30日目(3/20):特になしです。 | 赤クロスの自転車本州一周旅行

30日目(3/20):特になしです。

今日も順調に走りました。

走行距離:109km
道順:上越→高岡→三条

赤クロスの自転車本州一周旅行


日本海側をずっと通ろうかと思っていたのですが、大きな都市が少し内陸側にあったので海岸沿いは走行しませんでした。内陸は山があるのであまり好きではないのですが文句は言っていられません。
高岡市に入った後は、意外と平坦の道が続いたので走りやすかったです。ですが都市なので信号が多いし速度が出せないので少々ゆっくりの走行になりました。

今頃ではありますが、自転車用ライトを購入しようかなと思っています。GENTOSというメーカーのLEDライトがネットで評判なので電気屋さんを見つけて買おうかと。
ここで自転車ライトについて少々語らせていただきます。
自転車ライトの意義とは、自転車の存在を周りの人にわからせるのと、自転車の前方を照らして安全を確保することの2つですが、最近もてはやされているLEDライトはこの2つを満たしているとは私は思っていません。

これは自転車業界の怠慢なのではないかと思うのですが、CATEYEというメーカー以外のLEDライトで、あまり明るくなく使わないほうがいいものがたくさん市場に出回っています。いや、CATEYE製のでもあまり明るくないものがあります。
LEDの特性ともいえるのでしょうが、LEDライトの光は鋭いような明るさを持っているので遠の人まで自転車の存在をわからせるにはとても使えます。しかし、自転車の前を照らして安全を確保するにはLEDライトはどうもぼやけさせるというか、白みがからせるというか、見づらいのです。言葉では伝えづらいのですが、実際に見てみるとよくわかります。
私がLEDとハロゲンの両方を使っているのもこれが理由です。旧式のハロゲンランプは少し黄色っぽい光をしておりしっかりと地面を照らしてくれるので古く安いハロゲンランプでも安全性の確保は十分できます。

ではなぜハロゲンではなくLEDライトが市場に多く出回っているのか?
答えは、LEDは消費電力が非常に少ないからです。

ハロゲンはどのランプも2~3時間程度で電池交換が必要なのに、LEDは30時間や50時間交換しなくてもいいものがほとんどです。いまやハロゲンはまずお店で見ません。

しかし、LEDで満足な明るさを出すのは乾電池型ではまずありません。バッテリー型のLEDは明るいとネットでは評判なのですが、値段が3万だの5万だのと、極端に高くなります。そんな金は自転車本体に使いますって。

経済的な電池型で、満足な明るさを確保するLEDがない。私以外にも自転車に乗る人でこのことに不満を持っている方は多いでしょう。
エネループで有名なSANYOも自転車用ライトを出しているのですがあまり明るくありません。LEDライトは一般の人も自転車に使っているものですので、手ごろな価格で十分な明かりを確保できるライトが必要だと私は思っています。一般の方が万単位のライトを買うはずがありません。

私のように真っ暗な中を走ることもある人間からすると、今のLEDのような中途半端な明かりしか出せないライトばかり作っているメーカーは一体何を考えているのか不思議でしかたがありません。そんな危険なものを市場に出回らせないでいただきたい。私が初めて買ったLEDライトはあまりの暗さにガッカリしました。
逆に、電池型で十分な明かりを確保するライトがあれば確実にヒットするのですから、こっちに注力してほしい。

ライトメーカーがこの文章を読んでいるとは思いませんが、LEDライトを使ったことのある多くの人は私と同じ気持ちを少なからず持っているはずです。今のLEDでは明るくない、と。
明るいライトは自転車の価値も高めてくれますし、交通事故を減らしてくれます。メーカー同士で技術提携したりするなど、企業努力をして良いライトを作り出してほしいと思います。

長くなりましたがこのへんで。


泊まったホテル:ルートイン燕三条
感想:
ちょっと高いのですが、朝食のバイキングが無料だったりと総合的に考えて高くありません。大浴場もあるし、ルートインはお勧めです。