毎シーズン、オフの期間を活用してアメリカ挑戦を続けている片岡大晴選手。
2011年にはNBAのシャーロットボブキャッツの練習にも参加をし、高い評価を
受けました。昨年の挑戦を終えて、NIPPON TORNADOESによるインタビュー動
画を文字起こしをしました。
プレイ同様、練習に取り組む姿勢や、人間性でも高い評価を受けている片岡大晴
選手の考え方を、是非、お読みください。
■今回のジェイソントレーニング※1について
ジェイソントレーニングは、僕もジョーダン※2さんと同じで3年目になります。
毎年思うのは、ジェイソンのバスケットボールに必要なスキルの
伝え方がとても分かりやすいです。「マサ、その動きが良いよ!」
などとポイント、ポイントで伝えてくれるので分かりやすい。
具体的な実感があるわけではないのですが、結果としてトレーニングを
受けてから上に行けていると思います。
今回も、NBAを目指すという事でジェイソンが的を絞ってバスケットを
教えてくれて凄く中身の濃いトレーニングだった。ジェイソントレーニングは
自分にとって最高のトレーニングの一つです。
(※1 ECBAのジェイソンコーチ。NIPPON TORNADOESの選手
もトレーニングを受けている)
(※2 NIPPON TORNADOESに参戦する伊藤選手の通称)
■ボブキャッツのトライアウトについて
正直、本当に夢見心地です。僕は有名な選手ではないし、今も有名な
名前のある選手ではありません。
そんな僕が、NBAのボブキャッツのフロアにいて、ボブキャッツのコーチに
バスケを観て頂くというのが最高に嬉しかったです。
ポール・サイダースHCに診てもらえるという最高の環境の中で出来たのが
嬉しかったです。
ナリ※3と、ジョーダンさんも言っていたように、NBAでの練習も基本的なトレーニ
ングでした。
求められるのは、こういうトコなんだなと。また、そういう部分で目立てるようにな
るとこちらでも認められるのだなと改めて感じました。
(※琉球ゴールデンキングスに所属する並里選手)
■日本人の選手に伝えたい事
僕でもできたので、誰にでもそのチャンスは絶対に来るのだと感じています。
何が大事かというと、人と人との関係を大事にし、ちゃんと向き合って、自分の
目標に向かっていくことです。
これから、自分が目指すこと・・・。僕は、今まで、ずっと日本代表になりたくて
取り組んできたが、今回、こういうNBAにチャレンジしたことは世界を見るという
視野も広まりました。
海外のバスケットに触れて、その経験を日本に還元する事。
それを続ける事で、僕が日本に貢献する力になれば良いと思いました。
日本代表を目指すことと、世界を経験して取り組むことの二つの柱を
続けていきたいと思いました
JBAの方々とドリーム7の方々には心から感謝しています。
今回の活動は多くの人に夢を与える活動になったと思うので
これからも応援しています。ありがとうございました。