自己尊厳Ⅱ | 転機は、無自覚に描いた人生脚本を描き直し、人生の成幸者になるための絶好の機会。

転機は、無自覚に描いた人生脚本を描き直し、人生の成幸者になるための絶好の機会。

禅(ご縁・縁起)×キャリア(自分らしい生き方の探求)×心理学(自分を知り他者を知る)⇒自分の起点に沿った豊かな未来を自らが創造。過去の観念や想念から出来上がった人生脚本を描き直し、自らの手で未来を創造し、ありたい姿を手に入れることができる新時代のメソッド。

自分らしく生きることを自分に許すのが自己尊厳。
そのためには、あらゆる問題を自分のものとして捉える。
しかし、すべての問題を自分のものと捉えると自己否定になるのでは?



そうではないのです。



自己尊厳とは、自分らしく生きることを自分に許すことともうひとつ。



すべてのことに自己決定(選択)していくということがあげられます。



例えば、上司がこちらからの意見に耳を貸さず、自分の意見を
押し付けてくるとしましょう。



この場合、上司の人間性に問題があると捉えがちです。



そういう捉え方をした途端、上司の人間性が直らない限り、
この人間関係は成り立たないということになります。



よって、人間関係をよくするには、上司次第ということに
なり、自己決定権がなくなります。



結局のところ、自分がどうしたいか!



上記例題の場合であれば、上司はこちらの意見を聞かずに、
自分の意見を押し付けてくる人なのです。



こちらの意見を聞いてくれるよう変わってくれたらいいの
ですが、そう簡単に人間は変わらないでしょう。



だからこそ、自分がこの上司とどういう関係を作りたいか!
もっというと、自分が自分らしく生きるために、この上司
とどういう人間関係を築きたいか!



なのです。



早く偉くなりたいのなら、どうすればよいか。
良好な仲間に囲まれて仕事がしたいのなら、どうすればよいか。
楽しく仕事をしたいのなら、どうすればよいか。



すべてのことは、自己決定していけるのです。



その先に本当に手に入れたいものがあるのなら。



そうです。



不平不満しか言わない人の特徴は、自分が本当に何を
手に入れたいのかがわからない。



それこそ、自分のことがわかっていないのです。



そもそも、自己に興味関心が持てていないのです。



自己尊厳の根本は、誰よりも自分自身に興味関心を持つこと。



等身大の自分を受け容れる(自己受容)
自分自身に興味関心を持つ。(自己尊厳)
そして、毎日目の前のことに一生懸命に取り組む。



そういう自分を毎日見ているのは自分です。



この積み重ねにより、自己肯定感が高まっていきます。



そうなると、自分自身に生まれてきたことに感謝できてきます。