明日から大阪の実家に夫婦で帰り、両親と共に新年を迎えます。


日本に逆移住した年、三日三晩睡眠も惜しみ両親と旦那の為にフルにおせちを作りました。したら、元日の朝両親は泣いて喜んだんです。こんな美味しいおせちを食べたことがないと言い。旦那も1つ残さずきれいに食べました。


けどそのおせち作りが祟って、私は腰痛を悪化させ総合病院へ!それでも懲りずに翌年またまたフルにおせちを作ったら、やっぱりその年も新年早々腰痛は悪化。と言うことで私は3人からおせち作りを禁止されています。


おせちが作ってあげられないのが残念!せめてなにか1つ手作りのものを明日お土産に持って行ってあげたいと思い、昨日は冷凍庫に保存していた鶏を出して来てローストしました。でもいつも焼く大きな丸鶏とは違います。


ひな鳥のロースト

クッキングリッシュの会

フランス語でプーサンと表示され冷凍で売られていた500g前後の小さな丸鶏です。(フランス語大の苦手なので、発音間違っていたらごみん!汗)


このひな鳥、イギリスのスーパーではよく見かけます。お腹に詰め物をしたり、グレービーを作ったりせず、ハーブを効かせたバターと共に焼きサラダと一緒に食べるのが美味しい。ドレッシングやマスタードマヨネーズによく合います。


我が家では一人一羽調理します。骨を除くとちょうど一人で食べきれるサイズです。旦那は昔これを1羽焼いてお弁当にし会社に持って行ったりしていました。(笑)


値段も1羽700~800円と安いし、目方が軽いのにスタッフィングを詰めないので、2羽で1時間もあれば焼けてしまいます。


<材料 2羽分>

ひな鳥...2羽
バター、室温で柔らかくしておく...50g
オレンジの皮...1個分
ミックスハーブ(タイム、マジョラム、バジル、ローズマリー、セージ等含む)...小さじ1
塩こしょう...適宜
サラダ油またはオリーブオイル...適宜


<作り方>

1.ひな鳥はきれいに洗いキッチンタオルで水気を完全に拭き取る。(お腹の中はキッチンタオルを数枚詰て数分置いておくときれいに水分がとれます。)

冷凍もののひな鳥を使う時は完全に解凍させます。普通の丸鶏と違い小さいので、解凍不十分なところがあると上手く火が通りません。

2.バターにオレンジの皮、ミックスハーブ、塩こしょうを加え混ぜ合わせる。フォイルの上に取り出し、縦3cm横6cm程度の長方形に形を整える。そのまま包んで冷凍庫で数分、または冷蔵庫で1時間程度冷やす。

クッキングリッシュの会

3.2のバターを縦6つに切り分ける。1羽につき、バターの1切れはお腹の中に、残りの2切れは胸肉と皮の間に詰め込む。(肉と皮の間を指でやさしく開いてポケットを作り、そのポケットにバターを詰めます。)残りの1羽も同様にする。

クッキングリッシュの会

4.コップ1杯の水を張ったオーブントレーに、薄く油を塗ったワイヤーラックを載せ、その上にひな鳥を載せて、180度で余熱を済ませたオーブンで焼く。途中20分おきにオーブントレーの水を補給し、常に蒸し焼き状態になるようにしておく。


焼き時間の目安は450gにつき20分です。昨日は2羽で計1キロ強だったので1時間焼きました。ただしこの時間計算はあくまで目安とし、頃合いを見てオーブンから取り出し、竹串を刺して中まで焼けているか確認するのがベター。


肉の分厚い箇所に竹串を刺し、透明の肉汁が出てくれば焼けている証拠。赤身を帯びた肉汁なら再びオーブンに戻します。


焼き上がったひな鳥はフォイルに包んで20分程度蒸らします。

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