私はFPを洗うのが兎に角面倒で嫌いなので、マニュアルにやってしまいました。(笑)

3.2にコーンスターチを加え、更に粘りが出るまで数分擂り潰す。

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4.3に野菜を加え、手でしっかり粘りが出るまで混ぜ合わせる。

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山芋はお好み焼き風に擦って入れようかと相当考えたのだけど、
食感が違ってしまうかな...と思い、刻んで入れることにしました。


5.手を湿らせ4を8等分し更に平たく円形に形成する。フライパンにサラダ油を分厚く(5~6mm)引いて熱し、4枚ずつ揚げ焼きする。ペーパーに取り出し余分な油を取り除く。

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どっちみちさつま揚げ8枚もおでんに入れないし(笑)、半分は揚げたてのホヤホヤをご飯のおかずにして食べることにしました。と言うことで、久々の和食!!!ラブラブ!


麦ご飯を炊こうかなと思ったら、先週ス末ロークッカーでローストしたチキンが100g強だけ残っていたので、それを使い白いお米で五目飯を炊きました。

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具はチキンの残りの他には、ごぼう、人参、干ししいたけ、ひじき、それに油揚げです。出汁は自分で取るのが面倒だったので、簡単に市販の白だしを使用して炊飯。


汁ものは大根とえのき茸のお味噌汁。青いものは刻んだ紫蘇を加えたサラダで、旭ポンズとごま油を混ぜた和風ドレッシングをかけとります。久々の和食。やっぱ嬉しいぃ...!音譜

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久々の和食、食器も久々にダイソーシリーズだよん!(爆)


チキンは炊き上がってから混ぜて蒸らすだけにしようかと思いつつ、これまた面倒臭くて最初から投入して炊飯したら、胸肉だったこともありちょっとパサッとした仕上がりに。でも、味はめっさ美味しい五目飯でした。

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違う角度からさつま揚げを見ていただきやしょう!ほら、野菜がたっぷり入っていて、まるでお好み焼き風でしょう。

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生姜の摩り下ろしたのを混ぜた醤油につけて食べた揚げたてのさつま揚げ。旦那、こりゃあ旨い!と大絶賛し、練り物なのにパクパク食べていました。(笑)


これならおでんに入れても、間違いなくからしをたっぷりつけて食べてくれるはず。いっそごぼう天とか、ちくわも自分で手作りしちゃおうか知らん?(笑)兎に角、残りのさつま揚げは冷凍したので、近日中におでんが現実化します!


スイートコーンやたまねぎ、タコや桜海老なんかを入れても美味しいと思います。FPで一気に白身魚をプロセスし、是非是非作って見てくださいませ。絶品だすぅ!!!