この記事、昨日の午前中にアップしようと思って書き始めたのですが、昨日は珍しく午後カップルのお客様を迎えることになっていたので、その準備を始めたら結局後回しに。
続きはゲストがお帰りになられてから書くつもりでしたが、人が集まると絶対に飲み過ぎちゃう私。はい、昨日もたっぷり飲みました!で、またまた酔っぱらってブログどころではおまへんでした。今朝は二日酔いでめちゃ気持ち悪いです。(苦笑)
昨日私が記事にしようと思っていたお料理はこれです。
ビーフカレーパイとオーブンチップス
えっ、これが英国&アイルランド料理なのか!って?
私も十数年イギリスに住んでいましたが、カレー風味のコーニッシュパスティーにはお目にかかったことがあるけれど、カレーそのものをフィリングにしたパイってのは、正直一度も見たことがありません。
ではなぜこれを“英国&アイルランド料理”のカテゴリーに追加したか、その訳は、カレー+チップスのコンビにあります。英人女性はきっと否定するでしょう!でも、英人男性は10人いたら10人ともが、これは立派な英国料理だ!と言うはずです。
ちなみにイギリスでは、日本でフレンチフライ、フライドポテトと呼ばれているものを、チップスと呼びます。
酒を飲むと誰でもめちゃめちゃ腹が減ります。イギリスのパブでビールを大量に飲んだ英人男性達も、店を出て家路につく頃には完全腹ぺこ状態です。
そんな男達を待ち受けている恐ろしいメタボの敵が、ケバブ屋とインド料理のテイクアウェイショップです。ラムの旨そうに焼ける匂い、カレーのスパイスの香り、そうなると山本リンダの登場!もぉーどおにも止まらない♪
しかし彼らはみな芋大国の芋王子です。ケバブが食いたい、カレーが食いたいと思っても、もう1つ捨てがたい食べ物があるのです。それは、離乳食が終わり子ども食に変わった時から毎日の様に食べ続けている、チップスです。
三つ子の魂百までとはよく言ったものです。(爆)
そこで彼らは考えました。そして、チップスとケバブ、チップスとカレーを一緒に食べることを思いついたのです。ケバブ屋に行くとケバブ・オン・チップスをオーダーし、インド料理のテイクアウェイに行くとカリー・オン・チップスをオーダー。
家まで歩く道すがら、チップスをつまんではケバブに絡ませ、カレーにディップし、アルコールを分解するのに肝臓が消費したエネルギーを、このメタボ食で補って、また1cm腹のたるみも大きくしていったのです。(爆)
旦那にとってカレーにチップスは、だから立派な英国料理なのです!
前夜の残りのカレーをチップスにかけて食べたいと言い出した旦那。しかし私は気が進まなかった。そこでカレーをパイ生地で包んでチップスと一緒にサーブし、チップスをディップしながら食べてもらうことにしたんです。
しかしこの即興の思いつきが、えらく旦那に受けました。いや、旦那だけやない私も、久々の大ヒット作と満足できる一品だったのです。
カレーをパイ生地で包んでオーブンで焼くと、兎に角熱々に温まりめちゃ美味しくなります。また、パイの中はスチーム状になるからか、お肉が一層柔らかくなったのには驚き!
その熱々のカレーをパイ生地と共にいただきながら、チップスもこうしてカレーにディップしながら食べました。美味しい~~~!旦那がカレーとチップスのコンビを英国料理と呼ぶ訳が、私にも分かりました。
ちなみに面倒であればパイ生地は冷凍パイシートでも良いでしょう。そしてもっと面倒と言うならば、パイ皿の中には生地を貼らず、パイ生地で蓋をして焼くだけでも十分美味しいと思います。
チップスも面倒なら冷凍のものを油で揚げれば良いでしょう。ただじゃがいもから作ったチップスは断然美味しいし、油が少なくて済むオーブンチップスは多少なりともヘルシーそうで、食べていてもなんか安心するんです。(←気休め!笑)
ところで、この晩食卓の真ん中に並んでいるものをズームインすると、こんなお料理です。
これはドルマデスと呼び、ギリシャ、トルコ、レバノン料理などでよく登場する一品。葡萄の葉でご飯を包んだものです。翌日のゲストに出そうと、わざわざイギリスから買って来た葡萄の葉で作りました。早速その晩味見。このレシピはまた後日に。
続きはゲストがお帰りになられてから書くつもりでしたが、人が集まると絶対に飲み過ぎちゃう私。はい、昨日もたっぷり飲みました!で、またまた酔っぱらってブログどころではおまへんでした。今朝は二日酔いでめちゃ気持ち悪いです。(苦笑)
昨日私が記事にしようと思っていたお料理はこれです。
ビーフカレーパイとオーブンチップス
えっ、これが英国&アイルランド料理なのか!って?
私も十数年イギリスに住んでいましたが、カレー風味のコーニッシュパスティーにはお目にかかったことがあるけれど、カレーそのものをフィリングにしたパイってのは、正直一度も見たことがありません。
ではなぜこれを“英国&アイルランド料理”のカテゴリーに追加したか、その訳は、カレー+チップスのコンビにあります。英人女性はきっと否定するでしょう!でも、英人男性は10人いたら10人ともが、これは立派な英国料理だ!と言うはずです。
ちなみにイギリスでは、日本でフレンチフライ、フライドポテトと呼ばれているものを、チップスと呼びます。
酒を飲むと誰でもめちゃめちゃ腹が減ります。イギリスのパブでビールを大量に飲んだ英人男性達も、店を出て家路につく頃には完全腹ぺこ状態です。
そんな男達を待ち受けている恐ろしいメタボの敵が、ケバブ屋とインド料理のテイクアウェイショップです。ラムの旨そうに焼ける匂い、カレーのスパイスの香り、そうなると山本リンダの登場!もぉーどおにも止まらない♪
しかし彼らはみな芋大国の芋王子です。ケバブが食いたい、カレーが食いたいと思っても、もう1つ捨てがたい食べ物があるのです。それは、離乳食が終わり子ども食に変わった時から毎日の様に食べ続けている、チップスです。
三つ子の魂百までとはよく言ったものです。(爆)
そこで彼らは考えました。そして、チップスとケバブ、チップスとカレーを一緒に食べることを思いついたのです。ケバブ屋に行くとケバブ・オン・チップスをオーダーし、インド料理のテイクアウェイに行くとカリー・オン・チップスをオーダー。
家まで歩く道すがら、チップスをつまんではケバブに絡ませ、カレーにディップし、アルコールを分解するのに肝臓が消費したエネルギーを、このメタボ食で補って、また1cm腹のたるみも大きくしていったのです。(爆)
旦那にとってカレーにチップスは、だから立派な英国料理なのです!
前夜の残りのカレーをチップスにかけて食べたいと言い出した旦那。しかし私は気が進まなかった。そこでカレーをパイ生地で包んでチップスと一緒にサーブし、チップスをディップしながら食べてもらうことにしたんです。
しかしこの即興の思いつきが、えらく旦那に受けました。いや、旦那だけやない私も、久々の大ヒット作と満足できる一品だったのです。
<材料 直径約8cmのラメキン2つ分>
(ビーフカレーパイ)
小麦粉...150g
塩...小さじ1/2
冷蔵庫から出したての冷たいバター...75g
水...適宜(大さじ3~4程度)
市販のルーで作ったビーフカレー...適宜
溶き卵...適宜
(オーブンチップス)
メークイン...1袋(500g前後)
サラダ油...大さじ2~3
<作り方>
1.ペイストリー(パイ生地)を作る。ボールに小麦粉と塩を入れ混ぜ合わせる。その中に冷たいバターを加え、指先でバターを潰しながら、ぼろぼろに壊れたビスケットの様なクランブル状態になるまで粉に擦り込む。
2.1に水を加えて生地を捏ねまとめる。この時水が少ないとぽろぽろの生地になり、延ばし難いし焼いても壊れやすいので、十分水分を加え滑らかなパイ生地に仕上げる。ホイルに包み最低30分冷蔵庫で冷やす。
3.2を麺棒で延ばし、まずパイ皿に合わせ蓋になる部分を2枚切り取る。残りの生地をパイ皿の内側に空気が入らない様に貼りカレーを詰める。蓋になる生地の円周に水を塗りしっかりとパイ皿に貼付ける。空気穴をいくつか開けておく。
4.パイの表面に溶き卵を塗り、190度で予熱を済ませたオーブンで約30分焼く。
5.オーブンチップスを作る。じゃがいもの皮を剥きくさび形に切る。流水で十分に洗ってでんぷん質を洗い流す。
6.鍋に4を入れ水を張って火にかける。沸騰したらきっかり2分で火からおろしざるに取る。十分に水分を切る。
7.6をボールに入れてサラダ油を加え、全体に油がコーティングされるようスプーンでしっかり混ぜ合わせる。
8.7をオーブン皿に移し重ならない様に並べて、パイと一緒にオーブンで約30分焼く。途中一度オーブンから取り出し上下を返す。
(ビーフカレーパイ)
小麦粉...150g
塩...小さじ1/2
冷蔵庫から出したての冷たいバター...75g
水...適宜(大さじ3~4程度)
市販のルーで作ったビーフカレー...適宜
溶き卵...適宜
(オーブンチップス)
メークイン...1袋(500g前後)
サラダ油...大さじ2~3
<作り方>
1.ペイストリー(パイ生地)を作る。ボールに小麦粉と塩を入れ混ぜ合わせる。その中に冷たいバターを加え、指先でバターを潰しながら、ぼろぼろに壊れたビスケットの様なクランブル状態になるまで粉に擦り込む。
2.1に水を加えて生地を捏ねまとめる。この時水が少ないとぽろぽろの生地になり、延ばし難いし焼いても壊れやすいので、十分水分を加え滑らかなパイ生地に仕上げる。ホイルに包み最低30分冷蔵庫で冷やす。
3.2を麺棒で延ばし、まずパイ皿に合わせ蓋になる部分を2枚切り取る。残りの生地をパイ皿の内側に空気が入らない様に貼りカレーを詰める。蓋になる生地の円周に水を塗りしっかりとパイ皿に貼付ける。空気穴をいくつか開けておく。
4.パイの表面に溶き卵を塗り、190度で予熱を済ませたオーブンで約30分焼く。
5.オーブンチップスを作る。じゃがいもの皮を剥きくさび形に切る。流水で十分に洗ってでんぷん質を洗い流す。
6.鍋に4を入れ水を張って火にかける。沸騰したらきっかり2分で火からおろしざるに取る。十分に水分を切る。
7.6をボールに入れてサラダ油を加え、全体に油がコーティングされるようスプーンでしっかり混ぜ合わせる。
8.7をオーブン皿に移し重ならない様に並べて、パイと一緒にオーブンで約30分焼く。途中一度オーブンから取り出し上下を返す。
カレーをパイ生地で包んでオーブンで焼くと、兎に角熱々に温まりめちゃ美味しくなります。また、パイの中はスチーム状になるからか、お肉が一層柔らかくなったのには驚き!
その熱々のカレーをパイ生地と共にいただきながら、チップスもこうしてカレーにディップしながら食べました。美味しい~~~!旦那がカレーとチップスのコンビを英国料理と呼ぶ訳が、私にも分かりました。
ちなみに面倒であればパイ生地は冷凍パイシートでも良いでしょう。そしてもっと面倒と言うならば、パイ皿の中には生地を貼らず、パイ生地で蓋をして焼くだけでも十分美味しいと思います。
チップスも面倒なら冷凍のものを油で揚げれば良いでしょう。ただじゃがいもから作ったチップスは断然美味しいし、油が少なくて済むオーブンチップスは多少なりともヘルシーそうで、食べていてもなんか安心するんです。(←気休め!笑)
ところで、この晩食卓の真ん中に並んでいるものをズームインすると、こんなお料理です。
これはドルマデスと呼び、ギリシャ、トルコ、レバノン料理などでよく登場する一品。葡萄の葉でご飯を包んだものです。翌日のゲストに出そうと、わざわざイギリスから買って来た葡萄の葉で作りました。早速その晩味見。このレシピはまた後日に。