私は腰痛もちで、その腰痛がまた普通の人が腰が痛いと愚痴るレベルをはるかに超える、かなり悪性の腰痛なのです。これまで数を重ねた引越の度、その腰を傷めているので、旦那は引越業者に荷造りから開封まで全部お願いすると言うんですよ。


でも、海外の引越業者の仕事は、日本の引越業者の足元にも及ばない酷いクオリティー!引越先で開封すると、割れたり壊れたりしているものがたくさんあったと言う、苦い経験をこれまでにしているので、あいつらには絶対に壊れ物だけは触らせたくないんですよね!


だから、一昨日は割れ物の80%を自分の手で、1つ1つ丁寧にティッシュで包み、パチパチバブルラップで包んで箱詰めしました。でも詰めすぎて、晩飯作っても食べる皿が殆どない状態に。(汗)残った数枚の皿や器で食べれるものは、こんなものしかなったのです。(苦笑)


クリーム・オブ・マッシュルーム・スープ

和・美・Savvy Cooking

近所のスーパーに珍しく数種類の茸が並んでいました。しかも、オイスターマッシュルームなんていつも干からびたのしかないのに、一昨日はこれなら買って使おうと思う新鮮なものが一杯。

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手前の茶色いのはブラウンマッシュルームと椎茸です。ねずみ色した舞茸としめじの混血児のようなマッシュルームがオイスターマッシュルーム。そして一番奥の黄色いマッシュルームがシャンテレルです。トータルで500gを越えるたっぷりの茸。


日本でならこの時季、しめじや舞茸、椎茸やエリンギなどを詰めた茸セットがよく売っていますよね。あれにブラウンマッシュルームを追加して作れば、すっごく美味しいスープが出来上がります。


これらを煮込んで作るクリーミーなマッシュルームスープは、旦那も私も大、大、大好き!本当、美味しいよ!


ところで、美味しいマッシュルームスープを作るには3つコツがあります。1つ目はバターを使うこと。


他のスープはヘルシー面を考慮しオリーブオイルを代用しても、オニオンスープとマッシュルームスープだけは、バターで具を炒めるってのは不可欠!


2つ目はたっぷりのガーリック。バター、にんにく、そして茸は仲良し3トリオだから、これも香りの良いものを3かけくらい思い切って投入しちゃいます。


そして3つ目。これはあればの話ですが、ドライシェリーなどの強化ワインを使うと、マッシュルームスープやリゾットなどは味にぐっとコクが出ます。私は大概いつもバムース(ベルモット)を使っています。どちらもなければ白ワイン代用でオーケーです。


<材料 4~5人分>

バター...30~40g
たまねぎ、スライスする...大1個
にんにく、スライスする...3~4かけ
茸類、石突の汚れを取り除き適当な大きさに切る...500g前後
ドライシェリーかバムース、なければ白ワイン...100ml程度
野菜またはチキンストック、固形スープをパッケージの分量通りに湯に溶いたもの...1.5リットル弱
塩こしょう...適宜
生クリーム...100ml程度

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<作り方>

1.鍋にバターを熱したまねぎを炒める。3~4分炒めてしんなりしてきたらにんにくを加え、更に1~2分芳ばしい香りが立つまでいためる。

2.1に茸類を加え多少しんなりするまで1~2分炒める。強化ワイン(もしくは白ワイン)を加え、水分が約半減するまで強めの火で煮詰める。(2分程度)

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3.2にストックを加える。煮立ってきたら火を弱めて蓋をし、30分程度煮る。

4.3を火からおろしブレンダーで攪拌して再び火に戻し、塩こしょうで味を調え、生クリームを加えて一煮立ちしたら出来上がり。


このスープの他に準備したのは、スーパーで買ってきたバゲットのみ。皿や器もないし、その上引越準備の大詰めでかなり忙しく、かなり疲れているので、これくらいが私に出来る精一杯の晩ご飯なのです。

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でも、これが実に美味しくて、旦那も大満足!残ったのは翌々日の今晩、また新たに買ってきたバゲットと共にいただきました。


さて、引越まであと1週間を切りました!明日からはペンキを塗りが始まり、私もいっそう忙しくなることでそう。

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