やっと明日の仕込みもレシピもすんだので、
どこからか早く寝ろという声も聞こえましたが、
PCを閉じずにブログに突入してしまいます。


今夜は、買出しの帰りに新しいあんこうを見つけたので、
鍋もいいのですが、
あんこうを使ってパエリアを、炊きました。

あんこうはビタミンAが豊富で、目の疲れに効きますから、
明日も続くセンター試験の疲れを取るのにも、いい食材ですね。



*アンコウのパエリア レシピ

1、鶏胸肉(ももでも可)1/4枚とあんこう1パック分は一口大にし、骨から身をこそげ取ります。あんきもはみじん切りにします。全てに塩少々を振っておきます。

2、刻んだにんにく1片とあんきもを、大さじ1のオリーブ油でかりっと焼きます。

3、軽く焼き目がついたら、オリーブ油大さじ1を足して、鶏肉とあんこうの身を炒めます。骨は入れた数を数えて一緒に炒め、火が通ったらすべて忘れずに取り出します。

4、長ねぎのみじん切り1/2本分と米1合を加えて炒め、350ccの水を加え、パプリカ小さじ1、サフランひとつまみ、アスパラ、プチトマトをのせ、刻んだバターピーナッツをふります。

5、ここに、最近見つけた、小岩井のこんがり焼けるチーズをのせてみました。
オーブントースターで焼き目をつけたものです。

6、5分ほど中火にかけて炊き、高温のオーブン(250~300℃)でかりっとなるまで焼きます。
  レモンを添えて。

$cocorofood  ~こころに効く  料理とできごと~

付け合せは、春野菜のはちみつレモンピクルス。
これも疲れを癒すクエン酸たっぷりです。

$cocorofood  ~こころに効く  料理とできごと~


そう、パエリアにのせた小岩井のこんがり焼けるチーズですが、意外といいですよ。
オーブントースターで焼くだけで、つまみにもなりますし、スモークタイプもありました。

$cocorofood  ~こころに効く  料理とできごと~





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今日と明日は、センター試験。
昨年の今頃を思い出し、胸がきゅっと締めつけられる寒い朝でした。

息子の仲間たち以外にも、
今年の年賀状で、
お子さんが今年受験なんですと語られている方がたくさんいらして、
毎年どこかでこんな思いをされている方がいるんだな、と切なくなります。
がんばれ。子どもたちも、その親も。
地道な努力が答案に生きることを祈らずにいられません。

受験生の親御さんに向けてのような、
ちょっと偏った語りかけになってしまいますが、
お許しください。

ある方が、
出世して現場から離れると
部下のやり方がいかに心配でも、
手や口を過度に出すのはためにならないし、
まるで靴の上から足をかくような心持ちだ、と言っていたのを聞きました。
向こうから相談に来れば、いくらでも助けてやれるんでしょうけれど。

親も、似ています。
子供がある程度成長してくると、
ほんとうに似たような心境になりますよね。
かわりに頑張ることもできず、心配ばかり募り、
心配していると悟られてもいけないし、
親はつらいよ。と言いたくなります。

でも、受験をはじめ、試練は人を成長させるもの。
親のいないところで、子供たちは予想外に育っているかもしれません。

自身の反省から言うのですが、
もし受験生をお持ちの方がいらしたら、
もうこの時期は、和やかでいてやりましょう。

今お子さんがいかにおうちでお笑い番組を見てゲラゲラ笑っていても、
あるいはグースカピーと眠っていても、
塾、自習室、図書館やカフェでやりきって帰り、
うちでは少し緊張の糸を緩めているんだと信じて、
もっと勉強しろといいたくなるのをぐっとこらえてあげてください。
…わたしもついつい言ってしまっては深く反省、の連続でしたから。

信じて待つのは、難しいですよね。

けれど、
自分が受験のときに親にされたくなかったことを思い出し
箇条書きにしてみると、
やっぱり親にはフラットでいてほしかったと思いませんか。

わたしは自分の受験にはあまり偉そうなことは言えないのですが、
それは親のせいではなく、 完全に自分の準備不足。
家族は仕事で忙しいのもあり、何にも言いませんでした。
でも、親になって思うと、
ひょっとしたら両親は、毎日平気なふりを演じていたんじゃないかと思うんです。
無関心でもいられないし、かといって過干渉が良いわけはないし、
いつも通り普通にしているのが、
きっと子供にとっては一番いいんでしょうね。

その普通、という演技が、
未熟者の私には存外しんどくて、
不合格が出る度に激しく落ち込む息子のことも気にかかり、
仕事に出て一人になると、訳もなく涙が出たり、
スーパーで、気づいたらしめじを手に持ってしばらく茫然としていたり、
何かと物事が手につかない毎日でした。

それも、いつかは必ず終わりますよ。
しんどいのもあと少しの辛抱です。

風邪にはどうか気をつけて、
お子さんを信じて待つ試練を
親もなんとか乗り越えられて、
その先で咲いた桜を一緒に喜んでやれますように。