ご訪問アリガトウございます。



前に、紹介したシルバーバーチ霊の視点からさまざまな質問に答えてくれます。




よくあることですが、重要だと思う一連の仕事を進めようとすると、しつこく邪魔が入ることがあります。
なぜでしょうか?


価値あること、成就するに値するものほど、達成するのが難しいものです。

楽には達成させてくれません。困難があり、妨害があり、邪魔が入るものです。

それもこれも、人間形成の一環なのです。

それらにどう対処するかによって魂の成長が決まります。

魂の奥に潜在する最高のものが簡単に引き出せるとしたら、それは価値あるものとは言えません。

ですから、とにかく挫けないことです。

内在する霊的資質を活用して克服できないほど大きな困難や障害は絶対に生じません。

他人が故意に用意する邪魔も、内在する力を発揮して立ち向かえば、必ずや消滅します。

あなた方は地上生活において本来の自分のほんの一部しか発揮していないことがお分かりになっていません。






飲んだくれや精神異常者のいる薄汚い環境の中に生を受けて、過酷な人生を歩まされる子供がいる一方には、美しいものに取り囲まれた環境に生を受けて、何の不自由もない人生を送る子供もいます。この不公平はどう理解したらよいのでしょうか?


魂の進化は環境ではなく霊的自覚によって魂そのものに刻み込まれて行くものです。

ところが人間はとかく物的環境で判断しがちです。

高い身分に生まれようと低い身分に生まれようと、人のために役立つことをするチャンス

即ち内部の霊性を発揮し自我に目覚めるチャンスは、どのような環境でも訪れるものです。

その時こそが真の幸不幸の判断の基準を当てはめるべき時です。

物的基準で計る限り地上界は不公平だらけに思えるかもしれません。

しかし、体験の価値は魂の琴線に触れるか否かに掛かっており

だからこそ苦難の中にある時こそ霊性が磨かれるのです。






暗黒と光、陰と日向といった、まったく対照的なものも、実は一個の統一体の側面の反射に過ぎません。

陰なくしては日向も有り得ず、光なくしては暗黒も有り得ません。

それと同じ理屈で、困難は魂が向上するための階段です。

困難・障害・ハンディキャップ――こうしたものは魂の試練なのです。

それを克服した時、魂はより強くなり、より純粋になり、より充実し、かくして進化が得られるのです。

無限の可能性を秘めた魂の潜在的資質が、困難も苦痛もなく

陰も悲しみの体験もなしに発現すると思われますか。

発現するはずがありません。

悲哀の極みをなめ尽くして初めて、魂の奥底からの喜びが味わえるのです。

生命の階段を低く下りるほど、それだけ高く上がれるのです。

地上人生の陰と思える体験を多く味わうほど、それだけ日向の喜びがひとしお身にしみるのです。

全てのことが霊性進化の肥やしになるのです。


そのうち皆さんも肉体の束縛から解放されて曇りのない目で地上人生を振り返る時がまいります。

その時、紆余曲折した一見取り留めもない出来事の絡み合いの中で、その一つ一つがちゃんとした意味をもち

皆さんの魂を目覚めさせ、その可能性を引き出す上で意義があったことを、つぶさに理解なさるはずです。

人間が体験する苦難の中で、正しく理解し正々堂々と立ち向かって

何の益ももたらさないものは一つもありません。


一体、困難も試練もない物的世界というものが想像できるでしょうか。

そういう世界では何の進化もありません。

克服すべきものが何もありません。

あるのは堕落のみです。





シルバーバーチ困難の重要性を教えてくれています。



日常起こってくる、悪い事、嫌な事、困難に対して、恨み言や愚痴をいうのか



成長のために必要な事、ありがたい事、価値のある事として受け取るのでは大きな違いですね。



起こってくるさまざまな事を、正面から受け止め成長の糧としていきたいものです。




愛は勝つ









ヨッシーの体と心の癒しつれづれブログ