朝8:00に、看護師さんから呼ばれてセンチネルの検査室へ。
事前に得た情報からすると、センチネルリンパ節生検のための注射は痛いらしい。
うぬ~。緊張するなあ。

注射は、主治医の先生がしてくれるらしいのだけど
相変わらず先生は忙しいらしく来てくれたのは8:20頃。
先日のマーカーの時同様駆け足で登場。
「ちょっと痛いですよ。」といって乳首の周囲4カ所に注射をうたれました。
確かに、痛かった。でも、覚悟していたほどではなかった。我慢できる範囲。

主治医の先生が駆け足で去っていた後、女性の看護師さんが10分程左胸をマッサージ。
寒いですね~。主治医の先生はいつも忙しそうですね~。
なんてお話をしていたら、すぐ10分過ぎちゃいました。

その後、技師の先生に呼ばれて機械の方へ。
CTに似た感じの機械で…何をしていたのかよくわからなかったけど
ピーピーって感じの音のあと、脇の下にマジックでマークをつけられて終了!

技師の先生に
「思っていたほど痛くもなかったし、あっさり終わってヨカッタです!」と言ったら、
「思っていたより痛かったって方が多いんですよ~。」とのこと。
覚悟ができていたから良かったのかも。

病室に戻ってしばらくすると、家族が来てくれた。
手術着に着替えて、弾性タイツをはいて、準備万端で待っていたのだけれど
予定時刻を過ぎてもお迎えがこない。
どうやら、最初の手術が長引いているらしい。
おしゃべりしながら待つこと1時間。やっと、お声がかかりました。

手術室までは歩いて。
去年は、おばあちゃんを見送る側だったな~。
手術室の前で、家族に手を振って中へ。
なんか、このタイミングで急にまた泣きたくなってきた。
けど、ご挨拶や名前の確認、手術内容の確認、などやることイロイロ!
なんとか、うるっとしただけで耐えることができました。

手術台の上にあがって、いろいろな測定器をつけられている間に
「麻酔入れますね。腕がちょっと痺れて痛いかも…」とのお声が。
すぐ落ちるかな~?と思っていたけど、10秒くらいは耐えたのかな?
腕にジンジンとした痛みが広がってきたので
「あ!確かに痺れますね~!」と呟いてみた。
麻酔科の先生の「もうすぐ眠くなりますよ~。」の声をかすかに聞きながら撃沈。


目が覚めたらそこは手術室。
そういえば、5年前に子宮内膜症の手術をした時も1月だったな。
あの時は目覚めたら寒くて震えていたのだけれど、
今回は目覚めた時から暖かい毛布をかけてもらえていたようで目覚め快適!
朦朧とすることなく、シャキーン!と目覚めました。

腋!腋が痛い!
部分手術だったかな?センチネルは大丈夫だったかな?
聞きたいことは沢山あったのだけれど、なんだか怖くて看護師さんには聞けなかった。
代わりに「手術時間はどれくらいだったんですか?」と聞いてみたら
「1時間15分くらいでした。順調に終わりましたよ。」とのお答えが。
うん、きっと大丈夫だったんだろう。

病室に戻ってすぐに
「今日の夕食から食事がでるので、頑張って食べましょうね。」と言われたので
「モリモリ食べれそう!」と答えると、みんな笑っていた。

落ち着いたところで、旦那さんに手術の内容を聞いてみた。
予定通り部分切除だったこと、センチネルにも転移はなかったこと、
(旦那さんが)思っていたよりも切除したものは大きかったこと、
でも「ここが癌です」と言われた部分は小さかったこと、
「退院は明日でも明後日でも良いですよ。」と言われたことを話してくれた。
よかった~!

2時間程我慢したところで、酸素マスクと尿カテーテルが外れ動けるように!
胸だから腹筋で起き上がることも簡単なのね~。スタスタ歩けるし。
朝からずっと付き添っていてくれた家族を、エレベーターまで歩いてお見送り。
ドアがしまる直前に「今日はママの隣で寝る!」と言っていた娘が泣き出してしまった。
「明日か明後日にはお家に帰るからね!いい子にね!」と言いながら手を振る。

手術直後は痛かった腋の痛みもだんだん落ち着いてきた。
術後に1番苦しんだのは、おしっこしたいのに出ないこと。
もっと出そうなのに出ないし、痛い。けど、これも夜には解消しました。
センチネルの青いおしっこが出切ってしまった後は、痛みもなく普通に戻ったので
原因はそっちにあったのかな~?

18:00過ぎに晩ご飯を完食して、無事点滴も抜けて、やっと自由の身に!
夕方の回診で
「調子良さそうだね。後は、病理の結果だね。退院は明日でも良いのだけど
急いでいないなら、傷のガーゼは明後日取る方が良いと思うんだけど。どうする?」
と聞かれたので、余裕をみて明後日退院にすることにしました。

そうそう、私の病室は高齢の方ばかりでした。
私はいびきとか明るさとかは、全然気にせず寝られる方なのだけど
そのうちお一人の方が「誰かいませんかね~?」「助けてください~」
と何度も言っているので夜中に目が覚めてしまいました。
自分の体をぺちぺちと叩いているらしい音やベッドの柵をガタガタ揺らす音も。
もしかして、ナースコールを押すことも出来なくて困っているのかも?
と思い、トイレのついでにナースステーションへ行って状況を説明。
お聞きしたところ、認知症ぎみとのこと。
申し訳ないけれど、気にせず眠って下さいと言われたので
イヤホンでサカナクションをエンドレスで流しつつ就寝。




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