トリック・オア・トリーターとハロウィーンナイト♣ディナー | COCOのおいしい話

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Oven BBQ Chicken, Grilled Potato Wedges, Honey Stew of Kabocha pumpkin & Rasins, and Carrot & Celery Sticks with Blue Cheese Dressing


土曜日に夫と大いに楽しんで作ったハロウィーン用のジャック・オ・ランタン。(この時の様子はこちらの記事に。→「ジャック・オ・ランタンとカボチャの種のロースト」


$COCOのおいしい話-Jo'L、暗闇の中の提灯


これを玄関に飾っておくと「お菓子が用意してあります。トリック・オア・トリーターさん、いらっしゃい!」という意味になるというのですが、さて、その効果の程は…?

当日は玄関にこんな風にお菓子を準備して日暮れを待ちました。


COCOのおいしい話-HalloweenNight、玄関


ところでこの前日、情けないことに、何と玄関のチャイムが壊れて鳴らなくなっていることが判明。

そこで急遽こんな張り紙を…。


COCOのおいしい話-HalloweenNight、PleaseKnock


このカボチャのお面は、ハロウィーン仕様のポッキーに入っていた付録です。こういうのを切り抜くのも久しぶりで、楽しかったです…。

私、相当リキが入っていたように思われるかもしれませんが、私より更に興奮して張り切っていたのが夫の銀之丞。

昔取った杵柄…じゃなくて、昔の血が騒いだのでしょうか?

夕方の5時半過ぎ、私は夕飯の準備をしていました。夫はいつもは2階でテレビを見ているのに、この日は玄関のあたりをうろうろ…。

「誰も来ないなあ…。」まァ、まだ明るいですからね。

「ボク、ちょっとそこまで行って見て来るわ。」エ、何もそこまで…。

3分ほどで戻って来て「通りにも誰もいないよ。まだ明るいからね。」だから言ったのに…。

と言ってる間に、トントントン! ノックの音!

Trick or Treat!?

「Σ(◉◇◉)!!来た~!!」と思わず叫んじゃいました(笑)。

ドアを開けるとお姫様(フェアリーかな?)の格好をした幼稚園くらいの女の子が2人、ハロウィーンキャンディー用のバケツ(紫色で魔女や☆の模様が描いてありました)を提げて、お母さんと一緒に立っていました。

この方はお向かいさんでした。

お母さんに挨拶をしながら女の子達にバスケットを差し出して、「どれがいい…?」

遠慮がちに、1つ取る女の子。

ま、いいわ、いっぱいあげちゃいましょ~と、結局3つ4つも渡してしまいました(*^∇^*;)

せっかくの記念すべき第1番目のトリック・オア・トリーターだったのに、銀之丞はちょうどお手洗いへ立ったところで…。まさかの見逃し!(>艸<)

私もお母さんと話したりしていたので、写真を撮る暇がなかったのが残念でした。皆様にもお見せ出来なくてゴメンナサイ。

その後も思ったほど多くはありませんでしたが、忘れた頃にノックの音が響き、かわいい悪魔やゾンビや人間豹(?)がやって来ました。

でも、子供たちはみんな大急ぎで家々を回るから、結局ちゃんとした写真は撮れずじまいで…。


COCOのおいしい話-HalloweenNight、ネコムスメ


アメリカ版ネコムスメ。ブレブレが、ハロウィーンらしい効果に(笑)。手に持っているのはキャンディーを入れる枕カバーです。

小さい子供はカボチャ型のバケツを持ってたりしましたが、大きなコ達は枕カバーを使うのが通例になっている様子。銀之丞もそうだったと言っていました。どれだけ入るんでしょ…?

結局、8時過ぎくらいまでの間にウチを訪れた子供たちは20人弱くらい、だったでしょうか。

しかも面白いことに、これが全員女の子だったんです。男のコ、どこへ行った?(「大奥」現象か?!)

仮装のお化粧のせいか、「子供」というよりは中学生くらいに見えたので、思わず「聞いてもいいかな? あなたたち、いくつ?」と尋ねたら「I'm twelve!

今の12歳は大きいんですねえ。14、5歳くらいかと思いました。

「トリック・オア・トリート」が出来るのは、グレードスクール、小学生が上限だろう、と夫はいいますが…。

昔サンフランシスコで学生をしていた頃、私より大きい、どう若く見積もっても中学生くらいの、アメフト用のヘルメットとプロテクター(…って、仮装って言えるのかなあ?)を着けた男の子2人が、やはり枕カバーを手にやって来たことがありました。カサ高いし、10時を過ぎていたのでちょっとビビったものです…。

今回も、年齢が上になる程あまり大掛かりな仮装はしなくなるらしくて、ヒョウ柄の入ったTシャツに耳の形のカチューシャをつけて、鼻のアタマを黒く塗り、ヒゲを描いて…という子が多かったですね。


COCOのおいしい話-豹柄のコ


さて、こちらは子供たちにキャンディーをあげる合間に食べた、ウチのハロウィーン・ナイトの夕御飯です。

テーマは「アメリカン&パンプキン」(?) 手軽に出来るものにしました。


COCOのおいしい話-HalloweenNight、ディナー


BBQ風チキン
カボチャとレーズンのハチミツ煮
ポテトウェッジのグリル
にんじんとセロリのスティック、ブルーチーズドレッシング添え


アメリカらしいもの…と言って思いつくのはやはりBBQ。「風」というのはオーブンで焼いたからです。

COCOのおいしい話-HalloweenNight、チキンアップ


チキンには塩こしょうとカレー粉少々、メキシカンのチリソースをもみ込んで30分くらい置いておきます。

これを425℉(=220℃)のオーブンで30~40分くらい焼きます。途中で一度返します。最後にお好みのBBQソースを塗って、少し乾かす程度に焼いて出来上りです。

ハチミツ煮はカボチャを大きめのさいの目に切ってバターで炒め、ハチミツを回しかけて混ぜたら頭が出る程度の水と塩少々、レーズンを加えて柔らかくなるまで煮たものです。

普段ならお砂糖を使うのですが、先日、kuku81さんのブログで(→「秋鮭とシメジの炊き込みご飯」)「さつまいもの蜂蜜レモン風味」(オリジナルはオレンジペコさんのブログだそうです)を拝見して以来、「ハチミツで煮物」にあこがれていたのでこの日はハチミツで。レーズンが甘酸っぱいのでレモンはなしにしてみました。

kuku81さん、素敵なアイディアをありがとうございました。無断でごめんなさい。感謝です。←まねっこ(^∇^)


COCOのおいしい話-HalloweenNight、かぼちゃアップ


火を通してプックリ、中がとろりなったレーズン、好きなんです。ブレッドプディングに入ったヤツとか…。

じゃがいもは皮つきのまま切ってオリーブオイルと塩をまぶし、375℉(=190℃)のオーブンで焼きました。

カボチャの容器に入った野菜スティックは2人分。これもアメリカンの定番です…。


何人くらい来るのか見当がつかなくて後半ケチったので、結局キャンディーは半分くらい残ってしまいました。こんなことならひとつかみくらいずつあげればよかった…。

でも足りなくなって「トリック」されるよりはよかったかナ(生卵を家の壁にぶつける、というのが定番らしいです)。ウチの「永遠の男の子」(^艸^)がそのうち食べてくれるでしょうし…。

今年はランタン作りにトライしたので、「来年は仮装してみようか」と銀之丞。(!)

「ボクがナポレオンになるから、COCOはジョゼフィーヌになればいいよ。」

あの時代のドレスには、女子なら一度は袖を通してみたいものだけど…。なぜ、ナポレオン?

どうせなら自分の生首を持ったルイ16世とマリー・アントワネットがいいんじゃない?

こうなったら、来年はハリウッドのパレードにデビューかな!?…と夢は…いえ、ハロウィーンだけに悪夢が、広がります。(ウソです。)

ともあれ、とっても楽しいハロウィーンの夜だったのでした。ハロウィン






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