金峯山寺、蔵王堂!
いい天気です〜
吉野の桜①は→こちら
吉野の桜②は→こちら
吉野の2日目は、お天気にも恵まれ、
早朝の蔵王堂のお勤めから散歩して、お宿KAM INさんに戻り、冷えた身体をお茶でチャージ!
すっかり、女将のファンになってしまい、
ここの場所で開業できるなんて、すごい持ってるとしか思えないのですが、
とってもナチュラルな彼女。
お母様作のすてきな盆栽も、とっても気の通ったところにあるので、不思議な花の咲き方をしてるんだそうで…
「吉野の本当の魅力は、桜が終わってから」とのこと。お祭りのような桜のシーズンですが、
そのあとの静けさの中に吉野の本当の姿はあるのですね。
ということで、来月も行ってみることになりましたよ♪
さてさて、賑わいの中に戻って、吉水神社へ。
ここは太閤秀吉も花見の本陣を置いたという大名所♪
平日なのに、この写真の周りもたくさんの人だかりで、落ち着いて見てる場合でないのが残念…
吉水神社に下って行く途中、桜越しに蔵王堂が見える場所もありました。
けど、まず腹ごしらえ〜
矢的庵。お蕎麦の美味しい行列ができる人気店です。
名前を書いて呼ばれるまで並びますが、
前の道が、車がたくさん通る、その上急坂になってますので、
ご注意くださいね。
番が回ってきました〜
1グループごとなので、一人で広いとこ(^ ^)
八ケ岳の蕎麦粉と吉野の水。
こんなに冷たく、しっかり締めてあるお蕎麦は初めて。
つゆもこだわりのつゆで、自然なだしがまたよく合って、本当においしい☆
思わず、蕎麦団子も追加しちゃった〜♪
表面はカリッと、中はモチッと。
お芋みたいな感じなので、聞いてみたけど、ほとんど蕎麦粉だそうです。
これはお代わりしたいくらいでしたが、次回のお楽しみ!
ここのお店も若い方たちが、やってらして、
宿の女将といい、古い伝統の土地に、若い人たちのこだわりで、
とても良いお仕事をなさっていらっしゃるのが、
すごく印象的でした♪( ´▽`)
いよいよ登りますよ!
舗装されているとはいえ、
花見のためにこんな急坂を登るって初めてで。
お年寄りもけっこういらして、関西の方たちはすごいなぁと思いつつ、
ひたすら一歩一歩登りました。
途中で、花のポイントもあるので、その度に休憩。
バスも奥千本まであるのですが、かなり待たなくては乗れない状態。
でも、登ってよかった〜という気持ちの良い光景が続きました♪
ここまでの予定でしたが、水分神社が気になるので、もうひと頑張り!
→水を司る天之水分(あめのみくまり)大神を主神とし、"みくまりが"御子守"(みこもり)となまって、俗に子守さんと呼ばれ子宝の神として信仰されています。
社殿は豊富(臣)秀頼が再建したもので、本殿、拝殿、弊殿、楼門、回廊からなる桃山時代の大変美しい建築です。→
社殿は豊富(臣)秀頼が再建したもので、本殿、拝殿、弊殿、楼門、回廊からなる桃山時代の大変美しい建築です。→
とのことで、水分はみくまりと読みます。
写真は楼門を背に撮っているので、コの字方に建物があり、
本殿に天之水分大神、他の建物にも玉依姫や少彦名命など、たくさんの神様に囲まれているようです。
まだ枝垂れ桜は咲いてなかったですが、今頃見頃かも。見事でしょうね〜
調べてみたら、天之水分大神は、神仏習合の時は、地蔵菩薩が、子守権現として現れたと信仰されていたそうで、
何気に行ってみた神社なのですが、このところ地蔵菩薩ともご縁がありそうな♪
奥吉野まではまだまだあるようですが、
ここら辺で引返します。
が、目についたのが、
神社のそばで、おっちゃんが売ってたのが、気になって!関西の食べ物らしい。
おっちゃん、わかりやすいようにえびせんの袋を見せてくれましたよ(^ ^)
この上に、ソース、目玉焼き、周りに天カス、そして、青海苔とマヨネーズかけて出来上がり〜
「服汚さないようにね〜」と親切に言っていただいて、
確かに油断すると、ソースor半熟の黄身が落ちちゃいそう。慎重にいただく。
えびせんもソースも好きなので幸せ♪
ベンチに腰掛け、吉野杉を眺めながら、もう鼻歌気分でのんびり〜
さて、また下って行きますが、急登だっただけに、下りも膝にけっこうきます。
奥千本までバスで、行ったとしても、下りもけっこうこたえたかもですね。
戻ってくる途中、聖天様をお祀りした櫻本坊が目に入り、お参り。
桜のシーズンだと、桜にばかり目が行ってしまって終わってしまいますが、
違う時に来ると、良いお寺もたくさんあるので、
いつかゆっくり回りたいものです。
目黒不動尊で、等身大くらいある役行者の像を見てから、修験道の本尊、金剛蔵王権現に会いたくなって、
そこから始まった奈良一人旅。
先ほどの櫻本坊のHPより
→山上ヶ岳山頂での一千日のご修行の末、衆生済度のご本尊、金剛蔵王大権現(こんごうざおうだいごんげん)をご感得(祈り出)され、吉野山へ下り、桜の木で蔵王権現のお姿を自ら彫り、祀られたのです。 その時、修験道が始まりました。→
吉野の桜は、それにちなんで、人々が寄進して植えていったもの。
蔵王権現に捧げられた桜なんですね。
蔵王権現と桜に、たくさんの力をいただけたような吉野でした。
今度は、若葉の頃に〜(もうすぐじゃん(笑))
金峯山寺の金剛蔵王権現特別開帳は、5/7までです。
もう少し延ばしてくれたら、また拝見できたんだけど。
静かな吉野でもご対面できるようになるといいなぁ☆
奈良の旅はなかなかパワフル♪次はどこを書こうかな〜お楽しみに(^_−)−☆
今日も読んでいただき、ありがとうございました☆