こんにちは
心理カウンセラーの吉田亮介です。
前回から何回に分けて悩み解消法をご紹介していきます。
悩み解消法というのはそれこそ無数にありますが、
中でも基本的にひとりでできるものをご紹介して
行きます。
2回目の今回は、「最悪を覚悟する」方法です。
例えば、あなたが会社で実力のある
(女性ならお局様的存在)
先輩に飲み会の席で、酔った勢いで
言ってはいけないことを言ってしまったとします。
金曜の夜のことでその日は土曜日
休みだから寝ていたところ
電話のコールで起こされます。
仲の良い同僚からでした。
そして、昨日行った先輩への失態に
ついて聞かされます。
あなたは酔っていたのもあって、それほど
ハッキリ覚えていませんが、
「ちょっと、あれはマズイよ!」
と言われました。
あなたは、自分が行ってしまった言動
について改めて聞かされて青ざめます。
言われてみれば何となく記憶はあります。
「マズイ・・・。」
会社人生最大のピンチかもしれません。
あの人に一度嫌われてとことんイジメ抜かれて
辞めて行った派遣社員がいたことを思い出します。
あなたは居ても立ってもいられません。
せっかくの休日も台無しです。
でも、それどころではありません。
どうしよう。どうすればいいんだろう・・・。
月曜日からイビリが始まるのだろうか・・・。
会社を辞めるしかないのだろうか・・・。
何をしていてもそのことが頭から離れません。
こんな時どうすればいいのでしょうか?
こんな時にこそ、有効な方法のひとつが今回
ご紹介する方法で「最悪の事態を覚悟する」
というものです。
やり方は簡単です。
以下の3ステップです。
1,起こり得る最悪の事態を考える。
2,最悪の事態を受け入れる覚悟をする。
3,事態がよくなるようにベストを尽くす。
1ステップずつ説明しますね。
1,起こり得る最悪の事態を考える。
最悪の事態というのを先に想定しておきます。
何のためにそんなことをするのか?
それは、
あんなことになったらどうしようか?
こんなことになったらどうしようか?
もしか、もっとひどいことになるかも・・・。
こんな風にぐるぐる考えているなら、
最初から、これ以上はないなとという
最悪の事態を想定してしまうのです。
そうすれば、それ以下のことで頭を悩ませる
ことがなくなります。
今回のケースで言えば、実力のある先輩(お局様)
にイビラれ続けて、疲れきって、会社を辞めざる
得なくなるとか、職場で孤立してしまうとか
その辺りでしょう。
死ぬことはないでしょうし、
逮捕されることもありません。
長くなりますのでスッテプ2からはまた次回。