夜が明けると入学式。
むすっこ、小学校へ行くの巻き。
なんだが!
お友達が1人もいないコトに、
小さな胸を膨大な不安で満タンにしている。
『なんで、こんなところに、引っ越してきたん?』
『あ!引っ越し前の家でも、友達は、おらんで』
『あー。ドキドキする』
『せやな。ドキドキするわな。』
『あー。1人だけでも、友達が居てたらなー。』
『ほんまやなー。』
『せやけど、あんたは、大丈夫や。』
私に抱きつきながら、
不安をぶつけてくる。
そんな会話をしながら、
背中に円を書くようにさする。
『大丈夫のエネルギーを入れといたるからな。』
『大丈夫や!自分でも、ココロの中で
大丈夫や!って繰り返し言うねんで』
ありったけの不安をぶつけられるたびに、切なくなる。
今更ながら、
お友達が居てる校区に引っ越そうかしら。
とまで思ってしまう。
大丈夫やねんって!
大丈夫やねん!
私の楽天さをわけてやりたい。
そんな私も不安ガリータ。
よく似ているある。
切なすぎる。
代わってやられへんし。
私がランドセル背負ってたら、
捕まるわ!
もー!私が泣きそうになるわっ!
大丈夫やねんって!
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