食生活と学業
食生活の支援や
学術書の格安販売などを通じ、
学生が学業に専念できる
環境づくりを進める大学が増えている。
※日本経済新聞 教育・大学より
▼下宿生の味方
食事付きの寮等であれば話は別だが、
一人暮らしの学生が最初に遭遇するのが
『バランスのとれた食事』の壁。
と、
そんなときに頼りになるのが、
キャンパス内にある『学食』。
街中の食堂よりも
安上がりで、味も量も、
そして栄養面も考えられている。
ここ最近では
一日数量限定で
“100円朝食”など、
破格な値段で学食を提供する
大学もあるとのこと。
▼こんな時代に生まれたかった
朝少し早起きすれば、
100円で、バランスのとれた
あたたかい食事を摂ることが出来る。
それだけでも
僕からすれば羨望の的なのに
今度はなんと
『自炊』で単位を取得できる
授業がある、というではないか。
15週間にわたる授業期間内で
(授業とは別に)
40回以上の自炊の写真を
フェイスブックの授業専用ページに
投稿する。
…
まあ、話をきいてみれば
結構ハードな内容だが。。笑
▼破滅への道
学生時代、仕送りなしで
一人暮らしをしていた僕は
生活費を少しでも節約するために
ひたすら自炊に拘った。
徒歩圏内にある
数軒のスーパーマーケットを
徹底的に攻略し、
月曜日はA店
火曜日はB店
水曜日はC店、
と何を購入するにも
“最安”に拘り抜いた。
けど、不思議なことに
最初はゲーム感覚で
あれほど楽しかった
“最安”攻略も、
いつしか億劫になり、
やがて、バイト以外は
家に引きこもる生活が
常態化してしまった。
…
今考えてみれば、
当然の帰結だ。
▼栄養失調
野菜も食べる。
肉も食べる。
でもやがて、
「肉なんて贅沢だ」
と、野菜ばかりのご飯になり、
やがて、
野菜の種類も減っていき
「食材のリストラ」
と称しては
階段の段を次々降りるように
食事内容が偏り続け、
そして丁度、年の暮れあたりに
見事に体調を崩し
数日間寝込むはめに…
医者に診てもらったら、
なんてことはない。
栄養失調、と。。
それ以降、
厚生労働省が定めている
6大栄養素を意識して
毎日食事を摂るようになってから
大きく体調をくずすことも
なくなった。
初めから食の大切さを理解し
バランスのとれた食生活を
送ることに越したことはないが、
僕の場合は学生時代に
痛い目に遭ったおかげで、
今の健康的な生活があると思っている。
…
まあ、人それぞれ、ですね。笑