今年は、特に短く感じた正月休み。

あっという間に、普段の毎日に戻りましたね。


それでも、仕事用の服に着替えたら
あ!こんなにきつかったはずは…太ったかもガーン
…ほんの数日後のはずの正月休み明け、こんな風に青ざめたり…ありませんか?

また、全国各地で厳しい寒さに包まれる頃。
毎年センター試験の頃は雪も多く、からだに染み入る寒さですね。

休み中、色々と飲み過ぎ食べ過ぎたからだを少しずつスッキリさせ、
おなかの中からぽかぽかと温まる調味料を作ってみました。


お正月の食材があらかた片付いたら、
冷蔵庫中の薬味や香味野菜になるものを、全部出してみます。
長ネギ、あさつき、わけぎ、生姜、にんにく、パクチー、たまねぎ、にら、セロリの葉など。
苦味やえぐみ、辛味のあるものが良いです。
何でもかまいませんが、しょうがをメインに、にんにくはしょうがの半量ほどに抑えます。
今回はしょうが2片ににんにく1片、あさつき3本、長ネギ1/2本、パクチー2本、たまねぎ1/2個で作りました。
パクチー(香菜)はたまねぎとともにデトックス(毒素排出)効果が群を抜いてはいますが、
特有の苦味やえぐみが苦手な方は、使わないで他の香味野菜で。

$cocorofood  ~こころに効く  料理とできごと~


白い部分(しょうが、にんにく、長ネギ、たまねぎ、わけぎの白い部分、パクチーの根など)と青い部分に分けてから全部みじん切りにし、
白い部分をフライパンに。
ひたひたの菜種油を注ぎ、中弱火でゆっくり火を通します。

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とろとろになってきたら青い部分を加えて、緑色が鮮やかにするまで火を通します。

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ここまでで味をつけずに調味料として使う方法もありますが、
そのまま食べられる味付けをしておくと、おりにふれて口にしやすいので、
塩ひとつまみ、無添加スープ(半練り状のもの・顆粒の場合は少しずつ味を見て入れてください)小さじ1、砂糖小さじ2、しょうゆ小さじ1、昆布茶小さじ1、すりごま小さじ1、一味唐辛子少々を混ぜます。

使いみち:
いかや貝のさっと湯通ししたものにからめて
餃子のあんに、
鍋のたれのベースに
ラーメンに
納豆に、
肉、魚を焼くときの油代わりに
シュウマイに練りこんで・・・


そして今日は1月7日、
朝は七草がゆですね。
このオイルをお好みで加えてからだを温め、酷寒を吹き飛ばしましょう。    




*デトックス七草がゆ レシピ

材料ー4~6人分
米2合、水2ℓ、塩小さじ1/2、七草セット1パック、食べるデトックスオイル適宜

作り方

1、七草は前日に刻んできれいに洗っておきます。
邪気を払ういわれもありますが、雑草が多いので、刻んであくを抜く意味もあると思います。

2、土鍋に研いだ米と水を入れてとろ火にかけ、蓋をせず混ぜずに50分くらい炊きます。
途中水が少なくなったら足しながら、ふっくらするまで気長に炊きます。             

3、2、に刻んだ七草を混ぜてさっと火を通します。お好みで昆布だしで炊いたり、
鶏がらスープで炊いたりしても。

今日はあごだし(とびうお)で炊き、食卓でデトックスオイルを混ぜて頂きます。
しょうがが多く入っているので、よりからだが温まります。

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シンプルに水から炊き上げ、梅干や漬物で頂いても。
おせちやごちそうで疲れた胃腸を休めてくれますよね。