フィギュアスケートグランプリファイナルが終了しました。
シングルの結果は以下のとおりです。

●男子シングル
1 Patrick CHAN 259.75
2 Nobunari ODA 242.81
3 Takahiko KOZUKA 237.79
4 Daisuke TAKAHASHI 219.77
5 Tomas VERNER 213.64
6 Florent AMODIO 201.90

男子フリーのリザルト→ http://www.isuresults.com/results/gpf1011/SEG002.HTM


●女子シングル
1 Alissa CZISNY 180.75
2 Carolina KOSTNER 178.60
3 Kanako MURAKAMI 178.59
4 Akiko SUZUKI 173.72
5 Miki ANDO 173.15
6 Rachael FLATT 127.57

女子フリーのリザルト→ http://www.isuresults.com/results/gpf1011/SEG004.HTM


あくまで、個人的な感想ですが

優勝したパトリック・チャン選手のPCS(演技・構成点)が高すぎるなぁ・・・
転倒もあり、ステップもいつもよりも良くなかったわりには高橋選手のPCSも高いなぁ・・・
などと、男子もいろいろ疑問に残るところがあるなぁと思っていますが

なによりも前々から、
女子の安藤選手と鈴木選手のPCSが低すぎるなぁと思っています。

まず、安藤美姫選手。、
ここ数年、フリーのPCSが55~58点台で、60点を越えたのは、昨年のGPFとオリンピックのときくらいです。
PCSは過去の実績に左右されることもあるそうですが
(それも変なことですが・・・)
安藤選手は2007年の世界チャンピオンで、昨年のGPFでは2位になった選手です。
腕の動きも一層美しくなって、表現力が増している上に
今日のあのすべてのジャンプもしっかり決めた素晴らしい演技!
どう考えてもPCSが低すぎると思います。

それから、鈴木明子選手
数年のブランクがあったこともあり、昨年のフリーのPCSは52点前後
オリンピック以降少しPCSが上がり、先日のロシア杯では60点を越えたので
やっと認めてもらえるようになったと思って、本当に嬉しかったです。
今日の演技は、3回転ジャンプの予定が2回転になったミスがあったくらいで
その他はロシア杯よりもよかったと思うのですが?
ジャッジの方々は、鈴木選手のリズム感の良さや首の使い方が抜群に素晴らしいところ、深いエッジで踏むステップが見えていないのでしょうか?
鈴木選手のPCSもどう考えても低すぎると思います。

いつも思うのですが
観客は、技術点のことははっきりわからなくても
PCSの良し悪しはちゃんと感じ取っていますよね。



浅田選手の演技を見られなくて、少しさびしい大会でしたが
いい演技ができた選手も多くて、見ごたえのある大会でした。
選手のみなさん、おつかれさまでした。