いよいよ・・・

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日本全国の化石好き、鉱石、輝石好きの皆様、いよいよ待ちに待った東京ミネラルショーが12月2日から始まりますね。^^

 

先日、懇意にして頂いている、翡翠・北海道アンモナイトのIZUMIさんから、ミネショの招待券を頂きました。

IZUMIさんは今回の池袋ショー初出店とのことで、プレッシャーもあると思いますが頑張って頂きたいです。

 

そのミネショも25回目ですか、華やかなショーになると良いですね。※今年はカラーストーンのクリスマスツリーだそうです。

今からテンション上がってます。w

 

また今年は、入部した恐竜倶楽部さんの忘年会が3日(土)にあるので、初日参戦後1泊して忘年会へも行って来ます。^^

 

同好諸氏の皆様。

お互い良い石とめぐり逢えますよう、"戦果を期待します!!" ^^

ではまた。

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今回は8月以降、ぼちぼちクリーニング作業を進めている、大巻沢のノジュールの近況報告です。

 

8月上旬時点の進み具合・・・

掘り進めるとイノセラムスが現れ、ここで一旦ストップ。

 

その後、このイノセラムスさんを分離する作業に移りました。

念のためイノセラムスと周りの化石を、瞬間接着剤で保護しながら作業を進め、無事に分離させることが出来ました。

 

これでまた、削り進めることが出来ます。^^

 

で、11月時点での状態ですが、

首長竜の歯だったら面白いなと思っていた化石は、どうやらポリプチコセラスの直線部分の様です。

ノジュールの先に断面が無いので、この先で終わっている可能性が高そうです。また、骨っぽい化石も掘り進めたら、欠けが大きいのでちょっと残念。^^;

ただ、この先もクリーニングは続けて行きますよ。^^

 

ではまた。

 

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10月8日(土)、群馬県立自然史博物館で開催されている、「超肉食恐竜T.rex Episode2 ティランノサウルスへの進化」展へ行って来ました。^^

 

すでに数人のブロガーさんが、会場レポをUPしていることもあり、詳細なレポは控え私なりの視点で要所をお伝えしたいと思います。^^

特別展示室の入口前、右手にはT.rexの亜成体(推定11歳)と言われている”ジェーン”の骨格標本が出迎えてくれます。

一方左手ケースの中には、T.rex の幼体(推定2歳)とナノティランヌスの頭骨が展示されていました。

最近の研究では全てT.rex 幼体から亜成体ではないかとする研究者もいますが、こうやって間近に標本を比べると、私には”ジェーン”も含めナノティランヌスの幼体と亜成体とする方がしっくりするんですよね。^^;

 

中に入ると黎明期から白亜紀初頭まで、ティランノサウルス類の進化をたどる標本が並んでいるのですが、羽毛を纏った生態復元模型も多く、これについては個人の好みの問題かな。^^;

奥にはユティラヌスの生態復元模型が展示されています。エピソード1の時は黒い成体バージョンのみでしたが、今回幼体バージョンが追加されました。

何故幼体が明るい茶色の羽毛なのか・・・キャプションによると現生鳥類の雛は、明るい茶色やグレイ系が多いので、それに倣ったとのことです。^^

 

全身骨格で展示されていたのは、入口の”ジェーン”にアリオラムス、テラトフォネウス、

ライスロナックスと”ズニティランノサウラ”。

ちゃんと T.rex も展示されています。^^

”ズニティランノサウラ”は、ニューメキシコ州で発見された基盤的なティランノサウルス類ですが、まだ研究の途中で正式に命名された訳ではありません。

骨格標本で展示されていますが、どこの骨が見つかっているか公表されていないんですよ。

頭骨が心なしかラプトレックスに似ているのですが、どこまで本当やら・・・

重要な標本なので、早く論文が発表されることを望みます。^^;

 

個々の標本の中ではアレクトロサウルスの右足や下顎、アリオラムスの幼体の下顎、

それと、ナヌークサウルスの標本が目玉展示ですね。^^

科博のパキケファロサウルスと同じく、見つかっている場所以外は白で表現しています。

わずか3個の化石ですが、これだけでも見つかった部位によっては、種属の同定が可能と言う例ですね。

 

また、中央アジアのティムルレンギアの尾椎も展示されていました。

写真の左側が骨盤側、右側が尾っぽの先になります。

細いので尾端部の骨と思われます。^^

 

展示室の際奥には、日本産のティランノサウルス類の化石も展示されていました。

特筆すべきは”フタバリュウ”の脛骨(キャスト)でしょうか。

個人収蔵標本のため、滅多に展示されることがないので、キャストでも展示まで交渉された博物館スタッフには敬意を表したいと思います。

 

以上で、会場レポは終わりますが、見どころの多い展示ですので、興味のある方は是非訪れて頂ければと思います。^^

 

ではまた。

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遅ればせながら、9月4日に開催された福井県立恐竜博物館での

特別講演会の模様をお伝えします。^^

今回の講演会は、中国科学院古脊椎動物古人類研究所の徐星(Xu.Xing/シュウ.シン)博士による、「山東省諸城の白亜紀後期の恐竜たち」についてでした。

※講演内容は質疑応答で出された内容も加味して記載しております。

冒頭は中国各地の恐竜発掘地について話された後、本特別展で展示されている標本たちの発場所である、山東省諸城での化石発掘調査について話して頂きました。

諸城でのおもな恐竜発掘地は”竜骨谷”で、1964年から発掘調査が始まり、1987年には当時最大級のハドロサウルス類シャントゥンゴサウルスが発見された場所でもあります。

1988年には”ズケンゴサウルス”も発見されましたが、シュウ博士によるとズケンゴサウルスはシャントゥンゴサウルスと同属だと考えているとのことでした。^^

 

諸城では竜骨谷以外にも発掘地があります。

2008年から調査が始まった”臧家庄”※ピンイン発音でザン・ジャ・ショウ という場所で

中国では著名な詩人のお墓だそうですが、発掘調査のためにお墓を移設したのだとか・・・ちょっと大陸的ですね。^^;

この臧家庄からズケンティラヌスやシノケラトプスが見つかった訳です。

写真はそれぞれの発見時のものだそうですが、シノケラトプスの標本写真の一部でちょっと問題が・・・詳しくは会場で見て頂ければ判ります。^^;

そのシノケラトプスですが、現地からは頸椎や肋骨、肩甲骨に脚(部位不明)の骨も発見されたとのことです。

特に肩甲骨は北米で発見される大型種に匹敵するものだそうで、正規な論文記載が待たれます。^^

 

続いて臧家庄と共に、新たに発掘調査を行った”庫溝”※ピンイン発音でクゥ.ゴウ の発掘地について・・・

ここの場所は圧倒的に”ズケンゴサウルス”の骨がボーンベッド状に埋まっていて、無理に発掘せずにそのまま保管することになったそうです。

ただそうは言っても、重要と思われる化石については掘り出して研究を行っているそうで、その中で見つかったのが、ズケンケラトプスだそうです。

ズケンケラトプスは進化したレプトケラトプス類で、さらに最近では非常に特徴的な座骨を持つイスキオケラトプスや、未命名の小型ネオケラトプシア類や完全な幼体化石2体など、新旧タイプ入り交ざった北米型の異なる恐竜が見つかる特異な地域であったようです。^^;

諸城全体では、

・ティランノサウルス類2種

・ハドロサウルス類1種

・セントロサウルス類1種

・レプトケラトプス類1種

・ネオケラトプス類1種

・アンキロサウルス類1種

・鳥脚類もしくは竜脚類と思われるもの

・カメ類

などが産出しているそうですが、ワニだけはまだ見つかっていないそうです。

シュウ博士はワニもおそらく居たと考えているが、小型の生物が化石化しにくい環境であったのかも知れないとのことでした。^^

 

簡単ではありますが、特別講演会の模様は以上になります。

 

おまけ・・・

今回手に入れた会場限定(荒木氏監修)のフィギュアです。w

上がシノケラトプスとズケンティラヌスのセットと、

下がレドンダサウルスとコエロフィシスのセットです。

7月に行った時は、まだすべての種類(全5種類)が発売されていなくてスルーしたのですが、さすがに誘惑に負けました。^^;

福井の特別展は10月10日まで開催されていますので、まだ行っていない方は是非シルバーウィークにでも計画してみては如何でしょうか。^^

 

ではまた。

 

 

 

北海道シリーズもいよいよラストになりました。^^

 

まずは現在開かれている特別展の模様をお伝えします。

この特別展はアンモナイトの誕生から成長、そして死までの一生を12のパートに分けて解説、展示しています。

全てをお伝えするとかなりのボリュームになるので、個人的に興味のあるパートをお伝えしますね。^^

 

ますはアンモナイトの成長です。

幼体から成体へ成長するにつれ、正常巻きも異常巻きも角が生えたり、殻の先端がキール状に伸びたり、形が変化したりと素人目には別種?と思えるほどの変化があるんですね。^^

 

続いて食生活について、

カラストンビ(額器)の話を少し前にしましたが、アンモナイトもタコやイカの仲間なので、足の付け根に額器があるのです。

足の部分は軟体なので化石化しにくいですが、額器は骨なので死後分離して見つかることが多いのですが、アンモナイトの化石を切断してみたら、殻の中に額器が残っていたなんてことも・・・

また首長竜のお腹の中に、大量の額器が残っている化石も実際見つかっています。^^

 

続いてアンモナイトの模様についてです。

化石ですので、表面の模様は残りにくいのですが、それでも中には模様や黒色被膜が残った化石も産出しているようです。

※表面のエナメル質を削り取って、磨いた時に見える”縫合線”の模様とは違います。

 

最後は右巻き、左巻き。

正常巻きは巻き方向がありませんが、異常巻きの場合は左右で巻き方が違うものが沢山あります。^^

なぜこんなことになったのかは永遠に謎ですが、面白いことですね。^^

 

特別展の模様はここまで、続いて野外博物館(ジオサイト)の模様をお伝えします。

博物館の奥、幾春別側沿いが三笠ジオパークとして公開されています。^^

三笠の炭鉱跡や断層など、地学を理解学習する上で貴重な標本が保存されていました。

 

まずは5000万年前の河川層。

この河川堆積層から産出する石炭を採掘していたそうです。当時の写真と見比べると面白いですよ。

 

続いて石炭の露頭です。

かなりの大きさの石炭が露頭まで出て来ているんですね。

 

続いて”一跨ぎ”で5,000万年の地層のずれ(不整合)が見れる場所。

写真右手が5,000万年前の幾春別層、左手が1億年前の三笠層。

※不整合とは海底などに堆積した地層が、隆起して陸になったあと時間をおいて河川や海底の新しい堆積物が地層となって、地層年代に”空白期”が発生してしまった状態をいいます。

この覆道の中には断層を見ることが出来ます。

 

こちらは大量のイノセラムスが産出する場所。

炭鉱があった時代はこのトンネンを線路が通り、トロッコが走っていたようです。^^

 

時間の関係でジオサイトの見学はここまででしたが、このトンネルの先にも史跡があります。

現在では日本の各地にジオサイトがありますが、それらを見学するのも一考ですね。

久しぶりにマイナスイオンをたっぷり浴びて来ました。^^

 

以上8回の長きに渡ってお伝えした北海道編ですが、最後までお付き合い下さりありがとうございました。^^

北海道には、まだ訪れていない自然史系博物館も沢山あります。

機会があればまた出かけて行きたいですね。

ではまた。