縮小する業界で
趣味は契約、田口です(笑)。
今日はある保険代理店さんに訪問し、
コンサルの契約をいただくことに
なりました。
地域別密着型の、顧客基盤のしっかりした代理店さんです。
メーカーである保険会社から見たら、
独立系ではトップクラスの規模でしょう。
損害保険の代理店ですが、
読者の方のために業界動向を
説明しますと、
簡単に言えば業界自体が右肩上がりの時代のビジネスモデルです。
高度成長時代、各家庭が裕福になり車を所有した。
さらに景気はよくなり、一家で2台、
3台と車を持つ時代。
⇨当然車の保険の契約件数は増えます。
また、好景気のため企業は仕事を外注に振り、
物流を担う運送会社も潤った。
どんどん増車し、商売の増加に伴い賠償責任などの保険もほっといても増えたという時代です。
例えは悪いですが、黙って口を開けていたら勝手に仕事が入ってきた、
そんな構造です。
それがいまや、
・若者は車に乗らない
・競争激化で価格競争
・よいお客さんだった運送会社は軒並み停滞、潰れる会社も多数
ましてや、前年と同じ契約高では
年々保険会社からの手数料売上は
下がり続ける。
という状況です。
通常、このバターンですと危機感は持っていても動けない、
というか動かない代理店が多いです。
黙っていても、継続である程度の契約、売上が上がってしまいますからね。
この代理店さんの場合、やるべきことは2つのみ。
それを、強みである「組織」を使って、
「会社全体でフォローする仕組み」
が必要です。
来月からスタート。
初回から楽しみです。
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