ニートと藤子不二雄 | コミペ

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ニートと藤子不二雄


【ニート】 ドラえもんはメンター(精神的指導者)か否か?


 最近、「ドラえもんと自立」をテーマにした記事を幾つか目にしました。


 まず、先日もお伝えした「フリーターになる前に受けたい授業」。
 「ニートにならないためには、自分の心の支えとなる『メンター』を見つけることが大切。「アニメの主人公でも何でもいい。家族以外の精神的指導者(メンター)を探そう」というもの。「ドラえもん」を例示し、のび太の、メンターであるドラえもんとの別れを通しての自立を説いていました。


 次に、日本のアニメの悪影響を指摘する中国の記事。ここでは「ドラえもんは子供の依存心を強化するだけ」と批判の対象でした。


 更にもう一つ「なぜアメリカでドラえもんが放映されないのか?」という記事。
ドラゴンボール、セーラームーン、アラレちゃんなど人気作は軒並みアメリカでも放映されていますが、ドラえもんは放映されていません。理由はやはり依存型キャラクターへの難色でした。自立心を尊ぶアメリカ人は子供に悪影響を及ぼすと、まず考えるようですね。

 各話は概ね「楽をして得はない」という展開だったと思いますが、そこまでは考慮してくれません。


 そう言えば同じく藤子不二雄のパーマンにはコピーロボットという究極の依存型アイテムが出てきました。これもアメリカでは放映禁止でしょうか?


いずれにせよ、夢や欲望を寓話化する藤子不二雄の漫画が魅力的過ぎるが故の論難ですね。



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