こんばんは
「毒になる親で苦しんでいるあなたへ 3か月で子供時代のトラウマ(心の傷)を解消」
心理カウンセラーの吉田亮介です。
「毒親」というのは、子供に悪影響をおよぼすような親という意味です。
このブログを読んだり、存在を知っている人の中には、「自分の親を毒親呼ばわりするってどうなの!?(けしからん!)」と思う方もいるでしょう。
特に、50代以上の世代の方からしたら違和感があるかもしれません。
また、成人してまで親のせいにしていてどうするの!?
「もう子供じゃないんだから!」という意見もあるかもしれません。
今回は、そのあたりにお答えしたいと思います。
「自分の親を毒親呼ばわりするってどうなの!?(けしからん!)」と思う方は十中八九、自分の親が「毒親」ではないと思います。
本当に「毒親」というような存在ならそんなこと言ってられる余裕がありません。
例えば日常的な虐待を繰り返す親を「毒親」という子供がいるとして、「親を毒なんて言うもんじゃありません!」とその子に言えるでしょうか?
それが20歳になった瞬間に「一言足りとも親の悪口を言うもんじゃありません!」というのは正論ですが、なかなかの理想論です。
とはいえ、前回も話したように「毒=悪影響」がゼロというような神様のような親はいません。
少しくらい、あるいはある程度までの「毒」を取り上げて、「毒親」「毒親」と言うとすれば、確かに責任転嫁の面がゼロとは言えないかもしれません。
ですが、カウンセリングは人の道を説くものではありません。
その人の苦しみを解消したり、軽減するのが目的です。
とにかく、その人が親に悪感情を抱いているとするならば、その悪感情を開放することがその人のためであり、その両親のためにもなります。
人というのは感情の生き物です。
なので、感情を抑圧したままに、もう大人だからと無理やり理性で抑えつけても本当のところは納得しません。
納得しない部分が症状として現れて来ます。
人が信用できなかったり。自信が異常になかったり。
自己主張が全くできなかったり。健全な恋愛や結婚ができなかったり。
そういう症状として現れて来るのです。
そして、子供は親を無条件に愛すると言います。
どんなに表面的に憎んでいても心のそこでは両親に愛されたいわけです。
もし、本当にどうでもいいなら恨(うら)み辛(つら)みもないでしょう。
サッサと忘れて新しい人生を歩んだほうがいいですよね。
でも、忘れられません。
自分の唯一の親だから。
そして、順番があります。
親を恨む(無意識の場合もある)→感情を出す→親を許せる(どうでもよくなる)→場合によっては、親に感謝する。
という順番です。
感謝するかどうかはわかりませんし、そこを目標とはしていません。
目標としているのは、親を許せるか、もしくは、どうでもいいと思える状態です。
一度、親と決別(けつべつ)する感じです。
一度、(心の中の)親の影響下から離れます。
そうして、初めて、自分や親、またその関係性を理性的に客観的にみられるようになります。
その上で、どうするかは本人しだいです。
中には、親に感謝するという人もいますが、感謝することが目的ではなく、感謝しなければいけないともしません。
カウンセリングでは、(こころの中の)親の悪影響から離れることが目的です。
そして、その時、色々な問題が解決されて来るのです。
例えば、自己主張ができないとか人が信用できないとか一見、親とは関係ないようなことも解決していきます。
※もちろん、中には親とは関係なくそうなっている場合もあります。学校でのイジメや友人の裏切りなど。
最後までお読み頂きましてありがとうございます。
「毒になる親で苦しんでいるあなたへ 3か月で子供時代のトラウマ(心の傷)を解消」
心理カウンセラーの吉田亮介でした。
毒になる親で苦しんでいるあなたへ 3か月で子供時代のトラウマ(心の傷)を解消
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