美味しさの科学 | 中津川かおりの一汁多彩

美味しさの科学

大学、大学院時代の専門は、『調理科学』でした。ビックリマーク

簡単に言えば、『美味しさを科学する学問』です。

どおしたら、野菜は色良く仕上がるのか?

どおしたら、パンがふっくら膨れるのか?

どおしたら、風味良く保存性を延ばすことができるか?


などなど、調理科学は、美味しく料理するためのコツを理論化するものです。ひらめき電球

中でも、私は、食材の物性について研究していました。

人間が美味しいと感じるテクスチャーを数値化するのです。

それを測定するのがコレ!!
レオロメーターです。


   一汁多彩。-20101029160221.jpg



毎週月曜日に調理実習を教えている管理栄養士養成校で、

料理を作って食べるだけでなく、料理のなぜ?を授業に組み込んでいます。ニコニコ


そのひとつが、食品の美味しい口当たりを数値化してみること。

今日はその準備で、午前中の大学が終わってから、専門学校へ。DASH!


いろいろな測定パターンがありますが、

今回は、シンプルにテクスチャー測定得意げ


PCの画面には、こんな波形が描かれます。


   一汁多彩。-20101029160131.jpg

食品のテクスチャーによって、描かれる波形が違います。


硬さ、付着性、凝集性、もろさ・・・・など、いろいろ食品の物性が見られます。


6年ぶりくらいで、いじりましたが、 いや~ガーン

使い方って忘れるものですね・・・・。あせる


1時間ばかし、あ~でもない、こ~でもないいじくり回して、

やっとこさ、測定成功アップ


これで、来週の授業はOKかなべーっだ!


現役で研究してたときは、イヤイヤやっていましたが、

久しぶりにやると、面白いかも~ラブラブ!


パンの弾力やプリンの粘り気、麺の硬さ、歯切れの良さ、クッキーのもろさなどを

授業で測定しようと思っています。チョキ


学生に、分かりやすく教えるため、月曜までもう一度、勉強し直しだ~メラメラ



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