人生の課題には、

仕事の課題:社会人として仕事をこなして行く課題

交友の課題:いろんな人と親密に交流する課題

愛の課題:配偶者との関係、子供や親との関係、義理の親との関係、別名運命共同体の課題

の三つがあります。

仕事の課題が一番易しくて、愛の課題が一番難しいのです。

だから、仕事をきちんとこなしているけども、配偶者とはうまく行っていません。という人は山ほどいます。

逆に、仕事の課題に問題がある人は、必ず、交友の課題も愛の課題もうまく行っていません。

責めているわけではありません。それを解決する方法があると言っているのです。

配偶者や人生のパートナーを初めっから持とうとしない人は、愛の課題に取り組まない人です。

愛の課題において失敗が怖いのです。挑戦さえしなければ、失敗しないからです。

同じように、引きこもりの人も、人との交流に恐れを持っていて、失敗したくないのです。人と触れ合いさえしなければ、人との交流に失敗しません。

陰口を言われても、嫌われても、
あなたが気にすることはない。
「相手があなたをどう感じるかは」は
相手の課題なのだから。(小倉広著「アルフレッド・アドラー人生に革命が起きる100の言葉」より)

という、私たちが課題の分離ができていないのです。だから、人間関係の失敗が怖くて、挑戦すらしないわけです。

他人の評価に左右されてはいけない。
ありのままの自分を受け止め、
不完全さを認める勇気を持つことだ。(アルフレッド・アドラー)

できていなくても、失敗しても、ありのままを受け止めて、そんな不完全な自分を認めればいいだけなのです。

なぜ、怖くて、課題から逃げてしまうのでしょうか?課題に挑戦しない人を責めているわけではありません。解決の道があると言っているのです。

課題に挑戦しないで、失敗をしないようにするのは、勇気がないからです。

では、勇気をつけるためにはどうしたらいいのでしょうか?勇気を身につける方法があります。

それは、またの機会に書きます。

幸せになることは出来ます。
熊本こころ相談室