１月は寒いです…と言っても南カリフォルニアのこと、最低気温は１０℃前後で最高気温も２０℃を下ることはめったにないのですが…。
それでも、冬場はこんなこってりしたシチューがおいしいです。
こういう煮込み料理はオーブンに入れてしまうと、鍋底が焦げ付くこともないので楽ですね。キッチンとリビングルームがあたたまって、家中いい匂いがして…シアワセ♬（＊＾＾＊）。
４人前としてオックステール、牛の尾１本～１本半分（切り分けてあるもの）はサラダ油を入れたフライパンで全体に焼き色をつけて、煮込み用の鍋に移します。
テールを焼いたフライパンにサラダ油を足してミルポワとつぶしたにんにく一片を薄く色付くまで炒め、ここに小麦粉大さじ２をふり入れて更に炒めます。赤ワインカップ２、トマトジュース小２本、缶詰のトマト３～４個分を加えて沸騰させたらオックステールの鍋に入れ、ひたひたになるまでビーフストックを加えます。
好みでタイム、ローリエを加え、塩こしょうをしてよく混ぜたらふたをして、弱火で煮るか、または１８０℃（３６０°F）のオーブンに入れ、３～４時間、じっくり火を通します。
じゃがいも、カブ、人参、いんげんは塩ゆでし、マッシュルームとしいたけはバターで炒めておきます。小玉ねぎは水にバターとお砂糖大さじ１ずつ、塩少々を入れた小鍋でグラッセにし、最後に少し焦がしてキャラメライズしました。
牛テールが柔らかく煮えたら鍋から取り出して煮汁を濾します。塩こしょうで味を整え野菜と牛テールを入れて温めたら出来上りです。
この日は待ちきれず、３時間程煮たところで食べてしまいましたが（盛りつけのゾンザイさにも空腹さ加減が表れてます＾＾）、本当は４時間は煮込むと、しっとりしたお肉が骨からほろっと外れるくらいになって申し分ないのです。
こういうカタマリ肉の入ったシチューに子供の頃憧れました。そう、アニメ「アルプスの少女ハイジ」で、クララがナイフとフォークでシチューを食べているのを見て以来…（笑）。
オックステールはゼラチン質が多いのでところどころねっとりした食感。とても体が温まります。
たっぷり作ったので翌々日、残りを煮返して食べたらこれが美味しかった…。
サラダはロメインレタスときゅうりに、ブラックビーンズとコーンを混ぜたもの。どんなドレッシングでも合います。この日はごま油とお醤油をちょっと入れたドレッシングだったかな…？
オマケ。
義母がクリスマスプレゼントに贈ってくれたアマリリスの球根が、先週花をつけました。
元旦の時点ではまだひょろひょろのチビ助で、蕾はおろか、葉も殆ど伸びていなかったんですが（トップの写真の部屋の隅に写っています→「エセ仙台雑煮と鴨のロースト赤ワイン醤油漬け」）。
１月にぴったりのめでた色（笑）。お部屋が明るくなりました。
Thank you so very much, Mom!
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