この記事は、2016年6月26日に更新の、「夏のトビラ・一寸法師、登場」篇で、ついに一寸法師が灰から大きくなって初登場! の続きで、視聴後の感想&CM後の展開も含めた内容となります。
では、まずはau「夏のトビラ・一寸法師 登場」篇(以下、「一寸法師 登場」篇)の視聴後の感想の記事にまいりましょう。
視聴後の感想
◆てっきりイケメンの一寸法師を想像していた方が多かったはず
もし、三太郎CMシリーズの隠れキャラである一寸法師が、誰かが演じているとしたら誰なのかについては、ネット上でも話題となっていました。
主な有力候補としては、
神木隆之介さん
染谷将太さん
窪田正孝さん
といった、いわゆる若手のイケメン俳優さんが演じるのではないかという声が多かったですね。
けれど、実際はもうご存じのように、俳優で映画監督でもある前野朋哉さんという方が一寸法師を演じていたのでした。
まあ、イケメンの一寸法師の登場を期待されていたネットのユーザーさんとしてはガッカリされたでしょうが、「夏のトビラ・一寸法師 登場」篇のCMでの一寸役として、前野さんはけっこうふさわしかったのではないかと思いましたね。
◆その後の「一寸法師、登場」篇ということで、私なりにイメージしながら続きを書いてみました
もうひとつ、「一寸法師、登場」篇では、前野さん演じる一寸法師が初登場したCMとして面白いものがありました。
けれども私としては、60秒バージョンでもまだ少し物足りなさを感じたこと。
かつて私のブログでも新CMがオンエアされるたびに番外篇という感じで記事にしていた、俳優のオダギリジョーさんが出演の「ライフカード」で話題になった「その後のオダギリ」のように、その後の「一寸法師、登場」篇もあっていいのではないかと思ったのでした。
そこで、auがやらなければ私がやる! ではないけれど(笑)、その後の「一寸法師、登場」篇におけるCMのその後ということで、私なりにイメージしながら書いてみることにしました。
以下は、一寸法師こと一寸が、
「ちょっと汗かいた」
と言って、そんなに長くはないソバージュっぽい髪をかき上げた一寸でENDとなった後の続きということでお読みになってみてくださいね。
金ちゃん「無利しないで、そんなにアイドルぶらなくったっていいよ。
どうせ君は、僕と同じような三枚目タイプなんだからさ」
一寸「別に無理なんてしてないよ。
それに、俺は自分のことアイドルだと思っているから。
金ちゃん「お前それマジで言ってんの!?」
桃ちゃん「まあまあ、2人ともそれくらいで。
アイドルとしてはいまひとつ華がないので認めたくはないけれど、君が一寸法師であることはわかったよ。
ただ、ひとつ気になる点があるんだ。
さっき、『だってずっといたじゃん』って言ってたでしょ。
ずっといたっていっても、俺たちの目には君の姿が全然見えなかったんだけど」
一寸「桃ちゃんがそう疑問に感じるのも無理はない。
だって、ずっといたといっても、今回のように灰をかけられる前まで、俺はみんなよりもずっとずっと小さな姿だったんだから。
けれど、時にはかぐちゃん、時には桃ちゃん、時には鬼ちゃんといったように、要所要所でそばにいたことは間違いないからね」
かぐちゃん「たとえ小さな姿であっても、私のそばにずっといたことがあったんだと思うと、なんか気持ち悪い…」
一寸「まあまあ、そう気持ち悪がらないで…」
金ちゃん「ところでさ、桃ちゃんもそうだけど、たしか一寸も鬼を退治したんだよね」
一寸「そう。
あくまでもおとぎ話のあらすじにおけるひとつの説ではあるけれど、俺は京で大きな立派な家を見つけ、そこで働かせてもらうことにした。
けれど、その家の娘と俺が宮参りの旅をしているとき、鬼が娘をさらいに来た。
そこで俺が娘を守ろうとすると、なんと鬼は俺を飲み込んでしまったんだ。
でも俺は負けずに、鬼の腹の中を針で刺すと、鬼は痛いから止めてくれと降参し、俺を吐き出すと山へと逃げてしまったんだ」
浦ちゃん「桃ちゃんは鬼ヶ島で、一寸は鬼の腹の中と、方法は違えども、鬼を退治したという点ては、桃ちゃんと一寸との唯一の共通点でもあったりするよね」
金ちゃん「一寸法師っていうとさ、鬼が落としていった打出の小槌を振って自分の体を大きくしただけでなく、宮参りに向かう最中に鬼にさらわれそうになり、一寸が退治して助けたという娘と結婚。
金銀財宝も打ち出して、末代まで栄えたというふうに言われているよね」
一寸「まあそれについては、先ほども言ったけれど、あくまでも諸説あるうちの、おとぎ話による代表的なあらすじに過ぎないからね。
あぁー、ここまで話したら喉乾いちゃった。
かぐちゃん、お茶まだ?」
一寸のその言葉を聞いて、
かぐちゃん「オイ!」
「一寸法師 登場」篇のCMのときよりも強い口調で激怒し、思いっきり一寸を上目づかいでにらみつけるかぐちゃん。
一寸「すいません…またまた調子に乗りすぎました…」
と言って、再びかぐちゃんに向かって平謝りをしていた一寸。
すると、それまで縁側に座っていた桃ちゃんが立ち上がり、一寸のそばまで行くと、耳元で次のように小声でつぶやいたのでした。
桃ちゃん「あんまりかぐちゃんを怒らせないでくれよ。
ただでさえ子供が産まれたことで、育児のストレスでピリピリイライラしているんだから…」
そんな、かぐちゃんの夫としての一面を見せた桃ちゃんに、
一寸「ゴメン、ほんと調子に乗りすぎた…」
と、耳元でつぶやいた桃ちゃんに謝り、かぐちゃんにも苦笑しながら謝っていた一寸だったのでした。
今回の記事はいかがでしたか?