尊敬語は「尊敬する人に使う言葉」・・・なわけあるかいっ | 元No.1ホステスが伝える「ホステスの心得」

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お水歴15年。スナック、ラウンジ、クラブと渡り歩き、年商1億越えの売れっ子ホステスになりました。オーナーママを経て、現在はホステスさんへ「売れっ子になるための心得」をアドバイスをしています♪

ホステス専門アドバイザー:REINAです。そうだ!


 

 

 

 

セッションをはじめ、勉強会やお茶会など、あらゆる場で「敬語」がテーマになることが多くありますポイント

 

 

 
それだけ難しいと感じている、ということですよねうんうん
 
多くのホステスさんがマナーの観点から敬語を捉え、考えていますうさぎ
 
私はマナー観点より、言葉や対人関係観点が高いkonatu
 
この違い、理解度に結構影響するのでは、と思うのです。
 
 
 
 
敬語をマナーの観点から捉えると、
 
チェック♪何が正しいのか
チェック♪この場合は謙譲語にすべきか、尊敬語にすべきか
 
等々、正誤や善悪のジャッジになりがちですよね。
 
そのせいか、「尊敬語はどういうものを指すか」という質問をしたときに、
 
右「目上の人に対する言葉」
右「尊敬する人に対する言葉」
 
という回答が多く出てきます。
 
 
 
 
じゃあ、目下には使えないのですか?
 
尊敬しない人が相手の場合、どうしましょう?はっ!
 
年下で、初めて会った人で、尊敬するところが見当たらない場合、使えませんねガーン
 
こりゃ困ったorz
 
 
 
 

・・・って、そんなわけあるかーい!笑

 
 
 
 
尊敬してなくたって、目上じゃなくたって、尊敬語は使うんですエヘ
 
むしろ、バカにしてても、死ぬほどキライな相手でも、今まさに罵り合っているケンカ相手にあえて尊敬語を使って罵倒することもある。
 
イヤミや皮肉として使うこともあれば、単に「知らない人だから」という理由で使うこともありますよね。
 
おや困ったさみしい
 
 
 
 
「正しい敬語は存在しない」と言う人もいますが、「正しい敬語」の意味が違うと思われますうん
 
たとえば「よろしかったでしょうか」は多くの人にとって正しくない、でもこの場合は【一般認識として浸透しているかどうか】。
 
ほとんどの人が「よろしかったでしょうか」と言うようになれば、それはその時代では正しい敬語となります。
 
そうじゃなくて、

チェック♪誰が誰(何)のことを
チェック♪どんな場面で
チェック♪誰(何)に向かって使うのか

ここが、敬語の重要点
コレ重要
 
つまり、関係性によって敬語は変わるわけです。
 
ここが間違っていると、「敬語は間違ってる!」となるわけですねNG
 
 
 
 
尊敬語は、自分の位置は変えず、相手を上げることで敬意を表す言葉age
 
ケンカのときに尊敬語を使うのは、

右相手を上げる=心理的距離を取る

ことで、親密な関係性に垣根を作っているわけですね。
 
ですので、尊敬してるとか、目上とか、関係ないのです