元大スターの顛末をベテラン女優たちが演じる豪華ドラマ。テレビ朝日系列「やすらぎの郷」(^-^)
舞台は「やすらぎの郷」という引退された芸能界の元スターや活躍された裏方たちが集う豪華な施設(^。^)
それを5月5日に語ります、笑
私は短い間ですが温浴施設やデイサービスで働いた経験があり、シニア向けのドラマがあったらなあと思い、だいぶ前に案を述べたことがあるのですが、きれいな脚本で本当に素晴らしい企画だと思います。
私の案は生ドラマでしたけどね。
出演者がとちるとちらないのスリルが楽しそうだし、生放送だからとりあえず見よっかみたいなこともありそうだなと。たまに生の回があってもよさそう(^。^)
毎回、観れるわけではないので、これを書くため録画したのも含め数回分ですが、
「お嬢」「姫」と呼び合っているのがまずおもしろい。
なにげにバーの名前がカラブランカなのもさり気にいい。
古典で一番好きな映画(^。^)
緊迫感のある中で「君の瞳に乾杯」と言わせる演出が最高。
ドラマの最近の話だと、
・キャンセル料
元大女優が誕生パーティを開こうとするが人数が集まらず、キャンセルするにもキャンセル料を取られそのためのお金もないというお話。
「まずそのつけている立派なアクセサリーは売らないのが?」と思いました(^。^)
最後のひとつ、だったり、大女優の矜持などなら説明があってもよかったと。
「シンプルな美を追求するチャンスだ」と説得してみたり、石坂浩二さんに鑑定を頼んでもシーンとしておもしろかったかも。
寿命がわからない以上、お金を使いすぎるのも、ためすぎるのも問題なんだろうなと思いました。
「もう死ぬ予定だった」のに「豪華誕生パーティは続ける」感じがさっぱりしているのか未練があるのかわからない感じが人間臭かったです。
元一発屋役のミッキーカーチスさんがいい味を出している(^。^)
・こいのさしみ
ある元人気女優が、こいのさしみというペンネームでやすらぎの郷の人のプライベートを小説に出版し、主演の石坂浩二さんがそれを止めるストーリー。
「100人を感動させても1人を傷つけてはいけない。表現で一番大切なことだ」
というようなことを言われていて、考えさせられました。
実は、それより2人の日本酒の飲み方がかっこ良かった(^。^)憧れました(^。^)
川魚の鯉の刺身が出てきたのであたるのかな?
バチがあたった、みたいなオチかな?と思っていましたが外れました。
個人的には、ちょっと静かなトーンかなと。
もっとハジけた場面があってもよさそうなのになと。
たとえば地元の祭りでみんなで盆踊りシーンとか。なぜかダンスを踊ろうとしたり、
元暴走族の若者と一緒に加賀まりこさんが暴走するとか。本物の暴走老人。
カラオケに行ったり、ミュージカルのように唐突に昔の歌を唄い出したり、
キャッチーな場面ばかりだとCMディレクターの作品のようになりますが、黒澤映画のようにシーンで魅せてもおもしろそう(^。^)
石原裕次郎さんのお墓や太陽の季節のロケ現場に行って偲ぶと見せかけて、事件とか、
1ヶ月限定で吉永小百合さんや大竹しのぶさんを出してかき回す手もありそう。長期のゲスト出演。
家出した孫役とかで能年玲奈さんや芦田愛菜さんでもできそう。
ほんまに引退された方に出ていただいて「あ、あの人、◯◯や!」とクレジットで会話が盛り上がる感じもよさそう。
または刑事ドラマや若者向けドラマとコラボるとか。
実写版のドラえもんと共演は行きすぎか?
「生きる、死ぬ、あの世はあるか、ないか」のテーマももちろんこれから本格的にあるでしょうが、話題になる形になったらいいなと思いますね。
たとえば、10分の長回しで脚本もなしで語り合う。役者がこの役ならこんな価値観かな?という想像だけで行う。
脚本ありきだと結論ありきの一方的な感じになりがちなので。
ちなみにあの世は100%あり、死んでも魂は生きています。お気をつけください。そしてご安心ください。←なんのコンシェルジュやw
ドラマの役のままでCMや徹子の部屋に出たらどうなる?
「ちょっと稼いできます」みたいな感じで何人かでご出演、ジャパネットたかたで最新の掃除機に翻弄されたり、、、
富良野に一週間、旅行してもおもしろそう。さだまさしさんがペンションオーナーとか。
話があっちこっちですが、笑。
トータルの意味で輝くシニア像はきっとニーズがあると思いますね。
私的には、いまは、年配の方が若者を気持ちよく扱う、やや教えるみたいな場面が多いですが、若者と人同士としてぶつかったり、逆に若者に教わるストーリーも期待してますね。一筋縄ではいかない人間関係がおもしろそう^。^)
ちなみに、
演出面ばかり言っていますが、私は脚本重視派です(^。^)