平成20年度 国語に関する世論調査
この春に行われた「平成20年度 国語に関する世論調査」のまとめを、9月4日文化庁が発表しました。
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日本語を大切にしているか
―「大切にしている」は76.7%で7年前から増加。特に若い層での増加が目立つ ―
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─────────<問2>
「美しい日本語」というものがあると思うか,思わないか
― 9割近くの人が「あると思う」と答えている ―
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特に興味深かったのは次の設問です。
─────────<問2小問>
「美しい日本語」とはどのような言葉か
―「控え目な言葉」が11ポイント増,
「アナウンサーや俳優などの語り方」が10ポイント減 ―
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「美しい日本語」とはどんな言葉か。
以下の順でした。
1位 「思いやりのある言葉」(62.5%)
2位 「あいさつの言葉」(47.4%)
3位 「控えめで謙遜な言葉」(40%)
4位 「素朴ながら話し手の人柄がにじみ出た言葉」(30.7%)
5位 「短歌、俳句などの言葉」(28.6%)
6位 「故郷の言葉」(19.8%)
7位 「アナウンサーや俳優などの語り方」(16.8%)
また、気になったのは「匿名性掲示板」での言葉の使い方についてです。
5割以上の人が「攻撃的できつい言葉が多い」と答えています。
確かにここ2,3年、明らかにインターネット上の攻撃性は高まっています。
全体的に、許容度が低くなっており、必要以上に攻撃するケースが目立ってきています。言葉は、人と人をつなぎ、豊かな関係をつむぐためのもの。
上手に使っていきたいですね。
詳細な調査結果はこちら → 平成20年度「国語に関する世論調査」の結果について
■前田めぐる■