お元気ですか？
前回の更新から少々間が空いてしまいました。
ホリデーシーズンから食べ疲れの気味もあり、また何よりも蓄えた脂肪を有効活用しようと＾＾最近は軽めのメニューが続いておりまして。
わざわざお見せする程のものでもないし…と思っていたのですが、「枯れ木も山の賑わい」（？）、本日は先週火曜日から三日分のダイエットディナー…じゃないですね、ダイエットサパーを、ご紹介致します。
まずは火曜日の夕食。
牡蠣のオイル漬けとブロッコリーのスパゲティと茄子のミルフィーユ風です。
「牡蠣のオイル漬け」は以前オードブル用に作った時にレシピをアップしました。→「銀ママの滞在・後編—Dinner Party with Two Bettys—」
その時のカナッペの写真です（使い回しですみませんが「枯れ木も山の…」＾＾）。
８cm以上くらいの大きめの牡蠣で作るとぷっくり柔らかく仕上がります。
漬け汁も使ってパスタにしたらおいしそうだな、と作る度に思っていたのですが、先週やっと実行に移せました。
牡蠣は一日以上漬けた方がおいしいので、出来れば前日に作っておきます。
大きいところは半分か３分の一に切って、漬け汁（と、固まっているオリーブオイルも）少々—大さじ２、３杯くらいでしょうか—と一緒にフライパンに入れて火にかけ、十分熱くなったところに、ゆで上がったスパゲティとブロッコリーを加えて混ぜ、塩こしょうで味を整えます。
牡蠣の旨味が良く出ていてオリーブオイルとにんにくとお醤油の風味が芳ばしく、栄養もあって、食べごたえがあるけれど重すぎず…。
ダイエットにはぴったりの一皿ではないでしょうか（ちなみにこの日はパスタは半分だけ食べてガマンしておきました）。
付け合わせは、茄子と、マッシュルームとほうれん草入りトマトソースのミルフィーユ風です。
実はこれは、近所にあるお気に入りのフレンチレストランで食べた前菜を真似して作ってみたものです。
２人分として米茄子一本（なるべく太さが均一な物を選びます）を７～８mm厚さに８枚切り、表面にオリーブオイルをまぶして高温のオーブンで両面が軽く色付くように焼きます。
焼き上がったら片面に塩、こしょうを軽くふっておきます。
ほうれん草は１／２わ程はなるべく葉の部分だけをちぎって洗い、熱湯でさっと茹でた後水に放してよく絞り、粗く刻んでおきます。
マッシュルームは薄切りにして、オリーブオイル少々でしんなりするまで炒めます。
ボールにこのほうれん草とマッシュルーム、パルメザンチーズ大さじ１、トマトソース適量（多めがおいしい）を入れてよく混ぜ、塩、こしょうで味を整え、ざっと６等分にします。
天板に茄子、トマトソース和えを順に重ね、一番上の茄子の上にトマトソースを薄く乗せて２００℃（４００℉）のオーブンに入れ、１０～１５分程焼きます。
全体が十分熱くなったら取り出して薄切りのチーズ（今回はスイスチーズにしましたが、プロヴォローネでもモッツァレラでも何でも）を乗せ、火を消したオーブンに入れて余熱でチーズがとろけるまで温めて出来上りです。
トマトソース少々を敷いた皿に盛り、庭のバジルの葉をあしらいました。
チーズの代わりにサワークリームを乗せても、またはどちらもなしでも、さっぱりとしておいしいです（もともとレストランのオリジナルではチーズもクリームもなしでした）。
トマトソースさえ出来ていればそんなに時間はかかりません。
茄子が大好きな夫が大喜びしてくれました。
そして翌水曜日は、牡蠣は無くなりましたがまだ残っていた漬け汁を和え物に使ってみました。
茄子といんげんの牡蠣オイル和え豆板醤風味です。
皮を虎にむいて電子レンジで加熱した茄子とゆでたさやいんげんを、牡蠣の漬け汁少々と豆板醤、酢、醤油少々を混ぜたドレッシングで和えました。
いつも干しエビを粗く砕いて入れるのを牡蠣オイルで代用したのですが、これも違和感なくおいしかったです。
茄子の他に電子レンジで火を通したエノキやセロリ、生のトマトにかけてもおいしそうだと思いました。
ちなみにこの日はごくごくあっさり目の、サバ塩定食でした。
お椀は「山形芋煮風」で、大根、人参、里芋、こんにゃくときのこ数種をしゃぶしゃぶ用牛肉少々と一緒に煮てお酒少々とお醤油で味をつけたものです（仕上げに葱も入れます）。
さすがに夕飯がこれだけだと寝る前にひもじくなるのですが（；＿；）、すると次の朝、体重計にはちゃあんと成果が…！
よぉし、もうひとがんばり…！と、木曜日はこんなメニューにしてみました。
チキンとキャベツのロシア風煮込みとシーザーサラダ風です。
このサラダにも牡蠣オイルを使ってあります。
シーザードレッシングにはアンチョビとつぶしたにんにくを入れるのですが、その代わりに牡蠣オイルを。
クルトンとパルメザンチーズは省略して、本来はロメインレタスだけのところを、ボストンレタス（サラダ菜）ときゅうりと洋梨のスライスを入れました。
食べてみたらブルーチーズドレッシングそっくりの風味になっていてびっくり。
牡蠣の旨味とブルーチーズの旨味って同種のものだったのですね。
この「ロシア風煮込み」は私が高校時代所属していた「調理同好会」で憶えた一品です。
と言うことは、もう二十数年間（手を替え品を替えながらですが）作り続けている料理ということになります。
オリジナルは確か「キャベツのロシア風煮込み」と言って、ベーコンとトマト、玉ねぎ、キャベツを重ねて鍋に入れ、牛乳少々を注ぎ固形スープを散らして蒸し煮にしたもの、だったと思います。
今回はちょっとアレンジして、鶏肉とトマトの缶詰を使いました。
塩こしょうした鶏もも肉（骨なし）はオリーブオイルをひいたフライパンで色よく焼き、ペーパータオルで脂をふき取り、白ワイン少々をふってアルコールを飛ばします。
別の鍋で玉ねぎの薄切り（１／４～１／２個分）とざく切りにしたキャベツ（これも１／４～１／２個分）をオリーブオイルでさっと炒めます。
ここにチキンとトマトの缶詰一缶（４５０gくらいのもの）を加え、塩こしょうをして３０～４０分、キャベツが好みの柔らかさになるまで煮込んだら出来上りです。
ディル（茎の部分でよい）があれば加えて煮ると風味が良いです。
煮上がったら皿に盛り、サワークリーム少々とディルの葉を添えます。
この日私はチキンは半分だけにしてひたすらキャベツとトマトを食べ、本当はもう少しサワークリームを乗せたかったのですがこれもガマンしました。
その甲斐あって体重は何とかこの三日間で順調に減り続け、目標体重まであと２００g、のところまで漕ぎ着けたのですが、ね…。
金曜日は我が家は「ビールの日」に制定してあるので＾＾、月曜（こちらはマーティン・ルーサー・キング・デーの祝日でした）に夫が焼いてくれたＢＢＱスペアリブとポテトサラダ、その他数種のおつまみを用意して「痩せて来たからこれくらいは…」と盛り上がり。
昨日の土曜日は夫が「近所にレバノン料理の店を見つけたよ。野菜がいっぱいでヘルシーなんだって」と言うので出掛け…。
…確かに野菜や豆を使った料理が色々あっておいしかったけれど…オリーブオイルもふんだんに使ってありまして。
最後に「お店からのサービス」だという中東の甘ーいパイ菓子「バクラヴァ」まで食べてしまったんです（小さかったけど）…。
と言うわけで、今朝の体重測定の結果は…（火を見るよりも明らかですよねー）。
もちろん、見事に立派にリバウンド！（∥￣∇￣°／）／しぇ～っ！
目標は９００g先に遠のいてしまいましたとさ。
…結構塩味が効いていたので、むくんでいるのだと思いたい…。
昔は一日夕飯を軽くすれば簡単に２kgくらい落とせたのに、今は３日ガマンしても５００g減らすのがやっとです。
…そろそろ温かくなって来たから、そのうち代謝も上がって来るサ…。
気を取り直して、また今日から頑張りましょ。
今日の夕飯はマヒマヒ（シイラ、スズキの仲間）です。
今下で夫が作ってくれていますが、ダイエット仕様の軽めのお料理なはずです。
春を通り越して夏日に近い陽気で大寒を迎えた、南カリフォルニアからのダイエット便りでした。
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