想像を絶する災害が起こり対応に戸惑うのは分かるんですが、日に日に枝野官房長官の働きぶりへの称賛が増すに反し、菅さんの総理としての指導力に疑問を抱いてしまうのは私だけですか?


食品や乳製品から検出された放射性ヨウ素にしても、基準値を超えることを理由に制限しておきながら、一方では食べても体に影響がないと言う。食べても体に害がないものならどうして出荷制限する必要があるのか?


何かにつけて思いつきだけでアクションを取っている節が多すぎて、何がなんやらみかんやらで我々国民は戸惑ってしまうんですよ。食品放射能問題に関しても、それで生計を立てておられる地元の農家の方々が気の毒で仕方ありません。


こういう騒動が起こるとどこの国でも似たような現象が見らるものの、もっと注意して対応してもらわないと、日本人は特に過敏に反応する傾向があるので、一時騒がれた中国産食品問題で、“中国産は全て問題あり!”と決め付け敬遠したのと同様のことが起こらないとも限りません。


今日のお料理は栄養たっぷりのほうれん草を沢山使った美味しいお料理です。国民が一日も早く産地を問わず安心し野菜や乳製品を食べれるようにして下さい。そしてそうならったら、美味しいほうれん草を沢山使って是非お試しください。


ほうれん草入りフィッシュケーキ

クッキングリッシュの会改め『和・美・Savvy Cooking』

<材料 2~3人分>

(フィッシュケーキ)
生たら...200~220g
牛乳...150ml程度
ローレル...1葉
じゃがいも、皮を剥きゆでてマッシュする...500g程度(皮を剥く前の目方)
ほうれん草、さっと茹で固く絞り1cm幅に刻む...70~80g(ゆでる前の目方)
サワークリームまたはマヨネーズかヨーグルト...大さじ1
レモンの皮、摩り下ろす...1/2個分
レモン汁...1/2個分
粒マスタード...小さじ1
塩こしょう...適宜

(ころも)
小麦粉...適宜
卵...1個
パン粉...適宜
オリーブオイルまたはサラダ油...適宜


<作り方>

1.小鍋にたらを入れ牛乳を注ぎ入れローレルを浮かべる。蓋をし火にかけ、沸騰してきたら火を弱めて15分程度煮る。

2.1が手で触れられるようになるまで蓋をしたまま冷ます。たらは取り出し皮を取り除き、骨があれば綺麗に抜いて身を大きくほぐす。ローレルは処分し、たらを煮た牛乳は一度こしておく。

3.ボウルにマッシュポテト、たらのほぐし身、ほうれん草、その他のフィッシュケーキの材料、じゃがいもの水分に応じたらを煮た牛乳を大さじ1~2加えよく混ぜ合わせる。

クッキングリッシュの会改め『和・美・Savvy Cooking』

4.3を5~6等分し小判型または円形のコロッケ風に形成し、小麦粉をまぶし、たらを煮た牛乳大さじ1を加えた溶き卵に通して、パン粉をまぶす。厚めに油を引いたフライパンでこんがり揚げ焼きする。


鮭のフィッシュケーキ はタルタルソースで食べると美味しいですが、たらのフィッシュケーキは揚げたて熱々にレモンをキュッと絞って食べるのが美味しい!

クッキングリッシュの会改め『和・美・Savvy Cooking』

フィッシュケーキのお供に、この日はアメリカに来て初めて目にしたオレンジ色のビートルーツをローストし添えました。洋風料理としてだけでなく、お魚のコロッケとして御飯のおかずにしてもとっても美味しいです。


ちなみに放射能を体内に吸収するのを防ぐのに、“ヨウ化カリウム”と言う薬があります。薬事法が変わるまでは日本でもネットで購入できたみたいです。(アメリカでは購入可能なのかネット検索ででてきましたけどね。)


調べてみると、ヨウ化カリウムそのものは簡単に買えなくなったとは言うものの、ヨウ素を沢山合有している昆布から出来たサプリが、ネットでも購入できることが分かりました。興味のある方はお調べ下さい。


昆布が放射能に効くなら、原発問題が完全に解決されるまで鰹だしは止め、料理は昆布だしにしてみるのも手かもしれませんね。効果のほどは私には分かりませんが...

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