みなさま、こんにちは。
『カラーコンサルティングの現場から』
~カードコンサルタント・川瀬一栄(かわせ いちえ)がお届けする、
木曜日のお喋りカフェです。
住宅の内装カラー提案の現場でアクセントカラー使いが広がっています。
そこで時々聞かれるのが
「集中できる壁の色は何色?」というもの。
色彩心理の観点からいうと、
勉強部屋として集中できるのは、やはり青。
青は、気持ちを落ち着かせる色。
静かに集中する勉強タイムに向いています。
では、オフィスの会議で活発な意見をだしてほしい場ではどうでしょう?
赤は前向き、アグレッシブな気持ちにさせてくれる色なので、
そういう場では赤もいいですね。
ただし、赤は一種の劇薬。 面積的には少量使いがオススメです。
・・・というのは、いわゆる一般論。
最近話題になったSTP細胞を研究する小保方春子さん。
研究室の壁の色は黄色にピンク。
使われている黄色やピンクは明るくてキレイな色。
そして、黄色は知識欲の、ピンクは優しさの色でもあります。
実験という、長時間こもらなければならない部屋だからこそ、
きっと本人が最も前向きになれる色や
リラックスできる色で選んだんでしょうね。
色彩心理を活用すると、色の選び方も幅がひろがりますよ