ネグセ大魔神 | 複雑系レトリック~自営業白書~

ネグセ大魔神

私はなぜかネグセがすごいんです。自分で本当にイヤになるときがあります。

彼女と一緒に住み始めたころは

彼女 「どうやって寝たらそんな風になるの?」

と言われたものです。最近では朝一の一発ギャグとしてすっかり定着しています。
頭をちょっと濡らすとかの対処療法では全く効果がありません。こうなるともう私に残された選択肢は二つ

1・頭をびちゃびちゃにしてリセットする
2・放置プレイ


基本的にはほとんど外に出ませんので2・放置プレイを選択します。さすがにお昼くらいになると重力で概ね元通りになるのです。
商品発送の時は運送会社のおにいさんと顔をあわせますが、いつもの担当者が休みだったりして時々見たことのない人が荷受に来ます。
そういったときは私のヘアースタイルに強く視線を感じることもあります。

彼女 「寝る前にドライヤーしないからでしょ」

そう。多分そうなんです。バスタオルで拭いて、生乾きのまま寝ています。
それで一応やってみたんですよね、ドライヤー。
しかし結果はもっと悲惨でした。

私 「こ・・こ・・・これは・・・」

本人がびっくりしているんです。それはもう相当なもんです。
逆に、これはこれでいいのではないかと思えるほど奇抜なヘアースタイル。
歩くたびに髪が振動し、その反動を頭皮に感じることができるくらい直立しています

ドライヤーはしつこく完璧にやればいいのですが、めんどくさいのでどうしても中途半端にかけてしまいます。
そうすると「しないほうがはるかにマシ」ということになってしまいます。