月が美しかった、連休の最終日。

特に遠くに出かけることもなかったけれど、
忙しかった9月のシルバーウイークに比べれば、
のんびり、ゆっくりした時間を過ごすことが出来ました。

残り3つだけになった栗の渋皮煮を刻み、
とってもシンプルなおやつを食後に。

粉も加えず、型に塗る以外はバターも使わないので、
それほどカロリーの心配もなく、ふわふわと頂けます。
これはミニスフレ。
ほぼ二口。

$cocorofood  ~こころに効く  料理とできごと~

オーブンから出して数分で、どんどんしぼんでしまうので、
粉糖でお化粧をする間もなく、ハフハフッ。といってしまいました。
これは大きい方。

$cocorofood  ~こころに効く  料理とできごと~



*栗と卵だけのスフレ

材料ーココット4個分

栗渋皮煮3個(煮汁含む)、卵2個、きび砂糖大さじ2、好みのリキュール(ノチェロ、ラム、ブランデーなど)・型塗り用バター・グラニュー糖各少々

作り方

1、オーブンは200度に温めておく。
ココットにバターを塗り、グラニュー糖をまぶす。
(こうしておくとこびりつかない上に、焼けたグラニュー糖のかりかり感がアクセントとなる。)
刻んだ栗渋皮煮をココットの底に散らす。

2、卵は卵黄と卵白に分け、卵黄に小さじ2のきび砂糖をすり混ぜ、栗の渋皮煮の煮汁も大さじ1、好みのリキュールも加える。

3、卵白は残りのきび砂糖を2~3回に分けて加えながら、角が立つまで泡立てる。
  2、に3、のメレンゲを4回くらいに分けて切るように混ぜココットに流し込む。

4、湯を沸かしたフライパンに3、を並べて1分ほど火にかけて温めてから、オーブンに入れて7分焼く。

5、粉糖などを振って熱いうちに頂く。



食感はまるで空気のようなので、
お店で出てくるしっかりめのスフレとはかなり違いますが、
うちでしか味わえないはかなさが、気に入っています。
計量も要らないので、思い立ったときに。
材料がシンプルな分、
良い卵を使うと、さらに幸せな味になります。

栗以外にも、季節のフルーツを入れて焼くと楽しいですよ。
煮た洋梨やりんご、いちご、好みのかんきつ類、さくらんぼなど。

洋梨にはポワールウイリアム、
りんごならカルヴァドス、
オレンジならグランマルニエやコアントローといった風に
相性の良いリキュールをスフレ生地に加えると、
フルーツの香りがさらに引き立って~音譜
グリオッティンという、ダークチェリーのキルシュ漬けがあり、
これがあると、ほんとうに卵を泡立てるだけなので、
作る元気のないときにも…心まで温まります。

スフレ屋さんのまねをして、
中に材料を仕込まずに焼き立てに穴を開け、
少しのリキュールや温めたフルーツソース、温かいチョコレートを混ぜるのも。



秋の夜長にあたたかいスイーツを焼くと、
こころに栄養が、しみてくるようですよ。




さあ、連休も終わり、
新たな週のはじまりですね。

風邪などひかれないように、
それぞれにがんばりましょうね。