ナポリ仕込みのビスポークスーツの仮縫い | collaborationstyleのブログ

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銀座の隠れ家オーダーサロンの代表・上原祥意が洋服のこと、日常の出来事、美味しいもの、趣味について、などなどいろいろなことを綴ります。

今年は、ここ数年よりも秋を満喫できそうですね。食欲の秋!なのでまた太ってしまいそうです。

さて、COLLABORATION STYLEでは、いろいろなファクトリーや職人たちとコラボレーションしておりますが、今回は何度かこのブログでも登場しているW氏によるビスポークスーツの仮縫いです。



ナポリのモノ作りが基本にあるW氏のスーツは、本場のナポリ仕立てのスーツよりも柔らかく身体を包み込みむのが特徴です。

今回お客様にお選びいただきました生地は、HOLLAND&SHERRYのSUPER130’Sでございます。




SUPER130’Sのソフトな風合いの生地ながら、安定していて裁断、縫製もしやすく、皺にもなり難い生地でございます。

こちらの生地は、COLLABORATION STYLEのBLACK LABELなどでもオーダーいただくお客様にご満足頂いている生地でございます。

今回、ビスポークスーツが初めてのお客様ですが、洋服に関する知識はいろいろなところから吸収し、かなりの情報をお持ちです。そのお客様が、本当のビスポークスーツの世界へと足を踏み入れ、またより深く情報を得られ、もはやそんじょそこらの洋服屋では敵わない存在になることでしょう!!!

実際はものすごいところまで丁寧な仕事をしていたり、世間ではものすごいことのように言われていることが大したこと無かったり...と、実際にショップスタッフや職人とのコミュニケーションをとる中で本当の正しい情報が蓄積されていくことでしょう。

今は、ファッション誌やインターネットで情報をすぐに集めることができますが、昔の洋服好きは、雑誌では無く直接お店のスタッフと話をして情報を仕入れたものです。
その方が、本当の情報が得られると思います。(今でも同じだと思います。)


それはそうと、今回のお客様も、お得意様ながらなかなかの難しい体型でございます。
私は、かれこれ5~6年のお付き合いになりますので慣れておりますが、職人は初めてのお客様でございます。それは、なかなかの体型です。




いろいろとチェックしながら仮縫いは続いていきます。








今回は、職人も写真を撮って詳細にチェックします。





お客様からは、「重さを感じなくて、着ていないような感じ。」「ストレスが無い。」などと仮縫いの段階で好感触です!

なかなかの難しい体型ですが、それをクリアすることによって、更なる経験値を積むことができますので、職人にとってもありがたいことです。

お客様には「私も難しい体型なので、お客様が難しい体型でも問題無い!」とお話ししながら、次回の中縫いが非常に楽しみです!

またご紹介させていただきます。


COLLABORATION STYLEでは、通常のファクトリーで作り上げるモノから、お客様のご要望によって、様々な職人とのコラボレーションで作り上げるモノのなどいろいろと臨機応変に対応しておりますので、気になられた方はお気軽にお尋ねくださいませ。


今後のいろいろな展開もお楽しみに!



COLLABORATION STYLE 上原祥意


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