わたくし、ただいま45歳。
20歳の頃、憧れていた着物の似合う女性は36歳だった。
「30代になったら、あんな女性になりたいなぁ~」何て思っていたけど、チャリンコの前に後ろに子供を乗せて保育園へ猛ダッシュの毎日だった。
気がついたらとっくに36歳は過ぎていた。。。
それはそれで、幸せな毎日。
同じ親に育てられたはずの妹は、地に足が付いた人生を歩み、なぜか私はトラブルにばかり見舞われる。
それも、今思えば笑い話なのか???
色々とありすぎる人生ではあるけど、その時その時時間をかけてでも乗り越え、今は平和に生きている。
起きたトラブルも、その時はどん底に突き落とされるが、時間が経てばいろんな角度から考えられる。
友達にも恵まれ、恋もし、失恋もし、結婚をし、子供も生まれた。
小さなお店をし、お客さんにも恵まれた。
田舎暮らしもし、好きな事をやっていると思う。
あまり、長生きはできないと思うけど。
だからと言って、明日死んでしまう。
とかも嫌だけど。。。
そんな話を子供にすると「母さんは、100歳以上生きると思うよ。」などと言われる。
こんな事が語れるなんて。
生まれた時から、45年間も当たり前のように「平和」だったから。
「平和」しか知らないからだ。
毎朝、早く起きなさいと!子供とドタバタして、お店でお客さんとお話しして、夜になったらご飯を食べて、お風呂に入って、絵本を読んで寝る。
ささやかな幸せ。
人によって平和や、幸せは違うだろうけど。
知らなかった。
だから、想像できない。
トラブルに巻き込まれるような事は想像したくないし、不安になりたくないし、トラブルは他人事と思ってしまう。
戦争も、遠い国で起きてること。
私の周りでは起きないから大丈夫。
そんな事、おこりっこない。
って。。。
先日、真庭市長と話す会があった。
移住者と市長が、人口の流出を食い止めるためのヒントや、市への要望などを話す会だ。
市長は1,000年も前の書物や文化が現存している事を上げ、1000年後の子供達にも良いものを残していかないといけない。
と話していた。
私が45年の間、何の疑いもなく過ごしてきた小さな小さな幸せ。
子供にも当たり前のように味あわせてあげたい。
私の子供だけじゃなくて、世の中全ての子供達に。
友達を作り、恋をしたり、美味しいご飯を食べたり、ささやかなこと。
歌いたい歌を歌い、言いたいことを言い、
やりたい仕事をしたり。
そんな世の中であり続けて欲しい。
普段着すぎる憲法は、あまりにも毎日の私たちの生活に溶け込み過ぎていて、空気のようで。
ご飯を作ってくれて、洗濯がしてあって、畳んであって、部屋を掃除してくれてる、お母さんみたいな。
家族を守ってくれるお父さんみたいな。
そばにいてくれる恋人みたいな。
甘えさせてくれる、おじいちゃんおばあちゃんみたいな。
「当たり前すぎる」存在は、いなくなるなんて思わないから、考えもしないから、いなくなると大きな痛みを背負う。
先日の市長との会で、地域おこし協力隊の方が、地元の方は私たちが素晴らしいと思っている事が当たり前過ぎてその素晴らしさに気づいていないことがあると。
当たり前すぎてわからない。
気づかない。
それと同じことなんじゃないかな。
自民党の改正草案見ました???
実は、1番大きな政党は、「投票に行かなかった党」
私は、支持政党はないけど、改憲派の、なぜ改憲なのか?
自信持ってメリットを伝えて欲しい。
全く見えてこないです。
なので、支持できないです。
テロは絶対にいけないこと。
でも、生まれて恐怖や、憎悪しか、そんな世の中しか知らなかったら。。。
テロリストを生む仕組みを作るよう仕向けた人たちのことは何と呼ぶの??
子供達に恐怖と憎悪の世界へ?
大げさじゃ無い。
子供達に普段着の憲法じゃなくて、迷彩柄の憲法を渡したいか???
そんな事言ってると、お客さん来なくなるかもよ。
って。。。
お客さんが来なくなるのは困るけど、そんな事より、今の大人が選挙権の無い、大切な子供たちの未来をグチャグチャにしてしまう事の方が困る。
今まで、嫌われたくないから相手に合わせる意見を言って何となくいい人ぶってきたけど。
でも、嫌われてもいいや。
私は、私が育ってきた45年間のような世の中でこの先も子供達が育っていって欲しいと願っています。
選挙前の
7月8日(金)12時~
7月9日(土)12時~と、18時~
に自主上映会を月と田んぼでします。
入場料 1000円
お飲み物は別となります。
ご予約
tukitotanbo@gmail.com
支持政党がある方も無い方も。
改憲派も護憲派も。
私は難しい事は分からないけど、一緒に考えてみませんか???