こんにちは
心理カウンセラーの吉田亮介です。
あなたは、何か過ちを犯してしまったことはあるでしょうか?
その過ちの重さによっても違いますが、どうにかしてそれを償いたいと思いませんでしたか?
たとえば、あなたが友人を乗せて運転している車で、急に飛び出して来た子供を避けようとしてハンドルを切り事故を起こしてしまった。
幸い、あなたは無傷でしたが、友人は両足を骨折してしまって入院となった。
こんな状況だとしたら、どうでしょうか?
あなたは「罪の意識」を感じるのではないでしょうか?
こんなことは想像したくありませんが、万一友人が亡くなっていたとしたら?
おそらく「重い罪の意識」に苛まれるのではないかと思います。
そして、こんなふうに思うかもしれません。
「私が死ねばよかったんだ・・・。」
「事故を起こした私が死んで友人が助かるべきだった・・・。」
そうして、あなたは「友人を死なせてしまった」という十字架(罪)を背負って生きていくのです。
そうなるとあなたは十字架を背負っているので、「私は幸せになる資格がない」と思うでしょう。
ですから、楽しいこと幸せなことを経験すると胸が苦しくなったりします。
「こんな私が幸せになってはいけない(亡くなった友人に申し訳ない・・・。)」
という風に思ってしまうのです。
これは以前に説明した「幸せを感じてはいけない」という無意識の思い込み(ビリーフ)にあたります。
こんな風にして大人になってからでも人生を大きく制限してしまうような無意識の思い込みが出来ることがあります。
では、こうした思い込みが出来てしまったらどうすればいいでしょうか?
それについては、また次回お話しますね。
最後までお読み頂きましてありがとうございます。
心理カウンセラー 吉田亮介