博物館巡礼記、いよいよ三笠市立博物館です。
ボリュームがあるので、2回もしくは3回に分けてお伝えします。^^
駐車場の側壁には首長竜やモササウルス、ノドサウルスがあしらわれていて、
博物館の屋根上にもモニュメントが^^
それでは館内を見て行きましょう。
館内はまさにアンモナイト祭り状態。w
アンモナイトの進化もこうしてみると、栄枯盛衰が激しいと実感しました。
デボン紀で絶滅したグループやペルム紀で絶滅したグループ、三畳紀に絶滅したグループなど、適応放散と絶滅衰退を繰り返しているのが興味深いです。
では展示されている代表的な標本を見て行きましょう。
まずは普通巻きのアンモナイトから・・・
左:三笠産 アナゴードリセラス、コニアシアン期
右:夕張産 メソプゾシア、チューロニアン期
左:三笠産 シャーベイセラス、セノマニアン期
右:夕張産 ユウバリセラス、チューロニアン期
左:小平産 メヌイテス、サントニアン期
右:羽幌産 フレステリア、コニアシアン期
※後藤さんのところで拝見した不明アンモの仲間(コリンニョニセラス科)です。^^
続いて異常巻きのアンモナイト・・・
左:小平産 スカラリテス、チューロニアン期
右:古丹別産 ポリプチコセラス、カンパニアン期
左:小平産 ユウボストリコセラス、チューロニアン期
右:三笠産 エゾセラス、白亜紀後期
ニッポニテスは
左:小平産 N.ミラビリス、チューロニアン期
右:三笠産 N.バッカス、チューロニアン期
こちらの2標本はリュウエラ.リュウ。
どちらもチューロニアン期で左:小平産、右:三笠産です。
今回はここまで、次回は脊椎動物の標本をお伝えします。^^
ではまた。