お久しぶりです。
7月も半ばを過ぎ、夏も本番ですね。
土曜、日曜と、ここロサンジェルスは今の季節には珍しく激しい雷雨に見舞われました。
これで最近の記録的水不足も多少は解消するかな、と嬉しく思う反面。
ただでさえ超低血圧の私、気圧が低くなると頭と体にズドーンと重石が乗ったように感じられて…。
自分の雨嫌いを再認識してしまったのですが、皆様は如何お過ごしですか。
先月のブログでちらりと予告しました通り、私、夫(銀之丞、仮名)、私の双子の姉(ジャスミン、仮名)、母との4人で、6月の26日から10日間程旅行をして来ました。
まずは姉の住むワシントンDCへ、母は仙台から、私と夫はロスから集結。
DCと、隣のメリーランド州の州都であるアナポリス周辺を観光した後、姉の車でペンシルバニア州、ニューヨーク州を通ってカナダまで北上。
途中のペンシルバニアで少し観光しながら、ナイアガラの滝を目指そうという計画でした。
今日はまずDC近郊を観光した時の様子をご紹介しようと思います。
さて、DCに着いた6月26日は、銀之丞の誕生日でした。
ジャスミンが部屋に飾り付けまでして待っていてくれたので、夫は大喜び♬(もういいトシですから、風船を買って祝ってもらうことなんてまずないですからねえ…)。
銀之丞の好物の鶏手羽の煮物や野菜の塩麹焼き等の姉の心づくしの料理と、母が持ってきてくれた仙台名物で楽しい誕生会となりました。
*Stew of Chicken Wing & Daikon Root, Sasa-kamaboko(Bamboo Leaf Shape Fish Cake), Grilled Beef Tongue, Grilled Vegetables seasoned with Salted Rice Malt and Green Salad
「スシにマッチする」という触れ込みだったというシャンパンは笹かまぼこでもイケました。
仙台から空輸された^^新鮮な笹かま(しっとりふわふわのプリプリ!)と牛たん(私も夫もコチュジャンをつけてレタスで包んで食べるのが好きです)の、何とおいしかったこと!
お母さん、重いのに沢山持ってきてくれて、どうもありがとう~!!
そして姉が用意してくれていたバースデーケーキは、これまた夫の大好物のピーカンパイでした。
姉は義弟のためにわざわざ職場で聴き取り調査をし、町一番だというベーカリーを探し出してオーダーしてくれたのだそうです。
*Birthday Pecan Pie
「バースデーパイ」というのは初めてですが、いいものですね。^^
たっぷりのピーカンを、卵とコーンシロップ、バターで作ったカスタード液(牛乳やクリームは入りませんけど)の中に混ぜ込んでこんがり焼いた、アメリカらしいパイ。
焼きたてなので、ピーカンがこうばしくてさくさくカリカリ♪でした。
夫はハイ、決まり文句の「今まで食べた中で一番美味しいパイだ!」と繰り返していましたが、私もそう思いました(お姉さん、本当にどうもありがとうね~)。
さて、翌日は小雨のぱらつく天気でしたが、みんなでスミソニアン国立航空宇宙博物館へ出掛けました。
スミソニアンといえば絵画やホープダイアモンドで有名な国立自然史博物館もありますが、こちらは以前数回訪れたことがあるので。
今回は母の「『エノラゲイ』を見たい」という希望を入れて、こちらに行ってみることにしたのです。
「エノラゲイ」は太平洋戦争末期に運用されたアメリカ陸軍航空軍所属の大型爆撃機B-29の機名。
広島に原爆を投下した飛行機です。
機長であるポール・ティベッツ大佐が母親の名前を取って「エノラ・ゲイ(Enola Gay)」と名付けたということからも、彼が自分の任務に自信と誇りを持っていたことが伺えます。
この機に乗り込んだ彼は、これから自分がやろうとしていることにつゆほどの疑念も抱かなかったのでしょうか。
2007年に92歳で亡くなるまで、彼は良心の呵責をみせることも、謝罪することもなかったと言います。
実は私たちの中の誰も、夫でさえも、それほど飛行機に興味があったわけではないのですが。
やはり来てみてよかったと思いました。
館内には他にも、超音速旅客機コンコルドから小さな農業機まで、実に様々な飛行機が展示されていて、思った以上に楽しくもあったのですよ。
夫は「昔プラモデルで飛行機を作るのが好きだったことを思い出した」と言ってイキイキしていました。
圧巻だったのはこちら、スペースシャトル・ディスカバリー号。
想像していたよりも大きかったような、小さかったような…。
この正面から見たアタマというか顔(?)が、「何かに似ているな…」と思ったら…。
「蚕の幼虫」でした^^(似てません?)。
機体の表面が、近くで見るとツギハギ状なのが面白かったです。
3基のメイン・エンジンは、やはりすごい迫力でした(ブレててごめんなさい)。
思ったより広い館内を歩き回って、程よく疲れましたが。
この日の夕食は、夫の誕生祝いの一環として母がご馳走してくれるとのことで♪
姉が「本場リヨンにあってもおかしくない」との評判も高いというアナポリスのフレンチレストラン「Le Folies」に予約を入れてくれていました(→「Les Folies | French Restaurant Annapolis」)。
前菜にとった数種類の生牡蠣が美味しかったです。
*Medley of Oysters and Shrimp
女性3人はこの後グリーンアスパラガスのスープを頼みました。
メインは母は無難に牛フィレステーキを(少し塩加減が甘かったようです)。
*Filet Mignon with Red Wine Shallots Bordelaise Sauce
姉はアヒツナのペッパーステーキ、ロブスターソース(ちょっと胡椒が効き過ぎていたとのこと)。
*Ahi-Tuna Crusted with Black Peppercorns and Lobster Sauce
夫は仔羊のロースト、ローズマリー風味(美味しい上にボリューム満点で喜んでいました)。
*Roasted Rack of Lamb with Rosemary and Lamb Rosemary Jus
私はフォアグラのソテーのリンゴとイチジク添えは甘いマスカットワインと一緒に出てきました(よい焼き加減で大満足でした)。
*Fresh Foie Gras Sautéed with Fig and Caramelized Apple Served with a Glass of Muscat
デザートは、このレストランの名物らしかったスフレのチョコレート味をみんなでシェア。
*Chocolate Soufflé
姉がすごく喜んでるように写ってますね(笑)。
どのお皿も、奇をてらわず、気負いもなく、昔ながらののんびりした伝統料理という雰囲気で好感が持てました。
何より、久しぶりに顔を合わせた家族で囲む食卓では、お互いの存在がスペシャルな調味料ですよね(ナンチャッテ⭐︎)。
お母さん、どうもご馳走様でした。
さて、旅はまだまだ序の口なのですが、もう既に長くなってしまいましたので今回はとりあえずこの辺で。
次回の旅は、メリーランド州の州都アナポリス(今回行ったフレンチのお店もこの街にありました)と、ペンシルバニア州の南北戦争の戦場跡地として有名なゲティスバーグ、ハーシーズチョコレートワールド観光へと続きます。
どうぞ、乞うご期待!?
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