こんにちは
心理カウンセラーの吉田亮介です。
今回は対人恐怖症について
お話したいと思います。
対人恐怖症には実は2種類
あります。
ビリーフ(メンタルブロック)
で説明するとわかりやすいのですが、
●子供であってはいけない
●人に近づいては行けない
の2パターンがあります。
今回はその内、まず
「子供であってはいけない」
から説明します。
「子供であってはいけない」
というのは、
「しっかりやらないと」
「きちんとしなければ」
というような想いが根底にあるわけです。
だから、シンプルに言えば
人からどう思われるかが
すごく気になります。
これが高じると対人恐怖に
なります。
実際僕はこのタイプの対人恐怖症
でした。
人からどう思われるかが
異常に気になるのです。
当時は思春期だったので、
とにかく表面的なことが
気になって仕方ありませんでした。
具体的に言えば一番気になったのは
服装です。
自分はカッコ悪いのではないか。
服のセンスがないのではないか。
恥ずかしい格好をしているのではないか。
と気になって仕方ないのです。
服のセンスを追求しているとか
そういう次元の話ではありません。
センスが悪く無いか?
恥ずかしく無いか?
ダサすぎないか?
というところが気になっています。
だからオシャレを楽しむ
などということはなく
強迫観念でした。
そして、カッコイイとか
センスがいいとかを目指して
いません。
とにかく人並みになりたいと
思っていました。
(逆に言えば人並み以下と強く
と思っていました。)
だから、この世にファッション何かなければ
いいのにと思いながらその割には
案外服屋には行ってました。
なぜなら、何を着てもやっぱり、
「ダサイと思われているんじゃないか?」
と異常に気になってしまうからです。
そして、駅などで同級生などに
会おうものなら、
「今、笑われたのではないか?」
と気になるのです。
もちろん、服装以外もそうです。
「変なヤツと思われてないか?」
「暗いヤツと思われていないか?」
とにかく他人の目ばかり気にしていて
そこに自分の基準とか自分らしさ
というものがないのです。
当然、人と会いたくないし
あまり外に出なくなります。
人との付き合いもごく限定的になるし、
さらに悪化すれば外に出られなくなる
かもしれません。
こんな感じで対人恐怖症となります。
「他人の目が気になる」
「どう思われているかが気になる」
というのがキーワードですね。
これに対する対処法は
また今度書きたいと思います。
次回は
●人に近づいては行けない
の対人恐怖症について書きます。