やっと電話がつながった福島の母に
あべこべに元気をもらってしまいました。
年季の違いかもしれません。

昨夜も大きい地震があり、
日頃ニコニコしている娘がひどく怖がり泣いてしまいました。
娘に限らず、子供たちの心は少なからず傷ついていると思います。
明るく前向きにニコニコ
もっとしっかりしよう!と思いました。


でも、無理して前を向いているのでなくとも、
不便から、苦しさからも、
学ぶことはいっぱいあるように思います。

買い物に行ってもなにもない店が多く、
ガソリンも並んでも買えなかったり、
多すぎるとさえ感じていた一般企業のCMは
自粛され一本も流れないように。
不足だらけのこの数日で、
今まで見えていなかったことが、透けて見え始めてきました。

たまたま通りがかった店では商品が届いたばかりのようで
大量に何袋も提げて帰る人、箱買いをする人を多く見かけました。
もののない心細さ、いつ来るか分からない余震や停電の不安から来ることだとは思いますが、
都会でこんな風に買い占めれば買い占めるほど、
おにぎりを4人で1個分け合っていらっしゃる被災者の方々のもとに
物資が届く可能性がより低くなるのでは…。
電気も水道も復帰している今、
おにぎりやパン、カップラーメンなど
そんなに大量に要るとは思えません。
必要以上に買うのは、やめませんか。

停電もひとつのきっかけと思って、
冷凍庫、冷蔵庫を片付けがてら
あまった乾物もフル稼働してみるのも良いし。
こんなときだからこそ
うちにあるもので工夫して何か仕上げてみる楽しみも見つかるかも。


*桜海老だしとありあわせ野菜のしゃぶしゃぶ

昆布だしに桜海老をたっぷり加え、酒と薄口しょうゆで味をつけ、好みで梅干も入れます。
なす、にんじん、だいこん、セロリ、ズッキーニ、レタスをしゃぶしゃぶにしました。
薄切りはスライサーで手軽にすればまな板や包丁も要りません。
野菜を先にいただいてから、薄切り肉や茹でたそばをしゃぶしゃぶしました。
ゆでたたこや冷凍シーフードでも。

$cocorofood  ~こころに効く  料理とできごと~


*発酵いらずの直火パン

薄力粉200gにベーキングパウダー小さじ2を混ぜ、砂糖かはちみつ大さじ2、水100ccを混ぜます。
水の代わりに牛乳を入れても。
水の半量をヨーグルトにするともっちりとおいしくなります。
生地が扱いにくければ薄力粉を足して、手の上で丸めてからのばし、
冷蔵庫にあるジャムやチョコレートのかけらを入れて包みます。
目印にナッツなどをのせ、
薄くバターか油をひいたフライパンで両面じっくり中まで焼きます。
オーブンで焼くよりかなり不恰好ですが…。
ホイルに包んで焚き火の中でも焼けます。

$cocorofood  ~こころに効く  料理とできごと~

甘さは控えめなので、のばしてトマトソースとチーズをのせ、
トースターやグリルでピザにもできますよ。


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何にもなく目覚めた朝はやっぱり幸せです。

こんなに各局の報道番組を比較検討するチャンスもなかったので、
今まで問題なく見ていた局のニュースがやたらと不安をあおっているとか、
この局は被災者の目線で取材をしているとか、分かりますね。

視聴者が賢くなって、
踊らされず、過剰に不安を持たず、
危機感と同じくらい、平常心をいつも携えて過ごせたら、と願います。