あなたは、怒っている時、悲しんでいる時どうしますか?
それを直接相手にぶつけられない時どうしますか?
今日は、先週の木曜日、金曜日に引き続き、そんな時の対処方法をご紹介します。
先週の木曜日、金曜日の記事を読んでいないという方は以下を先にお読みください。
感情を処理する方法
おはようございます。
恋愛がうまくいかない。結婚できないのには必ず原因があります。
恋愛・婚活の悩みを解決する心理カウンセラーの吉田亮介です。
昨日に引き続き、『感情を処理する方法(その3)』となります。
【6】大声を出す。
河原にいって、腹が立つ事を大声で言うというのはベタですが、効果的です。
カラオケボックスで言うのもありですね。
曲を歌うだけでも発散効果はあります。
【7】アーと言う。
怒りを感じながら「アー」と言い続けるとけっこうスッキリして来ます。
スッキリするまで何度もやるといいですね。「アー」という声が身体に響く心地良さもあります。
途中で他の感情が出て来た場合は?
もし、途中で悲しくなったら、悲しみをただただ感じて下さい。
「私は悲しい」と言って何が悲しいかを声にだしてしゃべります。
涙が出るならそれを止めないで下さい。
しっかり泣きましょう。
怖いなら怖がりましょう。
「私は怖い」と言って怖さをただ感じます。
それと同時に大き目のクッションや毛布を丸めて抱えてください。
しっかり抱えていると徐々に安心して来ます。
この時、呼吸はゆっくりを心がけてください。
息を止めないでください。
ひとつの参考としては4秒吸って、8秒吐くというのを意識してみてください。
呼吸には人それぞれリズムがあったりするので各自調整してください。
ポイントは吸う息の2倍の時間かけて吐くということです。
※面倒ならだいたい2倍くらいゆっくり吐くというのでもかまいません。
どんなに怖くても死ぬことはありませんので安心してください。
※そもそも心臓に持病があるなどの方はご自分ひとりではやらずに医師、カウンセラーなどの専門家の直接の指導のもとに行ってください。
あまりに怖い時はとにかく呼吸をゆっくりすること。
クッションをしっかり抱えること。
目をあけてどこか一点をみるといいと思います。
※目をつぶると妄想が妄想を呼んでどんどん怖くなる可能性があります。
そして、身体の感覚を感じてください。
どこか怖さを感じるところを探します。
感覚に集中することで怖さを消化していけます。
また、感覚に集中することで妄想して怖さを増幅することを回避できます。
人間は一度に2つのことはできません。
感覚に集中したら無用な妄想が止まります。
実際は、 怖さ(何かのイメージや妄想)→身体の感覚→怖さ(何かのイメージや妄想)→身体の感覚
という風に感覚に集中したいけど、怖さに引き戻されるという風になるかと思います。
ですが、これでも妄想が分断されるため過剰に怖くなることを防止できます。
それと同時に感じることで怖さを消化していけます。
あまりに怖いとどうしても息を止めたり身体が硬直したりします。
過呼吸になってしまう可能性もあります。
ですので呼吸が早く浅い時は呼吸に意識を向けてください。
そして、呼吸が早くなりすぎないようにゆっくりになるようにしてください。
万が一、過呼吸のようになってしまっても慌てないでください。
パニック状態で余裕がない場合は、周りを見回しながら、指差して、あれは壁にかかった絵。
あれは観葉植物。
あれはテレビ。
などのように確認して行くと現実に戻りやすくなります。
それすらもできない時も安心して下さい。
過呼吸は、時間が経てば必ず収まります。
10分以上かかる場合もあるかもしれませんが、過呼吸で死ぬことはありませんので安心してください。
やることはしいて言えば呼吸をゆっくりに、特に吐く息を長くするということだけです。
後は自然に収まるのを待ちましょう。
どんなに長く苦しく思えても必ず収まりますので安心してください。
※持病がある場合や心臓が弱いなどの方は感情処理はひとりでやらないでください。専属の医師やカウンセラーに必ず相談して下さい。
恐怖の対処方法について詳しく書きましたが、予め強い恐怖が予想される場合などはカウンセリングを活用するようにしてください。
やはり、ひとりだと難しい面はあると思います。
自分でやってみて、想定外に強い恐怖が出て、何とか乗り切ったけど、その後不安定になってしまったなどがある場合もカウンセリングをご活用ください。
※僕以外のカウンセラーさんにお願いしてももちろんかまいません。
ここまで感情消化の仕方を説明して来ましたが、
いかがでしたか?
この方法は、やってみると思いのほか、効果がありますので
読むだけでなく試してみて下さいね。
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