今日は先月２８日 の、我が家のサンクスギビングディナーの様子をご紹介します。
感謝祭はクリスマスやイースターと違って宗教色がなく、夫が一番好きで最も張り切るイベントなのですが。
今年も夫と二人だけなので、ぐっと簡略化してしまいまして…。
結局普段の食事とあまり変わらないメニューになってしまいました。
例年通り、メインディッシュは夫の担当で。
鴨胸肉のピスタチオ入りバルサミコグレーズソースです。
鴨にはちょっと軽めのピノ・ノワールを、という銀之丞の好みに合わせて私が選んだのはカリフォルニアはソノマカウンティー、ロシアンリバーヴァレーの2012年もの。
付け合わせはあっさり目に、ゆでたさやインゲン、マッシュルームのソテー、ミニ人参とラディッシュのグラッセが添えられていました。
コクのある、甘酸っぱいソースで食べる鴨も申し分の無い焼き加減でおいしかったのですが、私にとってのこの日の白眉は、お皿の中央の「ポテトと葱のダック・ファット焼き」でした。
ゆでたじゃがいもに葱の小口切りを混ぜてセルクル型に詰め、鴨を焼いた時に出た脂で両面をこんがり焼いてあるのです。
ほくほくして甘いじゃがいもにこんがり焦げた葱の香りも芳ばしくて…。
やっぱり鴨には葱！ですよね。＾＾
サラダとデザートは私が作りました。
フルーツとフェタチーズ入りのサラダです。
サラダ菜とロメインレタス、フェンネルとセロリ、いちじくとザクロを、赤ワインヴィネガーとホワイトバルサミコ酢、オリーブオイルと粒マスタード入りのドレッシングで和えてスライスアーモンドを散らしました。
洋梨は丁度いい小ぶりのものがあったので、姿を楽しめるように輪切りにしてみました。
芯は絞り出し用の口金のオシリの方（って言うのかな）でくり抜いてあります。
そして珍しく、今回はデザート付きなのです。
スパイスの香りいっぱい、しっとりほろほろで、これぞアメリカ～ンな＾＾、パンプキンケーキをディカフのコーヒーと。
このケーキ、もしかしたら見覚えのある方もいらっしゃるかな…？
１０月のパーティー（→「銀ママの滞在・後編—Dinner Party with Two Bettys—」）でお持たせをいただいて、おいしかったのでその後デビーさんにレシピを教えていただいたんです。
缶詰のパンプキンピューレと市販のケーキミックスを使うのであっと言う間にできました。＾＾（英語ですがレシピはこちらです。→「Pumpkin Coffee Cake with Brwon Sugar Glaze - Clever Housewife」）
スパイスはパイ用のミックスが手に入らなかったので、ナツメグとシナモンをレシピよりちょっと控えめに入れました。
そして本当は焼き上がったら全体につまようじで穴を空け、そこにブラウンシュガーで作ったキャラメルソースをたっぷり流し込むのですが、ケーキ自体の甘さで十分に思えたのでこれも省略しました。
泡立てたクリーム（お砂糖なし）を添えると、スパイスの香りとかぼちゃのさらっとした風味と甘さが引き立つんですよね…（この組み合わせ、どこかで食べた事があるような気がしたら、私が大好きなジンジャークッキーの食べ方でした→「アナズジンジャーシンズ」）。
あっさり目なのでついついクリームをたっぷりつけて食べたくなってしまう危険なケーキ…！
さあ、ここにホリデーファットとの決戦の火蓋が切られた！！
この戦い、私達夫婦は今年も負ける事になるのか…？！（もう諦めモード…？）
さて、巷では皆さん、１１月も中旬になるとクリスマスの準備を始められるようですね。
ツリーを飾ったり、クリスマス仕様の食器を出したり、フルーツケーキを作ったり、クリスマスカードを書いたり…を、私はいつも感謝祭が終わってから始めることにしているのですが。
今年は１１月の第４木曜日が月末ぎりぎりだったので、ちょっとスタートが遅れてしまいました。
今週やっと、サロンと呼んでいる（笑）玄関横の部屋にツリーを出して、リースもクリスマス用のに模様替えしました。
ダイニングテーブルのセンターピース（中央じゃなくて端に置いてますが）もこんな感じに。
書きかけのカードが散らかってます…。
トナカイとソリはキャンドルホルダーです。
クリスマスカードはいつもホリデー用のCD（J-POPやアヴェマリア集、ケニーGなどをごっちゃに…）を聴きながら書くのですが、ちょっと急がなくちゃ…。
では、皆様もどうぞよい週末を。
そして、少し早いですが。
素敵なホリデーシーズンをお迎え下さい。
Happy Holidays!
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