
これはあまりいいお魚が手に入らなかったミネソタ時代に、よく作ったお料理です。
あの州は湖はいっぱいあるのですが(別名10000の湖の州)海がなく、人はあまり魚を食べないようです。専門店に行っても、種類も鮮度も今ひとつ。普通のスーパーでいつもおいしいのは鮭くらいでした。
青い魚、サバ等も生の物は殆ど見た事がありませんでした。毎週行く中国系のマーケットで、冷凍になっている半身のサバを買って来ては塩焼きや味噌煮を作り、「サンマを食べたつもり」「イワシを食べたつもり」になっていました…。(;_;)語るもナミダでございます…。
その冷凍のサバでもおいしく食べられたのがこのトマトソースのスパゲティです。

2人分として大きめのサバの半身を一枚。サバは解凍したらよく水気をふいて骨を除き、軽く塩、こしょうをして1.5cm~2cm幅に切ります。
これに小麦粉をまぶし、オリーブオイルを多めにいれたフライパンで、全面が軽く色づくように焼きます。
ペーパータオルなどに取って余分な油を切り、温めて味をととのえたトマトソースに入れて軽く混ぜます。好みで種を取って半割にしたオリーブ(5~7個分くらい)か、ケイパーを入れるとおいしいです。
サバの他に、タラやオヒョウ(Halibut)でもよく作りました。
ひよこ豆のサラダは、ア・ラ・ベティ。

ベティさんとは、銀之丞の母親です。
彼女が使うのはブラックビーンズですが、セロリ、紫玉ねぎ、コーン、パセリは彼女お得意の組み合わせです。彼女のサラダを食べて、私は豆のサラダのおいしさを知りました。
ドレッシングにお砂糖を入れて、ちょっと甘くするのも彼女風。
でも、銀之丞に「今日のサラダはア・ラ・ベティよ。」と言って出したところ、一口食べて首をかしげ、「MOMの味じゃないよ、いつものCOCOの味だよ。」
いえ、文句を言われたわけではないんです。これはこれでおいしい、と言ってましたけど…。
ベティさんほどお砂糖を入れなかったのと、あとはお酢の違いでしょう。義母が使うのはワインビネガーだったと思います。私は米酢を使いましたから。
ワインビネガー、赤だったか白だったか…? 今度聞こう。
モッツァレラチーズ入りミートボールスパゲティの記事で紹介した、トマトソースの作り方はこちらです。
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