押さば押せ! 引かば押せ!
こんにちは。有閑ではあるが勇敢になれない複雑系自営業者のコンプレクソロジストです。ごきげんいかが?
私は今、非常に臆病になっています。
なぜなら本日取り扱う内容が高度にマニアックであるため、あ、ていうかアブノーマルであるためにせっかく築き上げてきたブログでの繋がりが失われてしまうのではないかと案じているからです。
しかし、現在私が行っていることは、避けて通ることのできない企画であり、そんな話をブログに書かないわけには参りません。
これを書かずんば ブロガーにあらず
ウソです。まぁ書かなくてもブロガーであることには変わりないと思います。ブロガーを定義する要素は多様であってしかるべきで・・・・
ハッ!!自然と話を逸らそうとしている自分がいます。
とにかくこれからも、一人でも多くの方にかわらぬご愛顧を頂戴したいと願っています。よろしくお願いします。ガクガクブルブル・・・
さて、私は約15年にも及ぶ長い経歴を持つトランクス派男性です。
当時トランクスという呼び名は一般的ではなく、ガラパンと呼ばれていました。
15年といえば、たいがいのジャンルで一人前になることができる月日であろうと思います。
つまり私は一人前のガラパン派と言えます。
当然ですが、ブリーフをはいたときの感触は既にすっかり忘れています。
女性にはわかりにくいかもしれませんが、この両者の相違は一般的な想像以上に大きく、また相容れない二つの世界観が存在するのです。
タイトなサポート力を重視するか、それとも高い自由度に重きを置くか・・・これはその人の生き方に直接関わると言っても過言ではありません。
私は自由度を非常に重視するさすらいのガラパン派。
しかし、どういうわけか私は昨日の夜からブリーフを履いています。
生まれて初めてネクタイをしたときのような不愉快さ・・・・・世界が狭く見えます。
少し長い話になりますが、何故このような事態に陥っているのかという話をさせていただきます。
そもそものはじまりは1年ほど前でしょうか。私が土曜日のお昼にスパゲッティーを作っていた時のことです。
ほんとうにかすかな、虫の鳴くような声が聞こえてきました。一体なんだろうと思い様子を見に行くと、そこには私の彼女がトイレの前でばったりと倒れています。
ああ、そういやさっきトイレに入ってたな・・・・
そんな思いと、そしてその映像が非日常的であったために、思わず私は笑いを漏らしてしまったのです。
ハハハ・・大丈夫?どうしたの?大丈夫?ぷぷ
爆笑っていうのとは違いますよ。ヤヤウケ?(笑
異常事態に直面すると、人間って笑いがこぼれることがありますね。
その時彼女は生理二日目くらいだったと思いますが、ひどい生理痛のためにトイレから出られず、出られたと思った時点で力尽きて倒れてしまったのです。
脂汗がだらだら出ていて苦しそうでしたので、私は彼女をソファーに連れて行きました。
実はこの話、一年たった今でも私たちの話題に上ることがありますが、彼女が言いたいことを要約するとこのようになります。
「あなたは生理の苦しみが分かっていない。自分が生まれたことと、その苦しみが不可分であることを理解できていない。つまり自分の存在に対する因果関係という重大なことがらに向き合っていない。」
また
「あなたの『笑い』は根本的な種の存続に対する無理解からくるものであり、許し難い行為である。」
こんな所だろうと思います。
そして彼女は私にある課題を突きつけました。その課題は私が生理の苦しみの一端を理解するためのものであり、私はうっかりそれに「はいはい」と言ってしまったために現実のものとなりました。
私が思わず笑ってしまったがために実行することになった罰ゲーム・・・
私の無理解を一歩でも前に進めるための罰ゲーム・・・・
さて、私は現在ブリーフをはいています。
そしてそのブリーフには・・・
ナプキンが張り付いています
ああ・・なにやってんだ俺・・・・_| ̄|○
トランクスでは実現が不可能ですので、それでわざわざ彼女は身銭を切ってブリーフを購入したわけですね。
彼女に言わせると、ナプキンを当てているだけで相当な違和感とストレスがあるとのこと。
確かにこれはやろうと思えば私が体験することも出来るのです。
そして、私は今実際にそれをやっています(笑
15年ぶりのブリーフを履き、彼女から貼り付け方のレクチャーを受ける私・・・・
颯爽とブリーフを上げた後、私たちはすこしだけ無言になりました。優しい時間が流れます・・・
昨日はそのまますぐ寝てしまったので気になりませんでしたが、今朝起きてからは非常に違和感を感じます。あーなんかゴワゴワする!異物感あり!
あと、ブリーフ特有のタイトなサポート力も見逃せません。気を緩めるとすぐにパンツが食い込むとです。
というわけで、どのくらい続ければいいのかよく分かりませんが、私はこの罰ゲームをしばらく続ける必要があります。
そして、この罰ゲームを日頃ご愛顧を頂いている読者の皆様に内緒でこっそりと実行するなどということは出来ようはずもなく、このように記事を作成している次第。
新たな発見があり次第、またブログにてご報告いたします。
今後とも複雑系レトリックをなにとぞよろしくお願いします。