さて、ワンマンの最終通しリハーサルも終了
めちゃくちゃ良い仕上がりっす、
バンドのサウンド最高です
いよいよ来週月曜日ですよお見逃しなく
で、ずっとやって来ました「C-10」全曲解説も本日でラスト
「ミチバタ」です
この曲は2006年にダースレーダー氏のレーベル「Da.Me.Records」からリリースしたインディーズ処女作「Day Before Blue」の中からMVカットされたもの。
その当時、私の周りは空前の90's HIPHOPブームであり、
サンプリングの空気感、ラップの引用など90年代リバイバルの第1波だったように思う。
その頃、いわゆる「HIPHOP クラシック」と言われる黄金期の作品を聴き漁っており、
頭の中は完全にミドル&ニュースクール期のNY。
地元である多摩川の橋、丸子橋をブルックリンブリッジに見立て、
そこで仲間達とラップのフリースタイルを夜な夜なやったりといった感じの日々でした
そんな夢想の日々の中に、
東京の現実を織り交ぜた曲。
ビートメイカーであるDJ ANDOさんにこのビートを頂いて、
五反田の朝焼けを見ながらずっとループさせて聴いてた。
あの頃の自分は、
何かHIPHOPで爪痕を残したくて、
この曲を日本のラップクラシックにしたい。
そう思いながら歌詞を考えてました。
そして時は流れ、
今では日本語ラップクラシックのmixに沢山入れてもらったり、
そう言ってもらう事も多くて、
今だに新しい世代にも支持してもらえる曲になりました。
そんな事ってあるんだな、って。
イメージしたこと、
実現化させることは可能なんだと思う。
「駅前の大画面」を「見上げ」ていた
自分の頭の中には、
ハチ公前に大きく自分の存在が刻まれる様子がイメージ出来ていた。
その数年後、
その場所に大きな自分の写真が貼り出されることになったり。
人生は本当ミラクルだって思う。
ここが、ミラクルの出発地点。
そしてこの先もまた新たなミラクルが待っていて、
沢山の出会いと共に、
皆さんの元へ音楽を届け続けていく。
そんな動機やパワーを、
10年前の自分がくれる。
そんな大切な曲で、
「C-10」のラストは締めくくりました。
まだたったの10年。
これからの20年、30年で、もっと成長していきたいし、
もっと頑張っていきたいと思います‼️
読んで頂いた皆さん、
ありがとうございました
あとは、ライブ会場でお会いしましょう
「ミチバタ」
アスファルト腰おろすと ポスト定位置ここ全員特等席
適当に交わす会話 回すライター ノリで始めるサイファー
beat box on the set fleaky fleaky flow かませ鳴らせback again
肌で受け止める無言のルール 路上の呼吸
ILL street blues
ブームより追う核心つまりコア 隠し味効いた辛口言葉
また次のドア ぶち破りモラルの首輪取った野良猫たちが夜な夜な
暗い裏道を徘徊 また頭痛いまま 朝バイバイ
改札ホーム乗る始発山の手 朝帰り響くママの声
カラスが残飯 あさる五反田
朝日が燦々と照るベランダ
光る朝焼け 痛む胸やけ
刻みつける この街の風景
※(見上げる)眠ることなく輝く街
(見上げる)孤独な鳥がさえずる街
(見上げる)夢とごみくずで溢れた町
ずっとここで遊んでる ミチバタ
T.O.K.Y.O.マイホームタウンstreet walk around
こっから生まれるアート ハードノックライフ
ゴールドカードまであとどのくらい?
slow downまぁ地道にいこうかハチ公は10年も待ったもんな
今夜見上げる駅前の大画面 ミチバタから発信世界まで
まいた種 芽を覗かせ 緑が手を広げるハーベスト
ターゲット絞りふみこむマーケット
なんでもやればできること照明したい
少年少女時代 変わってないstreet dream掲げる
黒い月まだ夜道照らしてる デカイL 空にかざしてる
都会の喧騒 ただ無味乾燥
メディアの洗脳 かかる不感症
騒ぐ人たち 変わる友達
通り過ぎる 風だけが同じ
※repeat