こんにちは。
対人恐怖・アダルトチルドレンの
心理カウンセリング@大阪・関西の
中田詩子です。
先日、あるクライエント様が
「今日で卒業します」と
カウンセリングを終了していかれました。
最終日は、
とても前向きに、ポジティブに
「もう大丈夫です」
「こんなに変われました」
とおっしゃっていました。
そのお姿を見ていて
私は嬉しい反面、不安もよぎりました。
お悩みの種類のわりには
短期間で大きく変化しすぎかな・・。
「もうよくなった。もう大丈夫。」と
無理矢理、自分に言い聞かせてないかな?
つまり、
ご自身のネガティブな感情を否定していないかな?
もちろんこの方に限らずなのですが、
「無理矢理、ポジティブにしようと頑張ってしまう人」って、ほんとよくおられます。
心理学講座をやっていても感じることがあります。
無理矢理ポジティブ報告をしなくては・・となっておられる方。
無理しないでいいんですよ。
普段から悪いことばかりに目が向いてしまう人には、、
「いいことに目を向けてみましょう」という言葉が効果的なこともありますけど
普段から自分のネガティブな部分にフタをして、頑張って、無理矢理ポジティブシンキングしてしまう方には、、
「いいことに目を向けてみましょう」とは言えません。
むしろ、こう言いたい。
「暗くていいんですよ」
「できなくていいんですよ」
「弱くていいんですよ」
「それでいいんです。ありのままでいいんです。人として当然のことです」
カウンセリングも同じです。
無理矢理、早く良くならなくてもいいですし、
「変化できました」「よくなりました」と
カウンセラーに遠慮や気遣いもしないでいいです。
あと、
いったん、「もう大丈夫かな」と思って終了した後でも、
また、苦しくなったら、いつでも再度いらしてくださいね。
同じ悩みでも、別の悩みでも。
「悩みは、玉ねぎの皮をむくようによくなっていくもの」
と聞いたことはありませんか?
一つの悩みが改善したら、
それまでは埋もれていた別の悩みが顔を出す
ということもよくあることです。
そういうことの繰り返しで、
少しずつ色んな方面から地固めして、
総合的に良くなっていく というのも、
とても良いパターンだと感じています。
長い人生の中では色んなことが起こるものです。
完璧にできあがった人間なんていません。
誰だって、時に悩むものです。
そうやって一生かけて成長していくのが、
人生とも言えるのかなと思っています。
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