昨日記事にした手作りの苺ジャム。そのジャムを使い今週の旦那の同僚への差し入れを作りました。
もう、美味しくて、美味しくて、甘いものにはそれほど関心のない私でさえ、残ったのを食べながら、あいつらにやるのもったいないなぁ...と、独り占めしたくなるようなお菓子に出来上がりました。(笑)
ジャミー・ドジャーズ
ジャミー・ドジャーズなんて、日本ではあまり聞かない英語だから、一体どういう意味なんやろうと思われるでしょう。
ジャミーはジャムのこと、そしてドジャーは“ペテン師”なんて意味の他に、“サンドイッチ”と言う意味があります。つまり、単にジャム・サンドと呼べばよいものを、俗語的にジャミー・ドジャーズと表現しただけのものです。
実は私の作ったジャミー・ドジャーズは、イギリスのビスケットメーカーの商品を手本にしたものです。
商品名もそのまま“ジャミー・ドジャーズ”と名づけられたそのビスケットが、どんなのかはこちらのリンク先の画像 をご覧下さい。
以前、私の大好きなマーサ・スチュワートが、オレオクッキーの自宅再現をテレビでデモンストレーションしていましたが、オレオを作りたいアメリカ人達や、カントリーマームの様な半生クッキー自宅再現に余念がない日本人達と同じことをしたわけです。
商品として売られているジャミー・ドジャーズは、決して高級感のあるビスケットではないんです。反対に、紅茶かコーヒーを飲みながらでないと食べれないような、さくさくしたドライなビスケットです。
ところが、私って因果な奴で、高級ビスケットよりも、ジャムやカスタードクリームを挟んだその安っぽいビスケットが大好き。だからイギリスに帰ると必ずジャムサンドかカスタードサンドを買い、なみなみとマグに注いだミルクティーを飲みながら食べるのが楽しみなんです。
私バージョンのジャミー・ドジャーズは、ふんだんにバターを入れて焼いたビスケットに、上品な味のバニラクリームを塗り、その上に手作りの苺ジャムを塗った高級感ある味のビスケットです。市販のものとは比較になりません。
市販のジャミー・ドジャーズは真ん中にハートの形の窓があり、そこから赤いラズベリージャムが顔を出しているんですが、私は100均のハート型と星型で2種類の窓を作りました。星は雨人を称え星条旗を意識しました。
材料は覚えやすい様に、砂糖は粉の1/2。バターは粉と砂糖の合計の重さの1/2にしています。生地が扱いにくいので破れて抜きなおしなんてこともありますが、何も挟まずそのまま食べても実に美味しいビスケットなので、是非是非作ってみて下さい。
ちなみに昨日ブログの最後に、英国の田舎町のファームのばっちゃんが、自宅のリビングで商うカフェで出てくるような手作りビスケットと申しましたが、この手のばっちゃんカフェでは、ジャムは手作りしてもビスケットは大概安っぽい市販品の方です。(笑)
<材料 23~24個分>
小麦粉...240g
塩...1つまみ
無塩バター、冷蔵庫から出したてのもの...180g
グラニュー糖...120g
卵黄...1個分
(バニラクリーム)
無塩バター...50g
バニラオイル...少々
粉砂糖...100g
(その他)
打ち粉...大量に要!!!(←半端じゃなく、大量です!爆)
苺、ラズベリー、または好みのジャム...適宜
<作り方>
1.小麦粉と塩をあわせふるいにかけながらボウルに入れる。角切りにした冷たいバターを加え、指かペーストリーブレンダーで粉に擦り込み、壊れたビスケットのようなそぼろ状にする。(フードプロセッサーがあれば使うと便利です。)
2.1にグラニュー糖を加え全体にまんべんなく混ぜ合わせる。
3.2に溶いた卵黄を加え生地をひとまとめにする。
4.3をシリコンシートの上か薄く打ち粉をした台の上に取り出し、滑らかな生地になるまで捏ねる。滑らかになった生地はアルミフォイルで包み、冷蔵庫で最低30~40分冷やす。
5.4の生地をたっぷり打ち粉をした台の上で3mm程度に延ばし、6cmの花型または丸型を使って型抜きする。
生地は打ち粉が少ないと台にくっつき剥がれなくなるのでたっぷり打っておきませう。
シリコンシートやベーキングペーパーを使っても打ち粉はたっぷり必要です。
麺棒や台の上にくっついた生地をこまめに掃除すると生地を綺麗に延ばせます。
シリコンシートやベーキングペーパーの上で延ばしたら、
剥がす時にシートやペーパーをシールの裏紙を剥がす要領でめくれて便利です。
6.型抜きした生地の半分の中心に、小さいハート型や星型で窓を作る。
出ました、ダイソー商品!海を渡ってまで愛用されています!(爆)
でも、このハートと星型、大小さまざまなサイズでセットになっていて
使ってみた感じも100均とは思えない優れものでした。
但し、ダイソーの麺棒はよろしくない!
短くて洗うのも簡単だしと思い買いましたが、生地がくっついて仕方なかった。
結局またいつもの大きいのを出してきて生地を延ばしました。
ちなみに花型は100円じゃないので、我が家にあるものがみな100均と誤解しないように。(爆)
台の上でハートや星の型で生地の真ん中をくり貫くと、
破れやすい生地なので剥がすのに苦労します。
型抜きした生地を一旦小さく切ったベーキングペーパーの上に載せくり貫くと、
シールの裏紙を剥がすように簡単に剥がせて破れたり型崩れしたりしません。
7.型抜きした生地をベーキングシートを敷いたオーブントレーに並べ、180度で予熱を済ませたオーブンで10~12分焼く。
8.焼きあがったビスケットはワイヤーラックに並べ完全に冷ます。(焼き上がり非常に柔らかく割れやすいので扱いにはくれぐれも注意!)
9.バニラクリームを作る。ボウルにバターを入れレンジで10~15秒加熱し柔らかくする。バニラオイルを加え混ぜ合わせたら、粉砂糖を加え白っぽく滑らかなクリームになるまでよく混ぜ合わせる。
10.底になるビスケットに少量のバニラクリームを塗り、その上にたっぷりのジャムを塗って、ハートや星の窓を作ったビスケットをサンドしたら出来上がり。
日本やアメリカは乳製品が最低に不味いですが、イギリスやアイルランドの乳製品は、実に美味しいんですよ!だからイギリス人もアイルランド人も乳製品が大好き。牛乳、クリーム、チーズ、そしてバター。
私は昔元彼のアイルランド人の叔母さんが、バタービスケットにさらにバターをこってり塗って食べるのを目にし驚きましたが、試しに自分も塗ってみたらそれが最高に旨かった!
以降、贅沢な気分を味わいたい時は、たまにカロリーのことなど忘れ、バターを塗ってバタービスケットを食べることがあります。私バージョンのジャミー・ドジャーズにバニラクリームを挟んでいるのも、高級感ある味のビスケットをさらに贅沢にするためです。
昨日は近所のクラフトショップで箱とティッシュを買って来て、この贅沢なビスケットを箱詰めにしました。今朝それを旦那は会社に持参しましたが、みんな気に入って食べてくれたことと思います。
市販のジャミー・ドジャーズには、ビスケットとビスケットをしっかりくっつける為に、化学品を加えた粘着力のあるジャムが使用されています。
それに反し、自宅で作ったまざりけのない自然なジャムはどうしても流れやすいので、少々食べ難いという問題点もありますが、美味しいです!実に、実に、美味しいです!
これを食べながら英国製のティーバッグで淹れた濃いミルクティーを飲む時、至福の境地とはこれかと改めて実感するほど美味しいです!
もう、美味しくて、美味しくて、甘いものにはそれほど関心のない私でさえ、残ったのを食べながら、あいつらにやるのもったいないなぁ...と、独り占めしたくなるようなお菓子に出来上がりました。(笑)
ジャミー・ドジャーズ
ジャミー・ドジャーズなんて、日本ではあまり聞かない英語だから、一体どういう意味なんやろうと思われるでしょう。
ジャミーはジャムのこと、そしてドジャーは“ペテン師”なんて意味の他に、“サンドイッチ”と言う意味があります。つまり、単にジャム・サンドと呼べばよいものを、俗語的にジャミー・ドジャーズと表現しただけのものです。
実は私の作ったジャミー・ドジャーズは、イギリスのビスケットメーカーの商品を手本にしたものです。
商品名もそのまま“ジャミー・ドジャーズ”と名づけられたそのビスケットが、どんなのかはこちらのリンク先の画像 をご覧下さい。
以前、私の大好きなマーサ・スチュワートが、オレオクッキーの自宅再現をテレビでデモンストレーションしていましたが、オレオを作りたいアメリカ人達や、カントリーマームの様な半生クッキー自宅再現に余念がない日本人達と同じことをしたわけです。
商品として売られているジャミー・ドジャーズは、決して高級感のあるビスケットではないんです。反対に、紅茶かコーヒーを飲みながらでないと食べれないような、さくさくしたドライなビスケットです。
ところが、私って因果な奴で、高級ビスケットよりも、ジャムやカスタードクリームを挟んだその安っぽいビスケットが大好き。だからイギリスに帰ると必ずジャムサンドかカスタードサンドを買い、なみなみとマグに注いだミルクティーを飲みながら食べるのが楽しみなんです。
私バージョンのジャミー・ドジャーズは、ふんだんにバターを入れて焼いたビスケットに、上品な味のバニラクリームを塗り、その上に手作りの苺ジャムを塗った高級感ある味のビスケットです。市販のものとは比較になりません。
市販のジャミー・ドジャーズは真ん中にハートの形の窓があり、そこから赤いラズベリージャムが顔を出しているんですが、私は100均のハート型と星型で2種類の窓を作りました。星は雨人を称え星条旗を意識しました。
材料は覚えやすい様に、砂糖は粉の1/2。バターは粉と砂糖の合計の重さの1/2にしています。生地が扱いにくいので破れて抜きなおしなんてこともありますが、何も挟まずそのまま食べても実に美味しいビスケットなので、是非是非作ってみて下さい。
ちなみに昨日ブログの最後に、英国の田舎町のファームのばっちゃんが、自宅のリビングで商うカフェで出てくるような手作りビスケットと申しましたが、この手のばっちゃんカフェでは、ジャムは手作りしてもビスケットは大概安っぽい市販品の方です。(笑)
<材料 23~24個分>
小麦粉...240g
塩...1つまみ
無塩バター、冷蔵庫から出したてのもの...180g
グラニュー糖...120g
卵黄...1個分
(バニラクリーム)
無塩バター...50g
バニラオイル...少々
粉砂糖...100g
(その他)
打ち粉...大量に要!!!(←半端じゃなく、大量です!爆)
苺、ラズベリー、または好みのジャム...適宜
<作り方>
1.小麦粉と塩をあわせふるいにかけながらボウルに入れる。角切りにした冷たいバターを加え、指かペーストリーブレンダーで粉に擦り込み、壊れたビスケットのようなそぼろ状にする。(フードプロセッサーがあれば使うと便利です。)
2.1にグラニュー糖を加え全体にまんべんなく混ぜ合わせる。
3.2に溶いた卵黄を加え生地をひとまとめにする。
4.3をシリコンシートの上か薄く打ち粉をした台の上に取り出し、滑らかな生地になるまで捏ねる。滑らかになった生地はアルミフォイルで包み、冷蔵庫で最低30~40分冷やす。
5.4の生地をたっぷり打ち粉をした台の上で3mm程度に延ばし、6cmの花型または丸型を使って型抜きする。
生地は打ち粉が少ないと台にくっつき剥がれなくなるのでたっぷり打っておきませう。
シリコンシートやベーキングペーパーを使っても打ち粉はたっぷり必要です。
麺棒や台の上にくっついた生地をこまめに掃除すると生地を綺麗に延ばせます。
シリコンシートやベーキングペーパーの上で延ばしたら、
剥がす時にシートやペーパーをシールの裏紙を剥がす要領でめくれて便利です。
6.型抜きした生地の半分の中心に、小さいハート型や星型で窓を作る。
出ました、ダイソー商品!海を渡ってまで愛用されています!(爆)
でも、このハートと星型、大小さまざまなサイズでセットになっていて
使ってみた感じも100均とは思えない優れものでした。
但し、ダイソーの麺棒はよろしくない!
短くて洗うのも簡単だしと思い買いましたが、生地がくっついて仕方なかった。
結局またいつもの大きいのを出してきて生地を延ばしました。
ちなみに花型は100円じゃないので、我が家にあるものがみな100均と誤解しないように。(爆)
台の上でハートや星の型で生地の真ん中をくり貫くと、
破れやすい生地なので剥がすのに苦労します。
型抜きした生地を一旦小さく切ったベーキングペーパーの上に載せくり貫くと、
シールの裏紙を剥がすように簡単に剥がせて破れたり型崩れしたりしません。
7.型抜きした生地をベーキングシートを敷いたオーブントレーに並べ、180度で予熱を済ませたオーブンで10~12分焼く。
8.焼きあがったビスケットはワイヤーラックに並べ完全に冷ます。(焼き上がり非常に柔らかく割れやすいので扱いにはくれぐれも注意!)
9.バニラクリームを作る。ボウルにバターを入れレンジで10~15秒加熱し柔らかくする。バニラオイルを加え混ぜ合わせたら、粉砂糖を加え白っぽく滑らかなクリームになるまでよく混ぜ合わせる。
10.底になるビスケットに少量のバニラクリームを塗り、その上にたっぷりのジャムを塗って、ハートや星の窓を作ったビスケットをサンドしたら出来上がり。
日本やアメリカは乳製品が最低に不味いですが、イギリスやアイルランドの乳製品は、実に美味しいんですよ!だからイギリス人もアイルランド人も乳製品が大好き。牛乳、クリーム、チーズ、そしてバター。
私は昔元彼のアイルランド人の叔母さんが、バタービスケットにさらにバターをこってり塗って食べるのを目にし驚きましたが、試しに自分も塗ってみたらそれが最高に旨かった!
以降、贅沢な気分を味わいたい時は、たまにカロリーのことなど忘れ、バターを塗ってバタービスケットを食べることがあります。私バージョンのジャミー・ドジャーズにバニラクリームを挟んでいるのも、高級感ある味のビスケットをさらに贅沢にするためです。
昨日は近所のクラフトショップで箱とティッシュを買って来て、この贅沢なビスケットを箱詰めにしました。今朝それを旦那は会社に持参しましたが、みんな気に入って食べてくれたことと思います。
市販のジャミー・ドジャーズには、ビスケットとビスケットをしっかりくっつける為に、化学品を加えた粘着力のあるジャムが使用されています。
それに反し、自宅で作ったまざりけのない自然なジャムはどうしても流れやすいので、少々食べ難いという問題点もありますが、美味しいです!実に、実に、美味しいです!
これを食べながら英国製のティーバッグで淹れた濃いミルクティーを飲む時、至福の境地とはこれかと改めて実感するほど美味しいです!