AKBの前総監督(48グループメンバー全員のリーダー)高橋みなみさんが書かれた、半自伝も交えた体験的リーダー論であり仕事論、努力論です(^-^)



AKB48という、芸事の世界と、特別推薦を集めたようなマジな部活動と、学生バイトと、女子校の感じが、ごちゃ混ぜになったかのような特殊な世界の中で、ひとりの夢を持つ女の子がその場その場で努力して答えを見つけて成長していくストーリーのようにもなっています(^-^)







私自身は、最初はAKBを深く知るためにこの本を読んでいました。



でも途中から自分自身を深く知るために読んでいました。



たとえば、このブログでは、テレビ番組やAKBなど多くの存在に対して何かしらの見解やアイデアをたくさん発信してきました。何百あるかわからない。



これを、なんのためにやっているのか?、自分でわかりませんでした。



バラエティー番組、とくに子供の頃は秋元康さんの手がけるとんねるずの番組が好きだった、からなにか意見を言ってみたい!



という思いはありました。最初はそうでした、



でも、それだけでなんでいつまでもしているんだろう?という疑問がありました。





そんなことを、この本を読みながらも考えました。この疑問と向き合うチャンスだと思いました。

そして気づきました。





悔しいからです。









ずっと悔しかったからです。





なにが悔しいのか説明します。


一般的に大阪や関西では「大阪の中心部に住んでいる人たちはおもしろくない」とされています。


そんな評価が子供の頃からとってもとっても悔しくて、、、!



「おもしろくない」、もう大阪人として屈辱中の屈辱。



確かに、おもしろさの代表格である芸人さんのほとんどは、大阪の中心部出身ではなく、奈良だったり、京都だったり尼崎や淡路島だったりします。大阪府出身者でも大阪市外が多いようです。



大阪でも、天王寺区、中央区、浪速区、北区出身の方はおられない。ちなみに私は天王寺区。

この事実が悔しい。





※参考図、大阪市内










よくある説明は、「都会は上品でなんでも満たされてるから、笑いは発達せえへん、少々、不便で貧しい地域の方が、不満を笑いで解消する度合いが高いから自然とレベルは上やねん」というものです。





子供の頃の自分は、そんなもんかな、と一応納得しましたが、内心は忸怩たるものがありました。そんなの関係ないって



「都会の人間はおもろない」と言われている、決めつけられているような気がして。



「強い個性が出やすい」や「ハングリー精神が高まりやすい」「都会への憧れからくる情熱がエネルギーになる」くらいなら分かるんです。たぶんそうでしょう。ただそれは業界関係ない。

素敵なところは見習わなきゃと思いつつも、「おもしろい」だけは簡単に譲れない。





「昔は、笑いぐらいしか都会に勝てそうな要素がなかったから」という意見もあるでしょう。でもね、そんな根拠じゃ譲れない。
ただ、大昔だったら、下品、ネガティヴ、自虐など一部の芸風では全体として敵わなかったかもしれない。





とにかく悔しい、中心地近くにある小中学校で多少なりとも笑いを磨いてきた自分として、一番言われたくない言葉。「都会の人間はおもろない」



だからといって芸能界に入ってまでは証明しようとは思わない。人生までは賭けられないジレンマ。



だからここで出来る限りおもしろいことを発しようと、せめて、ひたすらアイデアを出していこうと続けてしまったのかもしれない。



中途半端な態度だし、自分には、直接なんのメリットもない、そう分かっていても止まらかった。



本当のメリットは読む人が楽しんだり、参考にしていただいて、さらに多くの人々が盛り上がって楽しむことだから。そのわずかな頼りない可能性に賭けよう。



それだけしかない。たとえ私に著作権なんてのがあっても、そんなもんなんてよく分からないし、邪魔です、いらない。 なんとも思わない。



もし、参考にしてくださる方に後ろめたらがあるなら、コンビニでおつりの募金額を増やしたり、お賽銭をちょっと多めにしてくだされば、それでいいのです。

そんな、おもんない次元の話じゃないんだ。



心底の動機は「おもんない地域と思われてんのが悔しい」から、せめて、おもしろいアイデアを放とうとしてきただけ。

そう、それをちゃんと気付いたときに涙が溢れてきて、、、









「秋元康の発想なんて軽く超えてやる」




「芸能界にケンカを売っているような感覚で書いている」

というような言葉をブログで発したことがあります。

「なんでこんな言葉を発したんだろう?」と自分でも疑問に思いました。とくに秋元さんには尊敬以外の感情なにもないのに、子供の頃に番組を通じて教わった方やのに、でも、あえて消しませんでした。本当にそう思っていた時期があったから。





それもいまなら分かります。

「大阪心地の人間はおもしろくない」「中心地は小屋の役割」というイメージに抵抗したい払拭したいという深層心理が働いたんだなと。中心地をナメんなよ、と。





だから芸能界の成功者全員、超えてやりたい。

せめて発想とセンスだけでも超えてやりたい。



個人の片手間の活動で超えてやる。一住民の立場で向かってやる、芸能スクールはカラオケ強化講座(500円〉だけの受講経験でやってやる



と、











ここまで活字にして素直に思ったのは、



なんやこの志w





なんやこのスーパーローカルなスケールw





平和かっ!



どうでもええわ( ̄▽ ̄)



あ、さっき、「げいのうかい」を変換したら「ゲイ納会」ってなったんですけど、どんな会やねんっ( ̄▽ ̄)誰にゲイを納めんねーん(^-^)





小ネタも挟みつつ、、、





東京23区で例えたなら杉並区の住民が「杉並区だっておもしろいんだぞ!」と主張したくてブログを運営していた、という感じに近いかな、、、渋谷寄りの杉並区住民がw



新宿を難波、池袋を天王寺とするなら、新宿区と豊島区の中間という感じでも、、、ただ現地に行ったことはないっ( ̄▽ ̄)





参考図、東京都23区














いざ活字にしてみたら、この思いどうでもいいー!

譲れー!もう譲れー!とすら思えます!









でも!

長年、心のどこかで悔しいのはほんまです!!!ほんっまです!



これ何気にマジで屈辱なんです!

表に出さなくても、ジワジワと感じてた人もいるはず、完全なネタちゃう!




なんで、地域で一括して笑いのレベルを決められなあかんねん!大御所タレントォォォ!!!



お前らのコメントのせいで、こっちは余計なコンプレックス抱いてもうたやないかァ!( ̄▽ ̄)大御所タレントォォォ!!!





まあ今となっては、その大御所タレントたちが誰かちゃんと覚えてないっ←



誰やったっけなあ!?





ウェキで調べてみたら、



やしきたかじんさんは京都生まれの大阪市西成区育ちだそうです。おしい!あと一駅やった!JRであと一駅で浪速区か天王寺区の距離やないかーい!あと一駅ぃぃぃいい!!





和田アキ子さんは、生野区ご出身だそう。ここも最寄りの駅が鶴橋なら近鉄線で一駅、JR桃谷なら徒歩30分圏内!あとちょっと!

あとちょっとで、常識覆せたのにー!あと1キロォォ!!アッコォォォオオ!!!





すみません。取り乱しました。



このお二人の一番おもしろいところは歌手やのに、バラエティーでも天下取っちゃったとこ*\(^o^)/*カッコよすぎ*\(^o^)/*







えー、以上が、おもしろいと一番自信のある動機のご紹介でしたー。







本の紹介、ほったらかし( ̄▽ ̄)

本の紹介、ほったらかし( ̄▽ ̄)


読めばあなたもなにか秘めていたものが思い出せるかもしれませんね(^o^)


えっと、次回、紹介します。←