徒労の30年の果てに | ワクワク人生研究所所長 小未来のブログ

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「最近ワクワクしたのいつだっけ…」
そんな人生に一石を投じるべく、
日々、研究活動と思考実験に勤しむ
ワクワク人生研究所所長・兼実験室室長、小未来のブログ

徒労の30年の果てに


20150120





ワクワクしたい。


けど、

ワクワク出来ない。


そんな場合は

何よりも先にやるべきことがある。



『記憶の再構築』



それは

ワクワク出来ない自分の記憶を辿り、

ワクワク出来る自分を取り戻す旅路。



まずは、

ワクワクするのに必須な

“気力・活力”を養うために、



睡眠の質を見直すことから

始めなければならない。



と言っても、

やることは、たった一つ。



自分自身の身体に染み付いた

過度の緊張状態を解くこと。



間違いない。



何せ僕自身、

その事実に気づくのに何年、

いやそれ以上の年月を

費やしてしまったのだから。



“気力・活力”の出ない状態は


根性が足りないだの

努力が足りないだの

さらには

生活習慣が乱れているからだの、


そうやっていつも僕は

“己の姿勢を正すこと”ばかりを

ひたすら意識してきた。



今だから言えること。



「だからこそ、僕は」


何時まで経っても

“気力・活力”のわかない身体と共に

ワクワク出来ない人生を

長いこと歩んできてしまったのだと。



過度の緊張状態を放置すればするほど

身体への緊張の定着度は高まり、

結果、益々無気力感は増大し、


かつての楽しかった、ワクワクした

そんな数々の思い出さえも

何も感じられない身体になり、



一方で、周りを見渡せば


日々努力し、

日々生活習慣を律することで

ワクワクするような充実した人生を

送っている人たちがいて…



そんな光景を目の前に

僕は自分自身に幻滅し、

結果、益々無気力感は強くなり…



「だからこそ、僕は」

過度の緊張状態を解くことの

重要性に気づいたにも関わらず、


“それすら”儘ならない状態にまで

事態は進行してしまったのだ。



過度の緊張状態そのものが原因で

“何が必要で何が不要かすら”

感じることの出来ない身体に

なってしまっていたのだから。



あの日…



30項目にも及ぶ、

“質の高い睡眠のための

 チェックリスト”を元に、


来る日も来る日も、

布団の中で格闘を続けた。



そう、格闘…



僕は床の中に入ってからも

どの寝相がベストな寝相か、

手足や身体全体を忙しなく動かしては

落しどころを探っていた。



けど、満足な結果を得られたのは、

たぶん一年のうちで数えられるほど…



今振り返れば、


理由はなんとなく分かる。



その時の“首の状態”だ。



そうやって30年以上の苦悩が

今となっては

全て一つに繋がり俯瞰できる。



そんな今の状態を、

僕は素直にに嬉しく思う。